IGRいわて銀河鉄道運輸管理所
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IGRいわて銀河鉄道運輸管理所(アイジーアールいわてぎんがてつどううんゆかんりしょ)は、岩手県盛岡市にあるIGRいわて銀河鉄道の車両基地。運転士・車掌も所属する。東日本旅客鉄道(JR東日本)盛岡車両センターに併設されている。
IGRいわて銀河鉄道運輸管理所 | |
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基本情報 | |
鉄道事業者 | IGRいわて銀河鉄道株式会社 |
管轄路線 | IGRいわて銀河鉄道線 |
管轄車両 | IGR7000系 |
開設 | 2002年12月1日 |
配置両数 | |
機関車 | 0両 |
電車 | 14両 |
気動車 | 0両 |
客車 | 0両 |
貨車 | 0両 |
合計 | 14両 |
所在地[編集]
- 〒020-0137 盛岡市天昌寺町5番5号(JR東日本盛岡車両センター西隣)
- 運転士・車掌養成施設「IGR乗務員養成センター」も併設しており、事故・災害などの非常事態発生時における対処方法・乗客避難誘導手順などを確認する訓練も定期的に実施している(実車を用いた訓練はIGR設備管理所が置かれている好摩駅構内東側留置線にて実施することもある)。
車掌乗務範囲[編集]
- いわて銀河鉄道線:盛岡 - 目時間(定期行路は金田一温泉まで)
- 青い森鉄道線:目時 - 八戸間(IGR線からの直通列車、かつ臨時行路に限る)
- 車掌乗務列車は4両編成以上で運転される列車に限られており[1]、IGR車両では盛岡 - いわて沼宮内1往復のみ、JR701系で運転する盛岡 - 滝沢間、盛岡 - いわて沼宮内間各1往復のみとなっている。2011年6月までは青い森鉄道線へ乗り入れ、八戸で滞泊する定期行路も存在した。
- この他、ワンマン列車に案内・乗車券販売・集札等を行う案内車掌として盛岡 - 好摩・いわて沼宮内・二戸・金田一温泉間で乗務する。2015年3月までは八戸まで乗務する行路も存在した。同改正以降は二戸以北に車掌・案内車掌が乗務する定期行路は無くなっていたが、2017年3月のダイヤ改正により、朝の列車の案内車掌の乗務範囲が金田一温泉駅まで延長された。
- また要員操配の関係で、短期間だが運転士が助勤で車掌行路を乗務することもある。
- 東日本大震災で被災した三陸鉄道を支援するため、2012年4月より1年間、運休中だった同社の運転士を受け入れ、車掌として乗務させていた。
- 車掌業務の折返し間合い時間等を利用して、盛岡・青山両駅の改札業務補助を行う。またさんさ踊り等のイベント時は、夜間不在になる青山駅以北の各駅において、特別改札を行うことがある。
- JR花輪線直通列車等、盛岡口の気動車使用列車はJR盛岡運輸区・大館運輸区が、八戸線直通列車等の八戸口の気動車使用列車はJR八戸運輸区の車掌がそれぞれ担当するため、気動車にはIGRいわて銀河鉄道の乗務員が乗務することはない。
運転士乗務範囲[編集]
- いわて銀河鉄道線:盛岡 - 目時間
- 青い森鉄道線:目時 - 八戸間(IGR線からの直通列車のみ。八戸駅構内北電留線への出入区も担当する)
- 盛岡 - 八戸間の列車は目時駅で乗務員交代をせず、通しで乗務する。但し2017年3月のダイヤ改正より、朝と日中時間帯の一部列車は二戸駅でIGRの乗務員同士で交代する列車がある。また、翌2018年のダイヤ改正では、青い森鉄道の運転士の行路表が変更された影響で、夕方の列車でIGRの乗務員と交代する列車が存在するようになった。この場合は、通しでは乗務しない。交代した運転士は、二戸駅で次の担当列車までの休息を取った後、盛岡駅又は八戸駅へ向かう。
- 乗務する車種はIGR7000系・青い森701系・JR701系のみである。
- 上記以外の電車(EC)および、寝台特急北斗星・カシオペア等を牽引する電気機関車(EL)や工事列車等を牽引するディーゼル機関車(DL)、JR花輪線・八戸線直通列車等の気動車(DC)はJR東日本の運転士が担当する。貨物列車はJR貨物の運転士が担当する。
- 青い森鉄道線内のみ運転される列車については青い森鉄道運輸管理所八戸派出の乗務員が担当する。また同社の乗務員が盛岡まで乗り入れる運用も2往復存在する。
配置車両[編集]
- IGR7000系(14両)[2]
- 2010年12月3日までは、青い森鉄道の青い森701系(2編成)の車両管理業務も受託しており、IGR車と共通運用されていた。同日を以て委託を解消し、翌12月4日からは青い森鉄道運輸管理所(旧JR東日本青森車両センター東派出所)の所属となっている。