鳥畑与一
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鳥畑 与一(とりはた よいち、1958年 - )は、経済学者。静岡大学人文社会科学部経済学科教授。専門は国際金融論。
来歴・人物[編集]
石川県七尾市出身[1]。1989年大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了[2]、静岡大学人文学部助教授。2002年同大学教授[3]。
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の研究で知られ、これに反対の立場をとる。統合型リゾート整備推進法案(カジノ法案)を審議した2016年12月12日の参院内閣委員会で共産党推薦の参考人として意見陳述した[4]。2018年5月31日の衆院内閣委員会[5]、2018年7月13日の参院内閣委員会でも参考人として意見陳述した[6]。
著書[編集]
- 『略奪的金融の暴走――金融版新自由主義がもたらしたもの』(学習の友社[シリーズ民主的改革のための経済学]、2009年)
- 『徹底批判!!カジノ賭博合法化――国民を食い物にする「カジノビジネス」の正体』(全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会編、吉田哲也、吉田精次、寺田麗子共著、合同出版、2014年)
- 『カジノ幻想――「日本経済が成長する」という嘘』(KKベストセラーズ[ベスト新書]、2015年)
- 『戦後70年の日本資本主義』(渡辺治、石川康宏、藤田実、萩原伸次郎、佐々木憲昭、山田博文、北村洋基、米田貢、大泉英次、牧野富夫、佐貫浩、友寄英隆、屋嘉宗彦共著、新日本出版社、2016年)
- 『カジノ誘致の諸問題』(桜田照雄、滝口直子、吉田精次、香山リカ共著、日本科学者会議監修、本の泉社、2020年)
出典[編集]
- ↑ 鳥畑与一 iRONNA
- ↑ 略奪的金融の暴走 / 鳥畑 与一【著】 紀伊國屋書店ウェブストア
- ↑ 4・18 全損保 シンポジウム どこへ行く「不払い・取り過ぎ問題」(PDF) 全損保(2007年6月15日)
- ↑ カジノ・年金法案で自民と民進が攻防 今国会成立巡り 日本経済新聞(2016年12月12日)
- ↑ カジノ法案 参考人質疑の意見陳述 しんぶん赤旗(2018年6月1日)
- ↑ カジノ実施法案の参考人意見陳述 参院内閣委 しんぶん赤旗(2018年7月14日)