渋谷駅線路切り替え工事による臨時ダイヤ (2018年・2020年)

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本項目では、2018年5月26日 - 5月27日6月2日 - 6月3日2020年5月30日 - 5月31日に行われた渋谷駅の線路切り替え工事に伴う山手貨物線運休に伴う臨時ダイヤについて述べる。

概要[編集]

工事期間中、山手貨物線を走行する埼京線湘南新宿ライン成田エクスプレスは一部区間で運転を取りやめた。運休区間内の各駅へは並行する山手線に乗車するよう案内された。

埼京線・りんかい線・相鉄線直通[編集]

埼京線新宿駅 - 大崎駅間の運転を取りやめ、大宮駅方面からの列車はすべて新宿駅止まりとなった。

りんかい線は埼京線への直通運転を中止し、新木場駅方面からの列車はすべて大崎駅止まりとなった。

2019年に運転が開始された相鉄線直通列車についても埼京線への直通運転を中止し、相鉄線からの列車はすべて大崎駅止まりとなった。

湘南新宿ライン[編集]

湘南新宿ライン新宿駅 - 大崎駅間の運転を取りやめ、宇都宮線・高崎線からの列車はすべて新宿駅止まり、東海道線・横須賀線からの列車はすべて大崎駅止まりとなった。

ただし、2020年の工事時には東海道線直通の湘南新宿ラインが全区間で運休し、代替として東海道線の増発(後述)が行われた。これは、2018年の工事時と比較して新たに相鉄線直通列車の折り返しが必要となり、大崎駅の折り返し能力が限界に達したためだと考えられる。

なお、大崎駅ではりんかい線が5・6番線、湘南新宿ラインと相鉄線直通列車が7・8番線を使用し、それぞれ折り返しを行った。

東海道線[編集]

東海道線は2019年の工事時にはダイヤの変更は行われなかったが、2020年の工事時は小田原駅 - 品川駅間で増発が行われた。通常は戸塚駅以北で湘南新宿ラインに乗り入れる列車を品川駅方面に振り向けた形であり、「快速アクティー品川行き」(湘南新宿ライン特別快速の代替)などのレア行先も注目を集めた。品川駅では8番線で折り返しが行われた。

特急列車[編集]

成田エクスプレスは、品川駅から新宿駅方面に直通する列車を区間運休し、新宿行き・池袋行き・大宮行き(現在は存在せず)・高尾行き(同上)を東京行きや品川行きに変更。横浜駅方面へ直通する列車については通常通り運転した。

スーパービュー踊り子(2018年)については、新宿駅・池袋駅発着の列車を東京駅発着に変更。武蔵小杉駅では「特急東京行き」がレア行先として注目を集めた。

踊り子サフィール踊り子(2020年)については、新宿駅・池袋駅発着の列車を東京駅発着に変更。2018年とは異なり武蔵小杉駅には停車せず、川崎駅を通過する経路で運転された。

新宿駅以北で山手貨物線を走行する特急列車(日光 (列車)きぬがわ・スペーシアきぬがわ)については通常通り運転を行った。

また、成田エクスプレス 品川行きは定期設定されてないためレアだが大崎行きや快速アクティー品川行きが注目されすぎてあまり注目されなかった。

山手線[編集]

運休区間の代替列車となる山手線は通常運転を実施。一部時間帯で増発および時刻の変更が行われた。

2020年はコロナによる外出自粛で混雑はあまり見受けられなかったが2018年は山手線に混雑が集中した。

関連項目[編集]