西日本鉄道桧原自動車営業所

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桧原自動車営業所(ひばるじどうしゃえいぎょうしょ)は西日本鉄道のバス営業所の一つで、主に福岡市都心部と南区西部を結ぶ路線を担当する。営業所表記は○桧。南営業課の主幹営業所である。

1955年(昭和30年)5月1日開設。

所在地[編集]

福岡県福岡市南区桧原4丁目8番1号

  • 最寄バス停:桧原営業所

管轄路線[編集]

  • 2020年3月21日現在の路線(太字は終点・始発停留所)

油山線[編集]

桧原営業所・片江営業所 - 天神・博多駅・吉塚営業所間を、東油山・油山観光道路・笹丘・六本松・市立美術館・明治通り経由で結ぶ路線。片江営業所との共同運行。
  • ■ 13/→■3(大名二丁目→博多駅間)/→■1(大名二丁目→吉塚営業所間)
    • 桧原営業所 - 東油山 - 堤 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 福岡市美術館東口 - 大手門 - 赤坂門 - 天神 - 川端町・博多座前 - 呉服町 - 博多駅
    • 桧原営業所 - 東油山 - 堤 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 福岡市美術館東口 - 大手門 - 赤坂門 - 天神 - 川端町・博多座前 - 呉服町 - 千代町 - 県庁前 - 吉塚営業所
    • 博多工業高校 ← 東油山 ← 島廻橋 ← 笹丘 ← 六本松 ← 福岡市美術館東口 ← 大手門 ← 赤坂門 ← 天神 ← 川端町・博多座前 ← 呉服町 ← 博多駅
    • 片江営業所 - 南片江六丁目 - 南町 - 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 福岡市美術館東口 - 大手門 - 赤坂門 - 天神 - 川端町・博多座前 - 呉服町 - 博多駅
  • 快速 13/→■1(西鉄グランドホテル前→吉塚営業所間)(快速区間 六本松 - 千代町
    • 桧原営業所 - 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 赤坂門 - 天神 - 川端町・博多座前 - 呉服町 - 千代町 - 県庁前 - 吉塚営業所
    • 片江営業所 - 南片江六丁目 - 南町 - 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 赤坂門 - 天神 - 川端町・博多座前 - 呉服町 - 千代町 - 県庁前 - 吉塚営業所
平日には吉塚営業所行きが主体、土曜・日祝は博多駅行きが主体となっている(天神行きもある)。笹丘、長尾、堤、油山など鉄道の空白地区を通るためか、日中も利用客が多く、10分以内の間隔で運行されている(油山団地口 - 天神間)。
博多駅行きの終点は新三井ビル前降車場、桧原・片江営業所行きはいずれも博多バスターミナル2番のりばが始発となるが、天神行きの終点は天神北、桧原・片江営業所行きはいずれも天神協和ビル前が始発となる。博多駅終点の場合、博多駅に到着後は博多バスターミナル横のおたふく駐車場に回送されるのに対し、天神止の場合は、天神北に到着後は那の津口駐車場に回送されて待機する。博多駅発の場合、おたふく駐車場から博多バスターミナル2番のりばまで、天神発の場合は那の津口駐車場から天神協和ビル前までいずれも回送で送り込まれる。
2012年3月17日のダイヤ改正で新たに博多工業高校まで結ぶようになった(運行は桧原営業所のみ)。平日朝に博多工業高校行きを1本のみ運行。
2014年4月1日のダイヤ改正より、平日の朝ラッシュ時に上りのみ特別快速が運行開始される。2015年3月21日のダイヤ改正より、特別快速は快速に種別変更(西鉄グランドホテル前の追加以外は停車バス停の変更はなし)。平日のみ下りも快速が運行されるようになる。上りは大幅増便され、朝ラッシュ時以外も運行されるようになった。
桧原営業所の改修工事に伴い、2018年3月17日のダイヤ改正から全便片江営業所の担当になっていたが、社屋が完成した後の2019年7月20日に行われたダイヤ改正で再び桧原営業所の運用が入った。

油山(快速)博多駅線[編集]

桧原営業所・片江営業所 - 博多駅間を、東油山・島廻橋・笹丘・油山観光道路・六本松・国体道路・キャナルシティ博多経由で結ぶ路線。六本松 - 桧原営業所・南町間は13番と同一経路である。片江営業所との共同運行。
  • ■ 113/→■8(六本松→博多駅間)
    • 桧原営業所 - 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 警固町 - 天神警固神社・三越前 - キャナルシティ博多前 - 博多駅
    • 博多工業高校 - 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 警固町 - 天神警固神社・三越前 - キャナルシティ博多前 - 博多駅
    • 片江営業所 - 南片江小学校前 - 南町 - 東油山 - 堤 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 警固町 - 天神警固神社・三越前 - キャナルシティ博多前 - 博多駅
  • 快速 113/→■8(六本松→博多駅間)(快速区間 六本松 - 博多駅
    • 桧原営業所 - 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 警固町 - 天神警固神社・三越前 - キャナルシティ博多前 - 博多駅
    • 片江営業所 - 南片江小学校前 ー 南町 ー 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 警固町 - 天神警固神社・三越前 - キャナルシティ博多前 - 博多駅
日中、基本は10分間隔での運行(油山団地口 - 博多駅間の本数で、桧原営・片江営系統別に見れば約20分間隔)だが、実際は桧原営系統の方が若干本数は少ない。
博多駅行きの終点は新三井ビル前降車場、桧原・片江営業所行きはいずれも博多バスターミナル4番のりば始発である。博多駅終点の場合、博多駅に到着後は博多バスターミナル横にあるおたふく駐車場に回送されて待機する。博多駅を出発する場合、桧原・片江営業所行きはいずれもおたふく駐車場から博多バスターミナル4番のりばまでは回送で送り込む。
通常は新三井ビル前が終点であるが、平日の一部便は博多駅前Bのりばに到着し、城南線系統へと連続運行するダイヤが存在する(朝の片江営業所発快速10本・普通1本、桧原営業所発快速2本、夕方の片江営業所発1本。旅客案内上は「博多駅前博多口行き」)。桧原営業所運行便は58番桧原営業所行きで折り返す。
当初は急行のみで福岡空港まで乗り入れていたが、1997年に普通便が新設され、2015年3月のダイヤ改正前まで急行は平日・土曜の朝夕のみの運行で、朝に博多駅行き、夕方に桧原・片江営業所行きを運行していた。
過去に福岡空港そばのエレデ博多寿屋空港店への延伸が検討され、方向幕も用意されたが、会社の倒産により実際に運行されることはなかった。
2012年3月17日のダイヤ改正で、平日に1往復のみ博多工業高校に乗り入れするようになった(運行は桧原営業所のみ)。
2014年4月1日のダイヤ改正で急行が祇園町に新規停車する。2015年3月21日のダイヤ改正で急行は快速に種別変更(停車バス停の変更はなし)。快速の日曜日の運行が再開、平日・土曜日の昼間の運行も再開。朝夕は双方向とも運行される。
13番同様、桧原営業所の改修工事に伴い、2018年3月17日のダイヤ改正で一時は全便が片江営業所の担当となっていたが、新社屋完成後の2019年7月20日のダイヤ改正で桧原営業所も担当に復帰した。

