形原藩
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形原藩(かたのはらはん/かたはらはん)は、江戸時代初期のわずかな期間だけ三河国に存在した藩である。藩主家は譜代大名の形原松平氏。石高は1万石。藩庁は形原城。現在の愛知県蒲郡市に存在していた。
概要[編集]
徳川家康が関東に入った際、家臣の松平家信は上総国五井に5000石を与えられていた。慶長6年(1601年)、家信は家康の命令により旧領の形原に5000石で戻された。
元和4年(1618年)、家信は徳川秀忠より安房国内に5000石を加増され、合計1万石の大名に昇格して形原藩を立藩した。元和5年(1619年)、家信は秀忠の命令で摂津国高槻藩2万石に加増移封となり、形原藩は廃藩となった。
歴代藩主[編集]
- 松平(形原)家
譜代。1万石。
- 家信(いえのぶ)