米田城(よねだじょう)とは、現在の岐阜県加茂郡川辺町福島にかつて存在した日本の城である。
室町時代後期の永正2年(1505年)3月、肥田忠政が権現山に築城した福島城を前身とする。忠政の子で同じく忠政(別名は肥田軌休)の時代である永禄3年(1560年)8月に加茂山に移築されたという。
その後、肥田氏は織田信長の支配下に入るが、天正10年(1582年)6月の本能寺の変で信長とその嫡子・織田信忠が死去すると美濃国は騒乱状態となり、これにより天正壬午の乱で信濃国から引き揚げてきた森長可に肥田城を攻められて落城し、廃城となった。