野間(城南)博多駅線[編集]

皿山・高宮通り・住吉通り経由で、桧原営業所と博多駅・博多港国際ターミナルを結ぶ路線。博多駅から自動車免許試験場へ至る路線のうちのひとつである。
桧原営業所 - 博多駅間では毎時2~3本程度運行。平日は博多駅発着が基本で朝・夕のみ中央ふ頭発着が運行されるが、土曜日・日祝日は博多駅発着と中央ふ頭発着を交互に運行している。
博多駅止まりの場合、博多駅西日本シティ銀行前に到着後は博多バスターミナル横のおたふく駐車場に回送されて待機するが、中央ふ頭行きの場合は、博多港国際ターミナルに到着後に専用駐車場に回送される。桧原営業所行きは博多駅発・中央ふ頭発のいずれも博多バスターミナルには入らず、博多駅前Bのりばに停車する[1]

野間(長住)線[編集]

桧原・長住地区と天神地区・西鉄大橋駅を、野間経由で結ぶ路線。桧原営業所 - 長住六丁目間は、52番が松本池経由、区2番が自動車免許試験場前経由である。野間(皿山)線(おもに柏原営業所が運行)、野間快速線(柏原営業所との共同運行)と関連が深い。
52番には柏原営業所 - 西鉄高宮駅東口間の系統もあるが、そちらは柏原営業所の担当である。
  • ■ 52/■1(大名二丁目→吉塚営業所間)
    • 桧原営業所 - 松本池 - 長住六丁目 - 長住一丁目 - 野間四角 - 西鉄高宮駅前 - 赤坂門 - 天神 - 川端町・博多座前 - 呉服町 - 千代町 - 県庁前 - 吉塚営業所
※天神での停車地は行先により異なる。
  • 天神行き :(西鉄グランドホテル前 →) 天神証券ビル前 → 天神北
  • 吉塚営行き:(西鉄グランドホテル前 →) 天神大和証券前 (→ アクロス福岡・水鏡天満宮前)
  • 長住方面 :(アクロス福岡・水鏡天満宮前 →) 天神大和証券前 → 天神協和ビル前 (→ 西鉄グランドホテル前)
長住一丁目経由。全区間通して運行される系統のほか、長住六丁目や天神で折り返す便も少数ながら運行される。天神発着便は2019年10月1日改正で新設された。2015年3月21日より快速便(快速区間:赤坂門 - 千代町)の運行を開始したが、2019年10月1日改正で廃止された。
50年後半から平成の初頭くらいには貝塚駅・月見町発着の路線も存在した。
  • 52-1
    • 桧原営業所 - 松本池 - 長住六丁目 - 寺塚 - 野間四角 - 西鉄高宮駅 - 赤坂門 - 天神
寺塚経由。日祝のみ吉塚営業所発が1本あったが、2019年10月1日改正で廃止され、すべて天神発着となった。
  • 区2
    • 桧原営業所 - 自動車免許試験場前 - 長住六丁目 - 長住一丁目 - 野間四角 - 南区役所 - 西鉄大橋駅
全区間通しの便のほか、本数は少ないが長住六丁目折り返しの便もある。大橋駅行きでは折り返しまでの時間が2分しかないため、終点到着後、そのまま2番のりばへ移動し、すぐに折り返し便を運行する[2][3]
55番として新設されたが、現在の55番が新設された際に番号を譲り区55番となり、そのあとさらに現在の番号に変更された。また、現在の4番と同一経路で老司団地まで運行されていた時期がある。
  • 運行形態
52番は、平日・土曜日毎時2~3本・日祝日毎時1本で、52-1番は毎時1本、運行されている。長住六丁目発着は平日の午前中に多数あるものの、その他の曜日・時間帯にはわずかしか運行されていない。
区2番は南区役所連絡という特性上、開庁時間にあわせて運行される。平日は午前中毎時2本、午後は毎時1本が運行され、土日祝は毎時1本の運行。土日祝は全便が桧原営業所発着となる。

長住〜天神線[編集]

桧原営業所・長住地区と天神地区を平和一丁目・渡辺通り経由で結ぶ路線。本系統の単独運行区間が長い上に南区内に狭隘かつ勾配が連続する区間があり、能古島内線に匹敵する厳しい道路条件であることが特徴。全便スロープ付中型バスで運行する。

  • 55/→■W3(那の川→那の津四丁目間)
    • 桧原営業所 - 松本池 - 長住六丁目 - 寺塚 - 平和一丁目 - 那の川 - 渡辺通一丁目 - 天神北 - 浜の町病院入口 - 那の津四丁目
    • 桧原営業所→松本池→長住六丁目→寺塚→平和一丁目→那の川→渡辺通一丁目→天神北
基本は桧原営業所発着であるが、長住六丁目発着も朝と夕方を中心に運行される。
2018年3月17日のダイヤ改正から天神発の始発地を天神北から一つ先の天神大丸前始発としたが、2019年7月20日のダイヤ改正で博多港国際ターミナル(中央ふ頭)発着、天神発を廃止した上で新たに那の津四丁目発着を設定し、下りは全便那の津四丁目が始発となった。なお、上りの天神北行きは引き続き設定されており、天神北到着後は那の津四丁目に回送される。

小笹・小笹団地線[編集]

