東アフリカ共同体
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東アフリカ共同体(ひがしアフリカきょうどうたい、East African Community)とは、東アフリカを中心に地域的統合を目指している組織である。通称EAC。タンザニアのアルーシャに本部が設置されている。
概要[編集]
1999年11月30日、ケニア、タンザニア、ウガンダの三か国が、東アフリカ共同体創設のための条約(Treaty for the Establishment of the East African Community)が調印されて、設立される。
2007年7月1日にはルワンダ、ブルンジが加盟して、計5カ国になった。
大臣会議、東アフリカ議会 、東アフリカ司法裁判所といった、立法・行政・司法機関を有しており、欧州連合(EU)のような連邦政府体制を目指している。
2005年に、関税同盟が発足し、域内の関税が段階的に撤廃される。2007年12月には、欧州連合との間で経済連携協定を締結。2010年には、域内関税の撤廃、対外共通関税の導入、域内共通の原産地規則の導入をしている。
2016年9月5日に南スーダンが加盟。2022年7月22日にコンゴ民主共和国が加盟。
組織[編集]
- 5ヶ国首脳会議 - Summit
- 事務局 - Secretariat
- 大臣会議 - Council of Ministers(行政機関)
- 東アフリカ議会 - East African Legislative Assembly(立法機関)
- 東アフリカ裁判所 - East African Court of Justice(司法機関)
加盟国[編集]
外部リンク[編集]
- East African Community - 公式サイト(英語)。