霊場(れいじょう、英:Sacred place)は神仏の霊験が現れる場所をいう。「聖地」(Sanctuary,sacred site)と同じ意味である。
遠隔地にある複数の霊場を巡礼することにより、信仰心を高め、亡き人の供養とともに自分自身を再発見する旅である。「聖地巡礼」はキリスト教、ユダヤ教、イスラム教にもみられる。
日本では平安時代の貴族の「願掛け」を発端とし、神社仏閣への詣でから修行僧の諸国行脚などに発展した。霊場巡礼は浄土信仰を背景とした極楽往生を願うものとなった。