桧原営業所・柏原営業所 - 天神・博多駅間を、小笹・明治通経由で結ぶ路線。上智福岡中高前 - 警固町間の経路は、56番が動物園前・薬院大通り経由、57番が桜坂・薬院大通り経由、57-1番が桜坂・筑紫女学園経由である。柏原営業所との共同運行。
  • ■ 56
    • 桧原営業所 - 小笹 - 小笹団地正門前 - 動物園前 - 浄水通り - 赤坂門 - 天神
    • 柏原営業所 - 柏陵高校前 - 小笹 - 小笹団地正門前 - 動物園前 - 浄水通り - 赤坂門 - 天神
  • ■ 56/→■3(大名二丁目→博多駅間)
    • 桧原営業所 - 小笹 - 小笹団地正門前 - 動物園前 - 浄水通り - 赤坂門 - 天神 - 川端町・博多座前 - 呉服町 - 博多駅
    • 柏原営業所 - 柏陵高校前 - 小笹 - 小笹団地正門前 - 動物園前 - 浄水通り - 赤坂門 - 天神 - 川端町・博多座前 - 呉服町 - 博多駅
  • ■ 57
    • 桧原営業所 - 小笹 - 小笹団地正門前 - 桜坂 - 薬院大通 - 赤坂門 - 天神
    • 柏原営業所 - 柏陵高校前 - 小笹 - 小笹団地正門前 - 桜坂 - 薬院大通 - 赤坂門 - 天神
  • ■ 57/→■3(大名二丁目→博多駅間)
    • 桧原営業所 - 小笹 - 小笹団地正門前 - 桜坂 - 薬院大通 - 赤坂門 - 天神 - 川端町・博多座前 - 呉服町 - 博多駅
    • 柏原営業所 - 柏陵高校前 - 小笹 - 小笹団地正門前 - 桜坂 - 薬院大通 - 赤坂門 - 天神 - 川端町・博多座前 - 呉服町 - 博多駅
  • 快速 57-1/→■3(大名二丁目→博多駅間)
    • 桧原営業所小笹 → 桜坂 → 筑紫女学園前 → 警固町 → 赤坂門 → 天神 → 川端町・博多座前 → 呉服町 → 博多駅
※天神での停車地は行先により異なる。
  • 天神行き :(西鉄グランドホテル前 →) 天神証券ビル前 → 天神北
  • 博多駅行き:(西鉄グランドホテル前 →) 天神福銀本店前 (→ アクロス福岡・水鏡天満宮前)
  • 小笹方面 :(アクロス福岡・水鏡天満宮前 →) 天神大和証券前 → 天神協和ビル前 (→ 西鉄グランドホテル前)
長尾、小笹といった鉄道の空白地帯を通るため、乗客数・本数は共に多い。また、下りは13時辺りになると、薬院大通では座れないことが多い。
博多駅にも行くが、58番の方が天神を通らない分、上記の系統より博多駅との所要時間は短い。
柏原営業所と共同運行だが、圧倒的に柏原営業所担当の運行が多い。
2007年のダイヤ改正からは平日朝の一部で58番との連続運行が設定されている。この場合博多バスターミナルではなく西日本シティ銀行前(Fのりば)から発車する。
2012年に快速56を廃止し、新たに筑紫女学園前を経由する快速57-1番が新設された。
この路線の博多駅行きは三井ビル前が終点だが、平日の朝の一部の便は博多駅前(Bのりば)行きである(終点到着後は、そのまま58番桧原営業所行きとして連続運行)。
元来56系統は板付団地 - 博多駅 - 明治通り - 動物園の区間便であり、桧原を始めとする福岡中南地区のバスでは異端な存在だった。動物園 - 上智福岡中高前(前泰星高校)間の道路開通により、桧原まで延長されることとなり、同時に博多駅 - 板付団地が1番(現在の40番)に分離。また、早朝に小笹団地発着の区間便も存在していた。

桧原(城南)博多駅線[編集]

桧原営業所 - 博多駅間を、小笹・薬院駅前・住吉通経由で結ぶ路線。桧原営業所 - 薬院大通間は56番と同じ経路となる。博多駅から福岡市動植物園へのアクセスバスとしての側面も持つ。
  • ■ 58
    • 桧原営業所 - 小笹二丁目 - 小笹 - 小笹団地正門前 - 動物園前 - 教会前 - 浄水通り - 薬院駅前 - 渡辺通一丁目 - 住吉 - 博多駅
  • 快速 58
    • 桧原営業所→小笹二丁目→小笹→教会前→薬院駅前→渡辺通一丁目→住吉博多駅
  • ■ 58 エコルライナー
    • 博多駅→(ノンストップ)→渡辺通一丁目→薬院駅前→浄水通り→動物園前→小笹団地正門前→小笹
長尾、小笹といった鉄道の空白地帯を通るため、乗客数・本数は共に多い。
現在は運転されないが、臨時で動物園発着が運転されるときもあった。ただしこの場合は動物園行きが象のマーク、博多駅行きが新幹線のマークを掲出する。動物園発着はロータリー廃止に伴い折返しが行えなくなったことから、2015年からは臨時便も桧原営業所発着となっている。
2007年のダイヤ改正からは平日朝の一部で56番との連続運行が設定されている。桧原営業所の運行路線だが、平日朝の桧原営業所行き3本は柏原営業所の56・快速57-1番博多駅前博多口行きからの連続運行となっている。また、平日朝1本のみ113番との連続運行がある。
2016年3月26日のダイヤ改正で博多駅→小笹間、小笹二丁目→博多駅間の区間便が設定された。小笹到着後、小笹二丁目まで回送で送り込んだ後、そのまま博多駅行きとして連続運行。2017年3月27日改正からは小笹行きのみ、博多駅→渡辺通一丁目間が無停車となり、エコルライナーとなる。
58番が筑肥線代行路線として登場した当初、現在のように薬院大通りから浄水通に入らず、桜坂から上智福岡中高を通って下長尾に至っていた。動物園付近の道路が未整備だったことが大きな原因である。
  • ■ 58-1
    • 博多駅→住吉→渡辺通一丁目→薬院駅前→桜坂→上智福岡中高前→動物園前→浄水通り→薬院駅前→渡辺通一丁目→住吉→博多駅
58-1番は桜坂経由で、平日・土曜の朝と平日のみ夕方にも1本運行。全便が博多駅 - 上智福岡中高前 - 博多駅の循環で、時刻表では動物園前から58として案内される(行先表示には58-1を表示する。かつては行先番号の部分に新幹線のピクトグラムを表示していた)。
元々58-1は博多営業所の都心循環線(外回り)、金武営業所・吉塚営業所の間合い運用で構成されていたが、2018年3月17日のダイヤ改正で博多営業所の持ち分が縮小したため、桧原営業所も運行に加わった。
2020年3月21日のダイヤ改正で夕方6:00代に、1本増発された。ただし、上智福岡中学・高等学校の、下校時間が18:00となっているため、通学需要があまり拾えていないのが難点である。
沿線には、雙葉学園入口バス停付近に福岡雙葉中学・高等学校桜坂バス停付近に、筑紫女学園中学・高等学校上智福岡中高前バス停付近には、上智福岡中学・高等学校があるため、朝の通学需要がとても多い。

