金泉寺
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金泉寺
所在地 | 徳島県板野郡板野町大寺66 |
山号 | 亀光山 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | 伝・天平年間(729年 - 749年) |
開基 | 伝・行基、聖武天皇(勅願) |
正式名 | 亀光山 釈迦院 金泉寺 |
札所等 | 四国八十八箇所3番 阿波北嶺薬師霊場9番 |
金泉寺(こんせんじ)は、徳島県板野郡板野町にある高野山真言宗の寺院。四国八十八箇所霊場の第3番札所。亀光山(きこうざん)釈迦院(しゃかいん)と号する。本尊は釈迦如来で、脇侍に薬師如来・阿弥陀如来を安置する。本尊真言:のうまくさんまんだ ぼだなん ばく。ご詠歌:極楽の宝の池を思えただ 黄金(こがね)の泉すみたたえたる。宗派は高野山真言宗。山号は亀光山。
概要[編集]
奈良時代の天平年間(729年から749年)に、聖武天皇の勅願によって行基が創建した。当時は金光明寺(こんこうみょうじ)と称していた。その後、空海が四国を巡礼中に、水不足で苦しむ人々のために井戸を掘り、黄金の如く湧き上がる霊水にちなんで、この寺は金泉寺と改名された。
なお、金泉寺の住所の「大寺」というのは、この寺にちなんで名付けられたもので、当時の寺院の広さを物語るものとされている。鎌倉時代中期の亀山天皇はこの寺に特に帰依し、諸堂宇を再興して勅願寺にすると、自ら現在の山号である「亀光山」を与えた。
しかし天正10年(1582年)、土佐国の長宗我部元親の兵火により、この寺は大師堂を除く大半の堂宇が焼失した。その後、再建されて整備も行なわれて現在に至っている。
境内には弁慶の力石と呼ばれる大石があり、これは伝承によると源平合戦の際に源義経が屋島に向かう途中にこの寺で休憩した際に腹心の弁慶が持ち上げた大石であると言われている。
アクセス[編集]
前後の札所[編集]
外部リンク[編集]
- 第3番札所 亀光山 釈迦院 金泉寺(四国八十八ヶ所霊場会公式)
- 金泉寺|アクセス・天気