サラブレッド
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サラブレッド（Thoroughbred）とは、ウマの品種の一つである。名称は人為的に完全に管理された血統の意。
概要[編集]
18世紀初頭にイギリスで在来種やアラブ馬などから競馬用に品種改良されていったのが始まり。厳格な血統登録が行われ、1頭ごとに血統書が存在する。もしも血統書を紛失してしまうとその馬はサラブレッドではなく、サラブレッド系種となる他、子孫もサラブレッド系種になってしまう。なお現在のサラブレッドは血統書の父系を辿ることで、ゴドルフィンアラビアン、バイアリーターク、ダーレーアラビアンのいずれか3頭に行きつくようになっている。
人間を載せて走る能力に長けており、数分間時速50～70km/hで走ることが出来る。ただ速く走ることだけを前提に品種改良されたため、虚弱、神経質な面が強く出やすい上、気が荒い個体も多く存在する。
競馬においては馬の年齢が出走条件として設定されていることが多く、誕生日を基準に加齢するのではなく、北半球では1月1日、南半球では8月1日に全馬が一斉に歳を取る。