長住〜博多駅線[編集]

桧原・柏原営業所と博多駅を、免許試験場・長住六丁目・野間四角経由で結ぶ路線。渡辺通一丁目経由が65番、百年橋経由が67番となる。この路線は柏原営業所発着があるものの、桧原が単独で担当している。基本的に65番は桧原営業所発着、67番は柏原営業所発着である。
博多駅行きの終点は、65番は博多駅西日本シティ銀行前、67番は博多駅筑紫口である。65番・67番はいずれも博多駅到着後は博多営業所まで回送されて待機する。桧原・柏原営業所行きは、65番・67番のいずれも博多駅前Cのりば始発である。博多営業所から博多駅前Cのりばまでは、回送で送り込む。
  • ■ 65
    • 桧原営業所 - 自動車免許試験場前 - 長住六丁目 - 野間四角 - 日赤前 - 渡辺通一丁目 - 住吉 - 博多駅
2004年ごろに設定された路線。渡辺通一丁目・住吉経由。博多駅の到着は西日本シティ銀行前、出発は博多駅前Cのりば。
  • ■ 67
    • 柏原営業所 - 柏陵高校前 - 自動車免許試験場前 - 長住六丁目 - 野間四角 - 日赤前 - 百年橋 - 駅南三丁目 - 博多駅
    • 桧原営業所 - 自動車免許試験場前 - 長住六丁目 - 野間四角 - 日赤前 - 百年橋 - 駅南三丁目 - 博多駅
百年橋経由[4]。基本的に柏原営業所発着であるが、桧原営業所発着も本数は少ないが運行される。過去には桧原営業所発着も多数運行されていたが、65番に置き換えられ、現在は少数である。博多駅の到着は博多駅筑紫口、出発は博多駅前Cのりば。

桧原(小笹)博多駅線[編集]

桧原営業所・藤崎と博多駅を、小笹・平尾・百年橋経由で結ぶ路線。桧原営業所担当便はツーステップ車での運行が多い。博多・百道浜営業所との共同運行。
  • 69
    • 桧原営業所 - 桧原三ツ角 - 小笹 - 山荘通 - 西鉄平尾駅 - 百年橋 - 駅南三丁目 - 博多駅
    • 小笹二丁目 → 小笹 → 山荘通 → 西鉄平尾駅 → 百年橋 → 駅南三丁目 → 博多駅筑紫口
日中は1時間あたり平日2~4本、土曜日2~3本、日祝日は2本程度運行。2020年3月21日のダイヤ改正から小笹二丁目発博多駅筑紫口行きが設定された。
博多駅の到着は博多駅筑紫口、出発は博多駅前Cのりば。平日朝の3本は博多駅前終点であったが、2015年8月1日のダイヤ改正で全便博多駅筑紫口が終点となった。
  • 69-1
    • 藤崎 - 昭代一丁目 - 中村高校前 - 城南区役所前 - 小笹 - 山荘通 - 西鉄平尾駅 - 百年橋 - 駅南三丁目 - 博多駅
日中は1時間あたり1本程度運行。筑肥線代替路線である。かつては、野方や姪浜・能古渡船場まで運行されていた。
博多駅の到着は博多駅筑紫口、出発は博多駅前Cのりば。
  • 96
    • 桧原営業所 - 自動車免許試験場前 - 長住六丁目 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松二丁目 - 鳥飼 - 西新四丁目 - 藤崎
福岡市西部と南部を結ぶ数少ない路線のうちの一つである。早良区役所や西新・城南区から免許試験場へのアクセス、福岡県立修猷館高等学校西南学院中学校・高等学校西南学院大学への通学輸送、イオンスタイル笹丘店、西新商店街への買い物客輸送といった役割も受け持つ。平日は1時間に1本、土曜・日祝は1-2時間に1本運転。当初は11番だったが、筑肥線代替バスが登場した1983年に改番された。
2020年3月21日のダイヤ改正で桧原(小笹)博多駅線に路線統合され、長住~藤崎線は路線廃止となった。

野間快速線[編集]

