宗谷海峡

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宗谷海峡(そうやかいきょう)とは、日本海オホーツク海を結ぶ海峡である。

概要[編集]

北海道樺太の間にある海峡である。国際的にはラ・ペルーズ海峡と呼ばれる。

現在では宗谷海峡の対岸を行き来する交通手段は航空機のみである。

地理[編集]

幅は狭くても42kmほどある。
最終氷期には陸続きとなり、大陸から北海道に生物が流入した。

水深は最も深い所でも50mほどで、津軽海峡より浅い。

歴史[編集]

日本政府の見解では、宗谷海峡は日本と帰属未定地域(南樺太)の境界であるが、実際には南樺太はロシアが実効支配しており、実質的には日本とロシアの国境であると言える。
1905年から1945年までは宗谷海峡の両岸は共に日本の領土であり、稚泊連絡船が運航されていた。戦後も宗谷海峡にはフェリーが運航されていたが、2019年に廃止された。