兵庫県第9区
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兵庫県第9区(ひょうごけんだいきゅうく)は、衆議院の選挙区の一つである。
地理[編集]
明石市、および淡路島(淡路市、洲本市、南あわじ市)から構成される。周辺の小選挙区は以下の通り。
海上では他に、大阪府第19区、和歌山県第2区、徳島県第1区、香川県第1区、兵庫県第12区とも接している。
1993年以前の中選挙区制では、淡路島が兵庫2区に、明石市が兵庫3区に所属していた。
区内の鉄道路線・駅[編集]
情勢[編集]
小選挙区施行時、淡路島出身の現職議員、原健三郎と宮本一三が本選挙区となった。1996年は宮本が当選、原は比例復活したものの、衆議院史上2人目となる20回目の当選を小選挙区で果たせなかった。その後原は引退、孫に近い世代の西村康稔が後継者となった。2000年は宮本が当選したものの、2003年に西村が初当選、以降8期連続議席を守っている。2024年も、裏金問題で自民党の公認を得られなかったにも関わらず、当選した。
以降、西村が自民党内での地位を向上させていくが、一方で本選挙区内の淡路島に、パソナがリゾート施設を多数建設した。パソナの施設は、奇しくも、西村の前任、原健三郎の出身地である旧北淡町に多くが集中している。[1]
選挙結果[編集]
ここで、主要候補の選挙結果を以下の表に示す。ここでは「当選者、次点落選者、比例復活者、前職」のいずれかを主要候補と定義する。
オレンジ色は小選挙区当選者を、ピンク色は比例復活当選を示す。
選挙名 | 年 | 主要候補 | ||
---|---|---|---|---|
中選挙区時代 | 旧2区 | 旧2区 | ||
第41回衆議院議員総選挙 | 1996年 | 宮本一三 (新進党) |
原健三郎 (自由民主党) | |
第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 | 宮本一三 (自由民主党) |
西村康稔 (無所属) | |
第43回衆議院議員総選挙 | 2003年 | 宮本一三 (自由民主党) |
西村康稔 (無所属) | |
第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 | 畠中光成 (民主党) |
西村康稔 (自由民主党) | |
第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 | 宮本一三 (国民新党) |
西村康稔 (自由民主党) | |
第46回衆議院議員総選挙 | 2012年 | 浜本宏 (民主党) |
谷俊二 (日本維新の会) |
西村康稔 (自由民主党) |
第47回衆議院議員総選挙 | 2014年 | 新町美千代 (日本共産党) |
西村康稔 (自由民主党) | |
第48回衆議院議員総選挙 | 2017年 | 川戸康嗣 (希望の党) |
西村康稔 (自由民主党) | |
第49回衆議院議員総選挙 | 2021年 | 福原由加利 (日本共産党) |
西村康稔 (自由民主党) | |
第50回衆議院議員総選挙 | 2024年 | 橋本慧悟 (立憲民主党) |
西村康稔 (無所属) |
参考文献[編集]
- ↑ 単に事実を並べているだけで、関係があるとか無いとか、そういうことは述べていないので注意。