柏原・桧原地区から日赤通り経由で天神方面へ運行する路線。全便が快速で、福岡タワー系統はPayPayドーム前 - 清水町間、天神・中央ふ頭系統は天神 - 清水町間が快速となる。野間四角から天神までの経路は異なるものの実質51番・52番の速達便と言える。2016年3月25日までの「野間急行線」。
西鉄バスとして初めてハイブリッドバスの運行を始めた路線である(2013年4月以降は野間快速線で使用することは少ない)。ほぼ全便でスロープ付大型車を使用している。
  • 快速 151(快速区間 清水町 - 天神
    • 桧原営業所 - 自動車免許試験場前 - 皿山一丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 渡辺通一丁目 - 天神
    • 柏原営業所 - 柏陵高校前 - 自動車免許試験場前 - 皿山一丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 渡辺通一丁目 - 天神
  • 快速 151/→W1(清水町→福岡タワー間)(快速区間 清水町 - PayPayドーム
    • 桧原営業所 - 自動車免許試験場前 - 皿山一丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 渡辺通一丁目 - 天神 - (天神北RP - 都市高速 - 西公園RP) - 伊崎 - PayPayドーム - 九州医療センター - 福岡タワー(TNC放送会館)
  • 快速 151/→■80(渡辺通一丁目電気ビル共創館前→中央ふ頭間)(快速区間 清水町 - 天神
    • 柏原営業所 - 柏陵高校前 - 自動車免許試験場前 - 皿山一丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 市民会館南口 - 国際会議場サンパレス前 - マリンメッセ前 - 博多港国際ターミナル(中央ふ頭) - 中央ふ頭クルーズセンター
皿山・自動車免許試験場前経由。野間四角以南が51番と同一経路。タワー系統は桧原営業所発着、ふ頭系統は柏原営業所発着のみとなっている。
  • 快速 152(快速区間 清水町 - 天神
    • 桧原営業所 - 松本池 - 長住六丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 渡辺通一丁目 - 天神
    • 柏原営業所 - 柏陵高校前 - 松本池 - 長住六丁目 - 清水町 - 野間四角 - 日赤前 - 渡辺通一丁目 - 天神
  • 快速 152/→W1(清水町→福岡タワー間)(快速区間 清水町 - PayPayドーム
    • 桧原営業所 - 松本池 - 長住六丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 渡辺通一丁目 - 天神 - (天神北RP - 都市高速 - 西公園RP) - 伊崎 -PayPayドーム前 - 九州医療センター - 福岡タワー(TNC放送会館)
    • 柏原営業所 - 柏陵高校前 - 松本池 - 長住六丁目 - 清水町 - 野間四角 - 日赤前 - 渡辺通一丁目 - 天神 - (天神北RP - 都市高速 - 西公園RP) - 伊崎 - PayPayドーム - 九州医療センター - 福岡タワー(TNC放送会館)
  • 快速 152/→■80(渡辺通一丁目電気ビル共創館前→中央ふ頭間)(快速区間 清水町 - 天神
    • 桧原営業所 - 松本池 - 長住六丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 市民会館南口 - 国際会議場サンパレス前 - マリンメッセ前 - 博多港国際ターミナル(中央ふ頭) - 中央ふ頭クルーズセンター
長住・松本池経由。野間四角以南が52番と同一経路。こちらはタワー系統に桧原・柏原発着共にあるほか、長住六丁目折返しの便がある。ただしふ頭系統は桧原発着のみ。
運行形態

日中は151番・152番をあわせて毎時6本程度、おおむね10分間隔で運行。基本的に151番と152番を交互に運行する。また、それぞれの番号内でも天神行き、中央ふ頭・クルーズセンター行き、福岡タワー行きを交互に運行している。天神発着便は早朝のみ運行だったが、2012年7月23日のダイヤ改正により日中にも設定された。152番の柏原営業所発着は本数が少ない。

2016年3月26日のダイヤ改正で天神・中央ふ頭発着は「快速」、福岡タワー発着は「特別快速」に改められ、例外的に平日に限り福岡タワー発着の「快速」が設定される、という運行形態に変更となった。当初福岡タワー行きは天神で種別を「快速」に切り替えて運行していたが、当時の福岡タワー行き快速(快速区間天神 - 清水町)と混同していたため同年10月1日に天神北から先も「特別快速」とした。

2017年8月26日のダイヤ改正で特別快速は廃止になり、福岡タワー発着も全て快速に変更された(停車バス停は従来の特別快速に野間四丁目と伊崎を加えたもの)。

2018年3月17日のダイヤ改正で天神発は天神大丸前が始発となり、天神北からは乗車できない。

キャナルシティライン線[編集]

路線の詳細は、「西日本鉄道博多自動車営業所#キャナルシティライン線」の項を参照。
博多・那珂川アイランドシティ宇美と共同運行。
  • CANAL CITY LINE BUS
    • 博多駅前A → 駅前四丁目 → テレQ前 → キャナルシティ博多前 → 中洲・南新地 → 春吉 → 天神・福岡市役所前 → 天神ソラリアステージ前(福ビル街区) → 天神大丸前 → 春吉 → 中洲・南新地 → キャナルイーストビル前 → テレQ前 → 駅前四丁目 → 博多駅センタービル前F
※全停車停留所を記載。
桧原営業所の運用は土日祝日ダイヤのみ。出入庫は69番で行われている。

福岡空港国際線ターミナル~博多駅・天神線[編集]

吉塚・片江早良営業所との共同運行。
  • AIRPORT BUS
直行
福岡空港国際線 - (ノンストップ) - 博多駅(博多バスターミナル)
快速
福岡空港国際線 - 山王一丁目 - 瑞穂 - 博多駅 - 駅前四丁目 - 渡辺通一丁目 - 西鉄天神高速バスターミナル
各停
福岡空港国際線 - 半道橋二丁目 - 山王一丁目 - 山王公園前 - 瑞穂 - 駅東三丁目 - 駅東二丁目 - 博多駅 - 駅前四丁目 - 渡辺通一丁目 - 西鉄天神高速バスターミナル
2013年3月16日のダイヤ改正により従来運行していた福岡空港国際線ターミナル - 博多駅間の路線の代替として新設された。従来と異なり天神発着となっている。天神方面は博多駅前Aのりばに停車するが、空港国際線方面は博多駅バスターミナル1階11番のりばに停車する。かつて運行していた福岡空港国際線 - 博多駅間の路線は途中ノンストップであったが、この路線は各バス停に停車し、途中区間のみの利用も可能で、半道橋・山王地区を経由する。
空港線専用フルラッピングがされてある、三菱ふそうエアロスターノンステップで運行するが、台数が足らない場合は通常のバスで運行している。送り込み運用は小笹・小笹団地線と桧原(小笹)博多駅線、桧原(城南)博多駅線が行っている。
なお2013年8月1日より博多駅~天神間が急行へと変更された(福岡空港国際線~博多駅間は変更なし)が2015年3月21日に急行が外される(停車バス停の変更はなし)。新設当初は行先番号Aとして運行されていたが、2016年3月26日のダイヤ改正で無番へと変更、同時に「AIRPORT BUS」と名称設定された。さらに、西鉄天神高速バスターミナルへの起点変更や、昼間帯に博多駅地区〜福岡空港間で快速運行を行う系統を新設するなどの改正が実施された。快速系統の博多駅地区〜福岡空港間の停車停留所は、瑞穂・山王一丁目のみである。2017年4月25日からはこれに加え博多駅~福岡空港間で途中停留所に停まらない直行便も開設された。直行便の経路は普通・快速とは異なり、太宰府ライナーバス「旅人」に準じた経路で運行。

長丘〜高宮循環バス[編集]

