連帯責任 (学校)
ナビゲーションに移動
検索に移動
独自研究 |
このページには独自研究が含まれている可能性があります。 エンペディアでは、噂や推測についても有用性があれば掲載可能です。 ぜひ、独自研究の増加にご協力ください。 |
この記事では、学校における連帯責任について記載する。
概要[編集]
学校では生徒指導の一環として子供の非違行為について連帯責任を負わせる指導を行う場面が多々見られる。連帯責任の単位は大きな単位では全校、中規模な単位では学年、小規模な単位では部活動や学級、更に小規模な単位では学級内の子供をいくつかのグループに分ける班の概ね4部類である。その何れにも共通するのは、まともな人が割を食うという点にある。
- 全校単位での連帯責任
- 学年単位での連帯責任
- 学級・班単位での連帯責任
- 部活動での連帯責任
- 一部の部員が非違行為に走ったことで、無関係の他の部員まで活動禁止にする
- 一部の部員の非違行為に対する制裁として、全員にウサギ跳びやグラウンド走り込みなどの懲罰を課す
学校における連帯責任がいじめ・不登校の原因になっているという指摘は古くから存在し、学級で1人でも宿題を忘れた者が出ると全員が宿題の増量などの懲罰を受けるという状態で受忍限度を超えた不利益を受けた事で不登校になってしまったという事例や、ルールを意図せず破ってしまった事に対して連帯責任的な処分が独断専行で行われ、原因となった子供が集中攻撃を受けたという事例も存在する。
2022年12月に公表された生徒指導概要の不適切な指導と考えられ得る例の一つに連帯責任が挙げられている。
脚注[編集]
- ↑ 現在は不祥事に関与した野球部の生徒と指導者のみの処分であることが多く、学校全体が問われることはない。なお、これに関して。当時の学年誌に当事者の野球部員が異を唱える投書を新聞社に送り採用されたため、更に大問題になったという再現ドラマ記事が掲載されたことを記しておく。
参考資料[編集]
- おかしなルール 部活や運動会で「連帯責任」(その1)
- 年度初めの恐怖の全校集会、将棋倒しのリスクを無視した学校行事の謎
- 学校に残る『連帯責任』指導 子供への悪影響を考える
- 学校の宿題を忘れると連帯責任でクラス全員に罰を与える先生
- 生徒指導概要(令和4年12月改訂版)