臨海学校

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臨海学校(りんかいがっこう)とは、夏休み期間中に3日~1週間程度の日程で宿泊を伴う校外学習である。学校によっては宿泊研修自然体験学習とも呼ぶ。

概要[編集]

主に山間部や都市部の学校が臨海地域の宿舎を借り、海を身近に体験しながら集団生活を通じて普段の学校の授業では学べないことを学ぶ、校外での集団生活を通じての思い出作りといった目的で実施される。臨海学校黎明期は夏に海に遊びに行く子供が非常に少なく、子供に海での遊びを経験させるという目的もあった。

海に近い臨海部の学校は山間部で行う林間学校が行われる。(山間部の学校でも臨海学校ではなく林間学校を行う場合もある。)

なお臨海学校は学習指導要領内の学校行事について定めた項目で「遠足・集団宿泊的行事」に分類される。

主な行事内容としては

  • 海水浴
    • 海岸近くで水遊び
    • 遠泳
  • スイカ割り
  • 水難救助訓練
  • 地引網漁体験
  • 水族館・博物館見学
  • カッターボート訓練
  • カヌー体験
  • 肝試し
  • サイクリング

などが行われる。

近年は家庭で子供を夏休みに海に連れて行くなどして海遊びを体験する子供が殆どになったこと、ゆとり教育の見直しに伴う学校行事の精選、教職員の働き方改革、宿舎の老朽化や利用率低下等の理由による閉鎖などの事情により、臨海学校を行う学校が減少している。