西鉄高宮駅を起終点に、高宮駅南西、大池通り北側の住宅地をラケット状反時計回りに循環する。運賃は170円、190円の2段階。 当初は2012年5月28日から2012年11月30日までの試行運行だったが、何度かの延長を経て、2014年6月1日から正式運行となる[5]。2013年5月11日にダイヤ改正を実施してルートを変更し、同時に当路線専用の1日フリー乗車券と、当路線と周辺部の他の西鉄バス路線に使える1日フリー乗車券を発売開始した(現在は当路線専用のみ発売継続)。
狭隘な区間が多く、全便小型バスで運行される。正式運行開始を前に日野・ポンチョが導入されている[5]
高宮駅は51番・52番の高宮駅止まりが使用する西口降車場を使用していたが、2018年3月17日からは東口に新設されたロータリーを使用している。
  • 西鉄高宮駅東口 - 長丘二丁目 - 下長尾 - 長丘三丁目サニー前 - 長丘一丁目 - 穴観音 - 西鉄高宮駅東口
早朝は長丘一丁目始発、夜間は下長尾終着となる。

油山臨時[編集]

油山に登り、山の東側にある油山市民の森・もーもーらんど油山牧場と福大前駅(福大正門前バス停)・西鉄片江営業所・西鉄桧原営業所を結ぶ路線である。油山観光道路を経由し油山観音のある観音下を通る系統と、西鉄桧原営業所・花畑園芸公園を通る系統がある。油山市民の森では一般車の走れない市民の森区域内を走行する。そのため油山市民の森の専用道路に通じるゲートでは運転士がリモコンを使って開けている(福岡空港国内線~国際線シャトルバスについても空港内に専用ゲートがあるため同様の扱いとなる)。

毎年3月から11月の日曜・祝日のみ運行。油山市民の森~油山牧場にかけて狭隘のため全便小型バスで運行される。

  • 福大正門前 - 西鉄片江営業所 -堤- 油山団地口 - 観音下 - 市民の森入口 - 油山市民の森 - キャンプ場 - こども広場 - 油山牧場
  • 福大正門前 - 西鉄片江営業所 -堤- 油山団地口 - 西鉄桧原営業所 - 花畑園芸公園 - 油山牧場 - こども広場 - キャンプ場 - 油山市民の森

ZOOバス[編集]

地下鉄駅と動植物園を結ぶ無料バスで、春期・秋期の日祝日、ゴールデンウィーク期間中や、8月の夜間開園日などに運行される。2016年度以降は平和台陸上競技場横・大濠公園駅 - 植物園正門間での運行。

柏原営業所と共同で担当し、両営業所に所属している動物園ラッピング車が使用される。

過去の路線[編集]

野間(快速)線[編集]

  • 快速53
    • 桧原営業所 - 自動車免許試験場 - 皿山一丁目 - 野間大池 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 那の川 - 渡辺通一丁目 - 天神
    • 桧原営業所 - 長住六丁目 - 長住一丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 那の川 - 渡辺通一丁目 - 天神
快速区間は清水町 - 天神。1992年に急行153番の新設によって朝のみ皿山経由での運行となり、それもすぐに廃止された。

現在の急行151である。

小笹線[編集]

  • 54
    • 桧原営業所 - 下長尾 - 小笹 - 平和五丁目 - 山荘通 - 平尾 - 一本木 - 薬院二丁目 - 警固町 - 法務局前 - 天神 - 昭和通 - 蔵本 - 祇園町 - 博多駅
    • 柏原営業所 - 下長尾 - 小笹 - 平和五丁目 - 山荘通 - 平尾 - 一本木 - 薬院二丁目 - 警固町 - 法務局前 - 天神 - 昭和通 - 蔵本 - 祇園町 - 博多駅
現在の59番の前身。もともと桧原のみの担当だったが、1990年頃から片江との共同担当となり、ほどなくして桧原担当分は消滅した。
  • 快速54
    • 桧原営業所 - 下長尾 - 小笹 - 小笹団地 - 教会前 - 薬院大通り - 薬院二丁目 - 警固町 - 法務局前 - 天神三丁目 - 昭和通 - 蔵本 - 祇園町 - 博多駅
現在の快速57-1番の前身。

小笹〜博多駅線[編集]

  • 59
    • 桧原営業所 - 下長尾 - 小笹 - 平尾 - 山荘通 - 那の川 - 百年橋 - 駅南三丁目 - 駅東三丁目 - 博多駅
現在の59番とは無関係で、現在の69番と全く同じ経路を走っていた。
国鉄筑肥線代行バスとして1983年に新設された69番(現69-1番)と小笹 - 博多駅間が重複していたため、これに吸収されるかたちで1987年頃廃止された。

桧原循環線[編集]

  • 60
    • 桧原営業所 -堤- 片江営業所 - 福大前 - 東七隈 - 小松ヶ丘 - 友丘 - 田島 - 六本松 - 赤坂三丁目 - 警固町 - 赤坂門 - 西鉄グランドホテル前 - 天神 - 渡辺通一丁目 - 那の川 - 日赤前 - 清水町 - 野間四角 - 緑園前 - 若久 - 中尾二丁目 - 屋形原 - 桧原営業所
    • 桧原営業所 - 堤-片江営業所 - 福大前 - 東七隈 - 小松ヶ丘 - 友丘 - 田島 - 六本松 - 赤坂三丁目 - 警固町 - 赤坂門 - 西鉄グランドホテル前 - 天神 - 渡辺通一丁目 - 那の川 - 日赤前 - 清水町 - 野間四角 - 緑園前 - 若久 - 福翔高校 - 九州がんセンター
現在の60番とは無関係
九州がんセンター系統はもともとは福商高校(現福翔高校)止まりだった。2000年8月1日のダイヤ改正で廃止。

屋形原線[編集]

  • 61
    • 桧原営業所 - 柏原 - 屋形原 - 福岡病院下 - 中尾二丁目 - 若久 - 緑園前 - 神田町一丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 那の川 - 高砂 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 長浜通 - 港二丁目 - 西公園下
2000年8月に60番が廃止された際、バス空白地帯となる横内 - 鬼の木団地間を埋めるために片江(福大病院、現在は廃止)まで延長され、桧原担当分は姿を消した。現在では那珂川担当分のみが存在する。
なお、西公園下のバス停は現在の荒戸二丁目交差点を右折してしばらく北上した、現在の西公園入口付近にあり、港二丁目→荒戸二丁目→西公園下(ここで一旦運行を打ち切り)→港銀座通り→港二丁目という一方循環のルートだった。

