ジュニアカップ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ジュニアカップ
開催国日本国旗.png日本
主催者日本中央競馬会
競馬場中山競馬場
2021年の情報
距離芝1600m
格付けL
賞金1着賞金2000万円
出走条件サラブレッド系3歳(国際)(特指)
負担重量別定戦

ジュニアカップJunior Cap)は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する競馬の競走である。レース名は英語で「年少者、息子」を意味する「ジュニア」が由来となっている。

概要[編集]

当競走は明け3歳となって最初のオープンクラスの競走として施行されている。

1998年までは2000mで施行されており、当時の勝ち馬は後に中長距離路線で活躍した馬が多かった。

1999年より京成杯と施行条件が入れ替わる形で距離が短縮され1600mとなり、以降の勝ち馬はマイル及び短距離路線で活躍する馬が多い。

出走資格は、サラ系3歳のJRA所属の牝馬の競走馬(外国産馬含む)及びJRAに認定された地方所属の競走馬。

斤量は牡馬56キロ、牝馬54キロを基本とし、更に収得賞金額が1,200万円毎に1キロの負担が課せられるよう定められている。

歴史[編集]

  • 1985年 - それまでの800万下条件特別戦だったジュニアカップを中山競馬場、芝2000mのオープン特別で施行。
  • 1996年 - 福島競馬場の改修工事による振替開催により東京競馬場のダート1600mで施行される。
  • 1999年 - 距離が2000mから1600mに変更される。
  • 2000年 - 施行時期が1月第1週目に移行される。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳」から「3歳」に変更される。
  • 2002年 - 東京競馬場の改修工事による振替開催により東京競馬場で施行される。

歴代優勝馬[編集]

  • 1985年以降
施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師
1985年1月19日 ミラーシロー 牡3 2:04.7 佐藤照雄 田中和夫
1986年1月18日 サクラトモエオー 牡3 2:04.3 柴田政人 内藤一雄
1987年1月24日 トチノルーラー 牡3 2:04.4 蛯沢誠治 栗田博憲
1988年1月23日 モガミナイン 牡3 2:03.7 安田富男 古山良司
1989年1月21日 バリエンテー 牡3 2:06.8 加藤和宏 二本柳俊一
1990年1月20日 メジロライアン 牡3 2:04.6 横山典弘 奥平真治
1991年1月19日 カネハボマイ 牡3 2:02.5 横山典弘 阿部新生
1992年1月25日 タケデンジュニア 牡3 2:04.0 蛯沢誠治 秋山史郎
1993年1月23日 ドージマムテキ 牡3 2:02.9 小谷内秀夫 戸山為夫
1994年1月22日 エアチャリオット 牡3 2:03.0 横山典弘 伊藤正徳
1995年1月21日 ホッカイルソー 牡3 2:04.7 蛯名正義 田中清隆
1996年1月20日 イシノサンデー 牡3 1:38.9 四位洋文 山内研二
1997年1月18日 サニーブライアン 牡3 2:03.7 大西直宏 中尾銑治
1998年1月25日 セイウンスカイ 牡3 2:03.5 徳吉孝士 保田一隆
1999年1月24日 グラスグラード 牡3 1:35.9 蛯名正義 尾形充弘
2000年1月6日 トーヨーデヘア 牡3 1:36.7 M.ロバーツ 萩原清
2001年1月6日 ニシノコマンド 牡3 1:36.0 柴田善臣 石毛善彦
2002年1月7日 サンヴァレー 牡3 1:35.0 田中剛 岩元市三
2003年1月5日 ニシノシタン 牡3 1:35.6 吉田豊 浅野洋一
2004年1月5日 マイネルゼスト 牡3 1:34.8 吉田豊 高橋裕
2005年1月5日 ロードマジェスティ 牡3 1:33.9 勝浦正樹 山内研二
2006年1月5日 キンシャサノキセキ 牡3 1:33.6 柴山雄一 堀宣行
2007年1月7日 マイネルシーガル 牡3 1:36.4 後藤浩輝 国枝栄
2008年1月6日 スマートファルコン 牡3 1:34.1 横山典弘 畠山吉宏
2009年1月5日 アドバンスヘイロー 牡3 1:34.6 三浦皇成 河野通文
2010年1月5日 ハンソデバンド 牡3 1:34.6 内田博幸 尾形充弘
2023年1月5日 クルゼイロドスル 牡3 1:33.7 M.デムーロ 高橋義忠