第2回エンペディア大賞」が2月いっぱい開催中です。2024年に作成された記事の中から、お気に入りの記事に投票しましょう!

スズキ・アルト

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
記事をシェア:
X(旧Twitter)にシェアする
Threadsにシェアする
Facebookにシェアする
はてなブックマークにシェアする
LINEにシェアする
ナビゲーションに移動 検索に移動

アルトとはスズキが生産している軽自動車である。1979年の登場以来40年以上にわたって生産されている息の長い軽自動車であり、同社を代表する軽自動車の一つでもある。

タイヤ外径は531mmで、ノーマルサイズよりさらに小さいため。同じ一回転で進む距離は短く、エンジンの回転域が高速寄りでも加速性能や動力性能は比較的低い。着座位置と荷物室の床とダッシュボード及びボンネットの高さは比較的低く、低重心で、視界がよく見え、快適性である。ボディが軽自動車なので、住宅街や商店街といった狭い場所でも運転がしやすく、街中での取り回しも優れている。2列目シートではどれか1つを畳むことで、広い荷物室を確保し、後席も十分なスペースが確保されている。

概要[編集]

1970年代当時、税制で有利になる軽貨物車[注 1]として1979年に登場したのが初代アルトである。初代アルトはフロンテと基本構造が同じであるが3ドアハッチバックであり、貨物車としての荷室を確保するため著しく後席の乗り心地は悪くなっていたものの、開発費の削減や2stエンジンの採用などコストダウンを刊行した結果47万円(当時)という圧倒的低価格を実現した。

その結果、初代アルトはその低価格さと実用性から大ヒットとなり、他車も追随して同様の自動車をリリースするなど軽ボンネットバンというジャンルを確立するきっかけとなった車である。なお、この動きを国税庁が見逃すはずはなく、売れ筋と分かったらシュバってきて4人乗りの軽ライトバンに5.5%の物品税を課税するようにした。が、メーカー側は逆手にとって完全2人乗りの軽ボンネットバンを出すこともあった[注 2]

1984年に発売された2代目においては初めてアルトワークスが設定。当初は78馬力の予定であったが、今度は運輸省に目を付けられしぶしぶ64馬力にデチューンしたうえで形式認定を受ける。軽自動車における64馬力上限の由来である。

1988年に販売された3代目はフルゴネットスタイルのアルトハッスルが設定される。アルトワークスも強化され、1992年のワークスRはクロスレシオミッションに専用タービンとECUの設定、軽量化のために簡素化された内装と後部座席など、完全にチューニングベース、ラリーカーベースとしての用途を前提としたものであった。

1993年には同社のスズキ・ワゴンRが大ヒット。またもや軽トールワゴンという新しいジャンルを作り上げ、軽自動車の主流がそちらに移ることになってしまう。翌年に発売された4代目のアルトは先代のようにバリエーションが多くなく、通常の3ドア・5ドアハッチバックとホットモデルのワークスだけである。

1998年に発売された5代目アルトは安全装備の充実や内装の質感向上など、正常進化を遂げたモデルである。2000年にはアルトワークスが廃止になるものの。すべてのエンジンをDOHC化するなど基本性能が底上げされた。また、この代からマツダへOEMモデルとして供給が始まっており、マツダにおいてはマツダ・キャロルとして販売されている。

2014年に発売された8代目アルトはターボRSというモデルが設定され、14年ぶりにターボ搭載モデルが復活となった。また、同年にはアルトワークスも設定され、往年のホットハッチモデルが復活することになった(ターボRSは2018年に消滅)。なお、2021年に発売された9代目アルトで再びワークスが消滅することになる。

スペック:6代目[編集]

