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空海
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空海(くうかい、741年生 - 835年没)は、平安時代の僧侶である。仏教の真言宗の開祖。
生涯[編集]
774年に讃岐国(現在の香川県善通寺市)生まれ。豪族の家に生まれた。14歳頃に上京、学問に励む。しかし、大学寮(学問所)での教育内容に疑問を感じ[1]、出家して僧侶になる道を選ぶ。その後、僧侶として修行していた。生誕の地である四国でも修行を行い、修行で訪れた場所が、四国八十八ヶ所のルーツとなっている。その後、仏教の経典をより深く理解するために中国(唐)への渡航を希望する。
804年に、留学僧として遣唐使に加わることがかない、中国(唐)に渡航。遣唐使の一行には、後に天台宗を開く最澄もいた。空海は長安の寺で弟子入りし、仏教の宗派の一つである密教を学ぶ。元々20年かけて学ぶ予定であったが、2年ほどで密教を習得できたと判断し、日本に帰国。密教を真言宗として日本に持ち帰った。
816年に、紀伊国の山奥、高野山に金剛峯寺を開き、真言宗の修行道場とする。835年に入滅。その後数十年経ってから「弘法大師」の諡号が贈られた。
逸話[編集]
近い世代の人物[編集]
関連項目[編集]
- 四国八十八ヶ所 - 四国各地にある空海ゆかりの寺88ヶ所。