ドッカンターボ
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「これだ…この突然ドカンとくるのがたまらないのさ!」— 秋山渉(頭文字D)
ドッカンターボとは、ターボチャージャーの内、最初は効きが弱く、エンジン回転数が上がってきたときに、急激に利き始めるという癖の強い特性を持つターボチャージャーのことである。
概要[編集]
より大きな過給圧をかけるため、エンジンの排気量に対して大きなターボチャージャーを装着したときに発生しやすい。 過給が開始される回転数までは同エンジンのNAモデルより加速が鈍ることも普通であるが、いったん過給が開始されればシートに押し付けられるような加速感を味わうことができる。
対策[編集]
かつては低回転域用のターボと高回転用のターボを使うシーケンシャルツインターボが用いられていたが、現在ではターボ一つで低域から過給できるツインスクロールターボが用いられることが多い。
モータースポーツにおいて[編集]
コーナーを考慮する必要のないドラッグレースなどではこの特性をさらに強めたターボが使用されることがある。