  • 販売期間=2004年〜2009年
  • 年式=?年?月式
  • 車種名・正式名=
  • 型式、車台番号=DBA-HA24S
  • グレード=E
  • 全長=3395mm
  • 全幅=1475mm
  • 全高=1500mm
  • ホイールベース=2360mm
  • 室内長=1840mm
  • 室内幅=1260mm
  • 室内高=1230mm
  • ナンバープレートの分類番号=黄色
  • トランスミッション及び足踏みペダル、シフト=3AT
  • 駆動方式=FF
  • シャーシ(フレーム)の構造=
  • 車種=軽自動車
  • ボディタイプ=軽自動車
  • タイヤサイズ=「155/65R13、タイヤ外径531mm」
  • ドア数=5ドア
  • シート列数、シート数=2列シート
  • 乗車定員=4名
  • 最低地上高=
  • 最小回転半径=4.1m
  • バックドアの開閉=跳ね上げ式
  • バックドア開けると、全長が「+55mm」加わる
  • スペアタイヤ=無し
  • 車両重量=730kg
  • エンジン型式=K6A
  • エンジンの種類=直3
  • 排気量(総排気量)=658cc
  • パワーユニット(エンジン容量)=約?L、?L、略:?
  • 燃料(使用燃料)=レギュラーガソリン
  • チェンジレバー=P,R,N,D,2,L。オーバードライブスイッチは無い。
  • エンジンブレーキの機能=チェンジレバーの「2,L」
  • バック音及びライト消し忘れ警告音の音高の周波数=約2004Hz
  • ハンドル直径=?cm
  • ハンドルの太さ(厚さ)=?cm
  • ハンドル位置=右
  • フューエルリッドの位置=左
  • フューエルリッドのふたの最長の長さ=縦:14cm、横:18.6cm
  • スピードメーターのカウント(スピードリミッター)=140km/h
  • タコメーターのカウント=未対応?非公開?
  • メーターの数字の文字の角度=水平向き、横向き、横書き
  • トリップメーターの走行距離表示の桁数=?桁
  • メーターの位置=運転席正面
  • 燃料タンク容量=30L
  • 平均燃費=約21.0km/L(?)
  • 航続距離(1回満タン走行距離)=約630km(?)
  • ブレーキの機能=ABSはオプション
  • ボンネットの縦の長さ=53cm
  • 地面からボンネットまでの最高の高さ=92cm
  • 室内の床からダッシュボードまでの最高の高さ(床マット無し、運転席の正面のみの最高の高さ)=メーターのみ79cm
  • 室内の床から運転席の椅子の底部までの最高の高さ(床マット無し、椅子の中央部?)=32cm
  • フロントガラスの色=全体が無彩色、無色透明
  • フロントガラスの広さ=横:113.5cm(下)、101.5cm(上)、縦(ガラスに沿った場合):61.7cm
  • リアガラス(バックドアのガラス)の広さ=縦:41cm、横:99.5cm
  • フロントフェンダーの最長=縦:58.1cm、横:63.6cm
  • リアフェンダーの最長=縦:?cm、横:?cm
  • アクセルペダル=縦:9.9cm、横:3.9cm
  • ブレーキペダル=縦:5.9cm、横:10.3cm
  • パーキングブレーキの位置=レバー式(サイドブレーキ)
  • 内蔵ルームミラーの最長の広さ=縦:5.5cm、横:22cm
  • ルームミラーの設置場所=天井から吊り下げ
  • 燃料残量警告灯の色=?、色相の角度:?°
  • メーターの各ランプの色、各表示灯、各警告灯の色=「色数:?」/「色相の角度:?°…?」

●色相225°(真っ青)=ハイビーム表示灯」「色相70.5°(明るい黄緑)=右左折表示灯、チェンジレバー表示灯のR以外『P,N,D,2,L』」「色相42°(黄みがかった橙)=ABS警告灯、エンジン警告灯、パワーステアリング警告灯」「色相40.5°(黄みの橙)=チェンジレバー表示灯の『R』のみ」「●色相0°(赤)…充電警告灯、ブレーキ警告灯、油圧警告灯、SRSエアバッグ警告灯、シートベルト非装備警告灯、」

  • メーターライト発光式=透過照明式メーター
  • カーオーディオ、エアコンスイッチ、チェンジレバーも透過証明式
  • 透過照明式の色=「メーターライト…白」、「カーオーディオ、エアコンスイッチ、チェンジレバー…色相33°(オレンジ色)」、「メーターの針=色相348°」
  • テールランプ=
  • ヘッドランプ=
  • チルトステアリング機能=無し
  • エンジンスイッチ(エンジンスターター)=シリンダー式
  • 生産国=日本、日本発売モデル
  • カーオーディオスペース外径=縦:10.3cm、横:17.6cm
カーオーディオ専用機器\スペック オーディオCDドライブ対応メディア オーディオCDドライブ対応ファイル形式 巻戻し(早戻し)/早送り 音量
CL54M0 CD-R、CD-RW。CD-RW=読み取りにくかった。途中で音飛び、エラーが起きる。原因はカーオーディオディスクドライブの劣化? MP3、WMA 0~33。34段階。0が無音。
その他 CD-R、CD-RW MP3

外部リンク[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 当時は消費税こそなかったものの、似たような物品税が存在しており、軽乗用車は15.5%、軽貨物車は非課税であった
  2. 業務車両として普及していた軽トラックにも影響を与えかねないため、さすがにここまで課税するほど愚かではなかったらしい