へき地等級

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へき地等級とは日本公立学校に勤務する教職員の手当支給に関するへき地教育振興法の別表である。

概要[編集]

僻地に勤務する教職員は生活に不便をきたすことが多く、このために加算される。鉄道駅バス停留所郵便局教育委員会からの距離により、準級から5級までの6段階あり、数字が大きくなるにつれて手当ての割合が大きくなる。

沿革[編集]

該当する学校[編集]

その他[編集]

離島[1]や山間部に多いが、学校の統廃合により該当する学校が減少している。もともとは教職員の手当てに関する表にすぎないが、その土地の僻地具合を表すものと捉えられることもあった。5級の学校は本州から消え、北海道新得町立富村牛小学校以外は離島だけとなった。また、昭和43年10月1日日本国有鉄道ダイヤ改正の時点で、日本国有鉄道の団体運賃の適用は25名以上であったが、へき地等級のある学校の修学旅行については特例があった。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

平沼義之『廃道探索 山さ行がねが』実業之日本社

脚注[編集]

  1. この場合、「離島」とは、北海道本州四国九州沖縄本島以外を指す。