小笹〜天神線[編集]

  • 65-1
    • 藤崎 - 早良口 - 昭代三丁目 - 城南区役所 - 笹丘一丁目 - 小笹 - 平尾 - 山荘通 - 那の川 - 渡辺通一丁目 - 天神
69番藤崎系統の間合いとして1日2本設定されていた。1997年頃廃止。廃止と引き換えに59番が登場した。

中尾〜博多駅線[編集]

  • 66
    • 桧原営業所 - 柏原 - 屋形原 - 福岡病院下 - 中尾二丁目 - 若久 - 緑園前 - 神田町一丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 那の川 - 百年橋 - 駅南三丁目 - 駅東三丁目 - 博多駅
現在は那珂川営業所担当分のみが存在する。

野間急行線[編集]

  • 急行153(急行区間:清水町 - 天神)
    • 桧原営業所 - 長住六丁目 - 長住一丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 那の川 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 福岡タワー南口
急行区間は清水町 - 天神。1992年に快速53番を格上げして新設。開業当初は桧原 - 天神 - 都市高速 - 福岡空港として運行された。のちに皿山一丁目経由は急行151番に、長住六丁目経由は急行152番となった。

小笹〜天神線[編集]

  • 快速 59(快速区間 天神 - 平尾、九大前行きは天神から1番として運行)
    • 九大前 - 箱崎 - 県庁前 - 千代町 - 呉服町 - 土居町 - 東中洲 - 天神 - 渡辺通一丁目 - 薬院駅前 - 薬院大通 - 平尾 - 山荘通 - 平和五丁目 - 小笹 - 下長尾 - 長丘五丁目 - 上長尾 - 桜町 - 桧原三角 - 桧原営業所
  • 59
    • 天神 - 渡辺通一丁目 - 薬院駅前 - 薬院大通 - 一本木 - 平尾 - 山荘通 - 平和五丁目 - 小笹 - 下長尾 - 長丘五丁目 - 上長尾 - 桜町 - 桧原三角 - 桧原営業所
  • 快速 59-1(現54) (快速区間 天神 - 平尾、九大前行きは天神から1番として運行)
    • 九大前 - 箱崎 - 県庁前 - 千代町 - 呉服町 - 土居町 - 東中洲 - 天神 - 渡辺通一丁目 - 薬院駅前 - 薬院大通 - 平尾 - 山荘通 - 平和五丁目 - 小笹 - 笹丘二丁目 - 笹丘 - 長尾一丁目 - 神松寺二丁目 - 島廻橋 - 片江一丁目 - 堤 - 東油山 - 油山団地前 -南町- 南片江小学校前 - 片江営業所
車両は基本的にスロープ付中型バスでの運行。2010年3月27日改正で54-1番の新設と59番の大幅減便によって桧原営業所発着が廃止された。各停59番は早朝・夜に数本のみ運行されていたが桧原営業所行きは休日の夜1本のみの運転だった(現在も柏原営業所発着が継続で運転)。59-1は1往復のみ担当していた。
  • 快速 59 (快速区間 天神 - 平尾、九大前行きは天神から1番として運行)
    • 九大前 - 箱崎 - 県庁前 - 千代町 - 呉服町 - 土居町 - 東中洲 - 天神 - 渡辺通一丁目 - 薬院駅前 - 薬院大通 - 平尾 - 山荘通 - 平和五丁目 - 小笹 - 下長尾 - 長丘五丁目 - 上長尾 - 桜町 - 桧原三角 - 桧原運動公園前 - 柏陵高校前 - 柏原営業所
  • 59
    • 天神 - 渡辺通一丁目 - 薬院駅前 - 薬院大通 - 一本木 - 平尾 - 山荘通 - 平和五丁目 - 小笹 - 下長尾 - 長丘五丁目 - 上長尾 - 桜町 - 桧原三角 - 桧原運動公園前 - 柏陵高校前 - 柏原営業所
  • 快速 54-1 (快速区間 天神 - 平尾、天神方面は笹丘一丁目から54番、九大前行きは天神から1番として運行)
    • 九大前 - 箱崎 - 県庁前 - 千代町 - 呉服町 - 土居町 - 東中洲 - 天神 - 渡辺通一丁目 - 薬院駅前 - 薬院大通 - 平尾 - 山荘通 - 平和五丁目 - 小笹 - 笹丘二丁目 - 梅光園口 - 梅光園一丁目 - 六本松二丁目 - 大濠 - 鳥飼 - 城西橋 - 西新パレス前 - 国立医療センター - 福岡タワー南口(TNC放送会館前)
快速は一本木、新川町、渡辺通二丁目を通過する。車両は当初、スロープ付中型バスでの運行だったが現在は大型車も運行。54-1番のみ片江営業所と共同運行。各停59番は早朝(天神行き)と休日の夜(柏原営業所行き)に1本ずつ運行。2010年3月27日のダイヤ改正で福岡タワーを発着する54-1番に代替され、桧原営業所発着の廃止、柏原営業所発着も大幅に減便されている。快速便は天神発着もある。2011年4月1日のダイヤ改正で柏原営業所に移管された。

小笹・小笹団地線[編集]

  • 快速 56 (快速区間 小笹→薬院大通、博多駅行きは大名二丁目から3番として運行)
    • 桧原営業所→桧原三角→桜町→上長尾→長丘五丁目→下長尾→小笹→教会前→薬院大通→薬院二丁目→警固町→赤坂門→西鉄グランドホテル前→天神→東中洲→土居町→呉服町→祇園町→博多駅

運行当時は朝のみだったが57-1番が新設された代わりに廃止となった。

福大線[編集]

