石川康宏
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石川 康宏(いしかわ やすひろ、1957年 - )は、マルクス主義経済学者。神戸女学院大学文学部教授。平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)代表世話人。
北海道札幌市生まれ。立命館大学産業社会学部中退、同2部経済学部卒、京都大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。いわゆる正統派のマルクス経済学者。神戸女学院大学の同僚で共著のある内田樹によると「“代々木の森の” マルクス主義者」「『前衛』に資本論について研究論文を寄稿するような、「保証書付き」の正統派のマルクス主義者」である[1]。著書に『マルクスのかじり方』(新日本出版社、2011年)、『若者よ、マルクスを読もう――20歳代の模索と情熱』(内田樹との共著、かもがわ出版、2010年/角川ソフィア文庫、2013年)などがある。『若者よ、マルクスを読もう』は中国語版が刊行されており、中国共産党中央紀律委員会の推薦図書に指定されている[2]。また門井文雄原作、紙屋高雪解説・構成の『理論劇画 マルクス資本論』(かもがわ出版、2009年)の作成に協力している。