ウシガエル

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ウシガエル
分類
ドメイン真核生物
動物界
脊椎動物門
両生綱
無尾目
アカガエル科
アメリカアカガエル属
ウシガエル
名称
学名Lithobates catesbeianus
(Shaw, 1802)
和名ウシガエル (牛蛙)
英名American bullfrog
保全状況
IUCNレッドリスト低危険種 (IUCN 3.1)

ウシガエルとは、アカガエル科に属するカエルである。「食用ガエル」とも呼ばれ、唐揚にすると美味である。

形状[編集]

背面は緑褐色で、黒褐色の斑点がある。腹面は黄白色で、灰黒色の斑紋がある。

体長200mm。

生態[編集]

アメリカ合衆国東部から中部とカナダ南東部に自然分布する。

名前は、「ウオー・ウオー」と牛のような鳴き声であるため、ウシガエルと命名された。

人間との関係[編集]

アメリカ西部、南アメリカ西ヨーロッパ中国日本東南アジアに移入されている。

日本への移入[編集]

日本では、1918年(大正7年)4月18日ニューオリンズから農家の副業目的で移入された。当初は食用にする意図はなく、海外に輸出することが目的だった。ウシガエルの餌としてアメリカザリガニも持ち込まれた。

ウシガエルは、24匹(12ペア)が冬眠状態で輸入され、5月18日横浜港に到着。箱を開けると5匹メスが死んでおり、栄養不足が原因とされた。5月24日に池に放たれ、繁殖も確認された。

2003年(平成15年)、日本生態学会はウシガエルを「日本の侵略的外来種ワースト100」に指定した。

2005年(平成17年)12月14日特定外来生物にウシガエルが追加指定してされ、2006年(平成18年)2月1日に執行された。

脚注[編集]