平成の日本車

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平成の日本車(へいせいのにほんしゃ)では、平成元年〜31年(1989年1月8日から2019年4月30日)までに日本国内で起こった日本車の出来事を時系列順にまとめる。

日本車の定義[編集]

日本国に本社を置く自動車メーカー全て(レクサスは2005年から、インフィニティはQ50のみ)

平成元年(1989年)[編集]

1月(8日〜)[編集]

    • 3代目スズキ・アルトに直列3気筒SOHC 12バルブエンジンを搭載するグレード「エポP2」が追加される。
  • 1月15日
  • 1月23日
    • 日産・ブルーバード U12型から30周年記念車が販売される。ベースは4ドアハードトップ「SSS アテーサ」、「ツインカム SSS-XⅡ」と、4ドアセダン「XE サルーンF」。専用キー、エンブレムなどが追加された。
    • 日産・ブルーバード U12型がタクシー仕様車を除く全グレードのオートマ車にシフトロック機構を追加。

2月[編集]

    • 1989年シカゴモーターショーでホンダがのちのNSXとなるNS-Xプロトタイプを発表。また、マツダがのちのロードスターとなるV705プロトタイプを発表した。
  • 2月1日
  • 2月27日
    • マツダ・ファミリアがモデルチェンジし、7代目BG型が発売。GT-Xには1.8L 直4DOHCターボエンジンを搭載し、歴代ファミリアで初めてリッター100馬力を達成した。

3月[編集]

4月[編集]

    • アルトに吸収統合され、スズキ・フロンテが販売終了。わずか6ヶ月の少数生産にとどまり、27年間の歴史に終止符を打った。
  • 4月1日
    • S13型シルビアの姉妹車として、3ドアハッチバッククーペモデルの日産・180SXが販売開始される。リトラクタブル・ヘッドライトや空力性能の高いハッチバックのボディなど、シルビアよりもスポーツ志向が強く、5ナンバーサイズのコンパクトなFR車であることから走り屋ドリ車としても使われやすかったクルマで、暴走行為を中心とした平成初期の日本社会に大きく影響を与えた一台である。
    • マツダ・ファミリアの先代型5ドアハッチバック・マツダ・エチュードの後継モデルとしてマツダ・ファミリアアスティナが発売開始。
  • 4月20日
    • 初代ホンダ・クイントインテグラがモデルチェンジし、クイントの名称が外され2代目DA型インテグラが発売開始。B16A型 直列4気筒DOHCエンジンを最上級グレード「XSi」に搭載し、初めてVTEC機構を採用した車種でもある。

5月[編集]

    • 6代目トヨタ・カローラ系列車がマイナーチェンジ。カローラはガソリンエンジン全モデルがインジェクション化、カローラレビンはパワーウィンドウ全車装備やGTVグレードなどのカタログ落ち、カローラワゴンは5A-FEエンジンモデルが廃止、カローラFXは全車DOHC16バルブ化と、グレードやパワートレイン関係の変更点が多くみられた。
    • スズキ・アルト ワークスに特別仕様車「ターボS/X」「ターボS/R」が追加される。
  • 5月22日

6月[編集]

7月[編集]

    • スズキ・アルト バンに「Pe」グレードが追加される。同時にセダンの「Lf-S」グレードをベースに、生産台数200万台突破記念の特別仕様車「2M-V」、「2M-S」が追加される。
  • 7月10日

8月[編集]

8月から販売開始のFC3SアンフィニⅢモデル、高橋涼介仕様プラモデル
8月21日から販売開始した日産・スカイラインGT-R BNR32
    • マツダ・サバンナRX-7 FC3S型から、限定モデルのアンフィニⅢが発売される。排気効率の改善によってアンフィニⅡモデルから10馬力向上し、215馬力という高出力を叩き出した。走り屋を題材とした漫画『頭文字D』の主要人物、高橋涼介はこのアンフィニⅢが愛車である。
    • トヨタ・スープラ A70型の1G-GTEツインターボ仕様車がワイドボディ化、7M-GTEUターボ仕様車の諸機能を省略した廉価グレード「3.0GTターボS」が追加された。
    • 3代目日産・マキシマに、スポーティグレードとして「SE」が追加される。足回りやボディの強化などが行われた。
  • 8月21日
    • 日産・スカイラインR32型からGTS-4グレードが販売開始される。
    • 日産・スカイラインR32型からGT-Rグレードが販売開始され、16年ぶりにスカイラインGT-Rのモデルが復活した。エンジンは新開発の2.6L直列6気筒DOHCツインターボ、RB26DETTを搭載する。

9月[編集]

  • 9月1日
    • プロトタイプ発表から約7ヶ月後、マツダがユーノス店からNA6CE型ロードスターを発売。
  • 9月13日
    • ホンダ・アコードがフルモデルチェンジし、4代目アコードが販売開始される。初代デビューからのラインナップだった3ドアハッチバック(3代目エアロデッキも含む)が廃止された。なお、販売店はプリモ店から外されてクリオ店の専売車種となる。
    • クリオ店の専売車種となったアコードの姉妹車種として、4ドアハードトップのホンダ・アスコットが販売開始される。プリモ店の専売車種となった。
  • 9月22日
    • 4代目 EF型ホンダ・シビックがマイナーチェンジ。エクステリア面では若干のボディ剛性アップ、インテリア面ではメーターボックスの拡大が行われた。
    • また、マイナーチェンジが行われたEF型シビックとホンダ・CR-Xに、B16A型 直4DOHC VTECエンジンを搭載したグレード「SiR」が追加された。このSiRグレードが影響し走り屋に対する知名度が上がったシビックは通称「EF9」と呼ばれ、大阪環状線を暴走する環状族などのマシンとして手荒く扱われやすかった。走り屋の全盛期から世紀が変わった今でも、EF9で暴れる環状族は多い。

10月[編集]

11月[編集]

    • スズキ・アルト バン「Pe」とセダン「Pe-S」をベースに、エアコンやフォグランプなどのついた特別仕様車「ビームR」、「ビームR-S」が追加される。
  • 11月21日
    • 3代目ホンダ・プレリュードの固定式ヘッドライトモデルとして、ホンダ・プレリュードインクスが販売開始される。リトラクタブルヘッドライトを搭載するスポーティなプレリュードとは逆に、固定式ヘッドライトを搭載するインクスはラグジュアリー志向が強めの上品なクーペに仕上がっている。

12月[編集]

    • 日産・パオが生産終了。
  • 12月19日
    • トヨタ・スターレットがフルモデルチェンジ。後に史上最大のヒットを記録することとなる、80系スターレットがデビュー

平成二年(1990年)[編集]

1月[編集]

2月[編集]

3月[編集]

4月[編集]

5月[編集]

6月[編集]

7月[編集]

8月[編集]

9月[編集]

10月[編集]

11月[編集]

12月[編集]