鵜殿村
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鵜殿村(うどのむら)は、三重県南牟婁郡にかつて存在した村である。現在は紀宝町の一部となって消滅している。消滅するまで日本で一番面積の小さい村で、日本で一番人口密度の高い村でもあった。
概要[編集]
三重県の最南端で、熊野川の河口左岸、新宮市の対岸に位置し、東は熊野灘に面している。村は日本一小さな村で、西部と北部に小さな丘陵地が分布する以外はおおむね平坦であり、稲作や野菜作り、果樹栽培などが主要産業となっていた。
また、熊野川の河口港として古くからの木材集散地になっており、紀州製紙工場をはじめ、製材・パルプ工場が多く立地している。熊野川河口の格納庫に保管されている「諸手船」は鯨追船の祖形といわれている。
平成18年(2006年)1月10日、旧紀宝町と合併し、改めて新紀宝町が発足したことにより、自治体としての鵜殿村は廃止された。なお、新紀宝町の役場の本庁は旧鵜殿村役場を利用している。
地理[編集]
明治初期時点での隣接地域を示す。
河川[編集]
- 熊野川
- 神内川
湖沼[編集]
- 山ノ谷池
海洋[編集]
- 太平洋
歴史[編集]
地名の由来[編集]
沿革[編集]
紀伊国牟婁郡、後に三重県南牟婁郡に属していた。大部分が新宮藩領、一部が和歌山藩領の村であった。
鵜殿村の見どころ[編集]
鵜殿村の年中行事[編集]
人口・面積[編集]
人口は平成8年(1996年)の時点で4879人、平成16年(2004年)の時点で4852人である。
脚注[編集]
外部リンク[編集]