非行

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非行(ひこう)とは、未成年者によってなされた犯罪行為、及びこれに類する行為である。一般には違法行為や違法でなくとも習慣的規範と照らし合わせて反社会的と見做される行為を指す。

概要[編集]

少年法では、青少年による犯罪行為、触法行為、犯罪を行う恐れのある状態を指す虞犯を総称して非行と呼ぶ。非行に走った少年少女は家庭裁判所で審判に付される。夜遊びや不純異性交遊などの不良行為は触法行為ではないが、広い意味での非行に含まれることがある。

非行に走りやすいのは学校の授業についていけないいわゆる落ちこぼれ、家庭問題を抱えている子供やいじめなどで周囲との折り合いがつかない子供が多いが、勉強が出来すぎるあまりに授業を退屈に感じてしまう浮きこぼれから非行に走ってしまうケースもある。

学校側も私立学校や高等学校以上は非行に走った生徒が存在すると学校のイメージダウンにつながるとして発覚すると初犯・軽度であれば校長・教頭・学年主任・担任からの訓告(俗に言うお説教)、中度であれば停学、重度であれば退学処分を下す事がある。
学校外での生活についてまで細かく規制する校則の存在や大量の宿題、全生徒への部活動強制などは生徒の非行防止が目的にあったとされる。

脚注[編集]