樺太

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樺太(からふと)、サハリンとは、北海道の北にある、南北に細長い島である。南北960km、東西150kmほどで、面積は北海道よりやや小さい。蝦夷地に含まれる。13世紀ごろからアイヌ人ウィルタ人が暮らしていたが、17世紀以降ロシアが進出し、これを警戒した日本は間宮林蔵らを派遣して調査を行わせた。彼の名は本島とユーラシア大陸との海峡の名(間宮海峡)にもなっている。幕末の日露和親条約では日露混住の地とされたが、明治初期の樺太・千島交換条約にて全域がロシア領となった。その後1905年のポーツマス条約にて日本は北緯50度以南の地域を獲得、1943年には内地に編入した。しかし太平洋戦争末期の1945年8月にソ連に占領され、現在も全域をロシアが実効支配している。なお、北緯50度以南は帰属未定地域で、それ以外はロシア領である。

都市[編集]

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大きな都市としては豊原ユジノサハリンスク)がある。人口は約19万で、静かなたたずまいのロシアの地方都市である。近頃はホテルやショッピングモールが立てられるようになりそれなりの賑わいを見せている。一方、日本式の家屋は殆ど建て替えられているが州立郷土博物館や州立美術館が残されている。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 『地球の歩き方 2019~20 極東ロシア シベリア サハリン』2019年3月27日発行 ダイヤモンド・ビック社