エンジン

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エンジン (英: engine)は、燃える力を動かす力に変える仕組み。動力・回転力を発生させる装置。原動力。内燃機関。以下の用法がある。

用法[編集]

機械[編集]

詳細は「機関 (機械)」を参照

エンジンの種類[編集]

自動車用エンジンは、単気筒エンジン、直列エンジン、V型エンジン、水平対向エンジンなどが存在する。気筒数を増やすことで滑らかな加速感や低振動化が実現でき、出力や排気量が上がる。

内部の運動による分類
  • ピストンエンジン
  • レシプロエンジン(往復動)
  • ロータリーエンジン(回転動)
  • タービンエンジン(回転動)
燃料による分類
用途による分類
その他

など。

機関車(アメリカ英語)[編集]

情報処理[編集]

コンピュータゲーム[編集]

エンターテインメント[編集]

語源と用例[編集]

詳細は「機関 (機械)」を参照

語源はラテン語のインゲニウム (ingenium)で、『生まれながらの才能』『賢さ』を意味した。1300年頃のフランスではenginと表記し『能力』や『賢さ』に加え、『戦争に使われる機械』の意味でも用いられた。その後、『仕掛け(trick) 』、『器具(device[1]』、『機械(machine: 特に軍用のもの)』を指して用いられ、やがて18世紀には、『エネルギーを動力に変えるもの』という現代で用いられている意味をもつようになった。

この時代のエンジンの典型が『蒸気機関 (steam engine)』であったことから単に engine といえば steam engine を意味した。これと同様の省略法が現代でも用いられており、単にエンジンといった場合『自動車で使用されるエンジン』を指すことが多い。また、fire engine とはポンプを備えた消防車を表す。現代の自動車のエンジンは内燃機関である。

脚注[編集]

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  1. たとえば クリス・エヴァンス 著、橋本洋・上野滋 共訳『精密の歴史』、大河出版、2001年11月28日 再版、78ページ を読みと、78ページでは19世紀の測定器用の刻線器を「ルーリングエンジン」と呼んでいる

関連項目[編集]