現在は片江営業所が運行している。

  • 12
桧原営業所発着は2000年8月1日改正で廃止された60番桧原循環線の代替で運行開始(実際には路線延長)されたもので、桧原担当末期は日中1時間1~2本程度の運行であった。田島 - 六本松は片江営業所発着同様上りと下りで運行経路が異なり、上りは田島→梅光園口→梅光園一丁目→六本松、下りは六本松→別府橋→別府団地前→梅光園→田島となっていた。博多駅行きの終点は新三井ビル前降車場、天神止の終点は天神北となっていたのに対し、桧原・片江営業所行きはいずれも博多駅発は博多バスターミナル2番のりば始発、天神発は天神協和ビル前始発となっていた。2011年4月1日のダイヤ改正でこれまでの福大前経由から福大正門前経由にルート変更されたが、同年7月16日のダイヤ改正で片江営業所発着の便の大半が元のルートに戻されたのに伴い、12-1番に改番されたが2013年4月に元の12番へとなりルートも変更された。2018年3月17日のダイヤ改正で桧原営業所発着は大幅に減便され、片江営業所の担当となった。
なお、桧原営業所は上記区間の系統のみ担当し、吉塚営業所および片江営業所および福大病院発着便は担当しなかった。
2011年4月1日のダイヤ改正でこれまでの福大前経由から福大正門前経由にルート変更されたが、同年7月16日の改正で片江営業所発着の便の大半が元のルートに戻されたのに伴い、12-1番に改番された。その後2013年3月に廃止。その代わり12番が運行されるようになった。
なお、桧原営業所担当は、上記区間の系統のみ担当し、吉塚営業所および片江営業所発着便および福大病院経由は担当しない。

福岡空港国際線~博多駅・天神線[編集]

  • A
    • 福岡空港国際線 - 半道橋二丁目 - 山王一丁目 - 瑞穂 - 駅東三丁目 - 博多駅筑紫口 - 博多駅 - 駅前四丁目 - 住吉 - 柳橋 - 渡辺通一丁目 - 天神
2013年8月1日に天神~博多駅間の急行が新設されたため廃止された。

博多駅〜中央ふ頭線[編集]

80番 天神橋口交差点
  • 80
    • 博多駅地区 - 祇園町 - キャナルシティ博多前 - (←■68)天神地区 - 市民会館前 - 国際会議場・サンパレス前 - マリンメッセ前 - 博多港国際ターミナル
中央ふ頭 - 天神地区・キャナルシティ・博多バスターミナルを結ぶ路線である。送り込み運用は152番が行っている。土曜・休日のみの運行であり、吉塚・片江営業所と共同運行である。2017年6月10日にBRT増発に伴い廃止された。

桧原(外環状)のこ渡船場線[編集]

桧原・長住・七隈等の南区エリアと能古渡船場を福岡外環状道路経由で結ぶ路線として、2017年3月25日に開設[6]。2018年10月28日まで土日祝日のみ運行した。沿線には木の葉モール橋本マリノアシティ福岡など、郊外地域の主要な商業施設が立地し、南区エリアから西区への買物客・行楽客の輸送という色合いが濃い路線であった。
当路線開設の際、外環状道路上に「梅林駅」、「野芥駅前」、「次郎丸駅前」、加え「小戸公園前」停留所を設置(いずれも運行終了と同時に廃止)。当初は経路上にある既存の停留所にはすべて停車していたが、道路渋滞(主に外環状道路内)による遅延が蔓延化していたため、2017年10月1日からは新たに快速運転区間を設定し、橋本西 - 能古渡船場間のうち、並行路線のある停留所の一部を通過とした。それでも夕方時間帯や行楽シーズンを中心に遅延が目立った。
2018年4月1日から経路を松本池経由から免許試験場経由に変更したが、本格運行までには至らずに運行終了となった。
  • 外環2
  • 2017年3月25日から9月30日までの経路
    • 桧原営業所 - 松本池 - 長住三丁目 - 島廻橋 - 福大前 - (福大トンネル) - 野芥駅前 - 次郎丸駅前 - 木の葉モール橋本前 - 橋本西 - 福重ランプ - 車両基地東 - 小戸公園前 - マリノアシティ福岡 - 名柄団地 - 能古渡船場
  • 2017年10月1日から2018年3月31日までの経路
    • 桧原営業所 - 松本池 - 長住三丁目 - 島廻橋 - 福大前 - (福大トンネル) - 野芥駅前 - 次郎丸駅前 - 木の葉モール橋本前 - 橋本西 - 小戸公園前 - マリノアシティ福岡 - 名柄団地 - 能古渡船場(橋本西 - 能古渡船場間快速
  • 2018年4月1日から10月28日までの経路
    • 桧原営業所 - 自動車免許試験場前 - 長住三丁目 - 島廻橋 - 福大前 - (福大トンネル) - 野芥駅前 - 次郎丸駅前 - 木の葉モール橋本前 - 橋本西 - 小戸公園前 - マリノアシティ福岡 - 名柄団地 - 能古渡船場(橋本西 - 能古渡船場間快速

油山牧場臨時線[編集]

(柏原営業所と共同運行)

  • 特快 56
    • 博多駅 - 呉服町 - 川端町・博多座前 - 天神 - 警固町 - 薬院大通り - 教会前 - 動物園前 - 小笹団地東門 - 小笹 - 下長尾 - 桧原三角 - 花畑園芸公園 - も~も~らんど油山牧場
2017年3月25日に季節運行として開設。本数は土日祝日5往復であった。他系統と同様に博多駅行きは天神から3番となるが、早良営業所が運行する脇山線や片江営業所が運行するエコルライナーとは異なり天神大和証券前を過ぎても種別は変わらない。
なお、油山牧場閉園時は一つ手前の花畑園芸公園入口で運行を打ち切った。
冬期運休の後、2018年3月から再開したが、この年の11月25日の運行を最後に運行終了となった。

長住〜天神線[編集]

  • 55→80(渡辺通一丁目電気ビル共創館前から)
    • 桧原営業所 - 松本池 - 長住六丁目 - 寺塚 - 平和一丁目 - 那の川 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 市民会館南口 - 国際会議場サンパレス前 - マリンメッセ前 - 博多港国際ターミナル(中央ふ頭)
中央ふ頭発着はBRTに代替され減便となり、2019年7月20日のダイヤ改正で那の津四丁目発着に変更する形で廃止となった。55→80への切り替え地点は当初天神であったが、2018年3月17日のダイヤ改正以降は渡辺通一丁目(電気ビル共創館前)となっていた。
また、中央ふ頭行きは天神通過後は当初天神北→市民会館前であったが、2018年3月17日のダイヤ改正以降は天神通過後は(天神北通過)→市民会館南口となっていた(2018年3月17日のダイヤ改正以降は中央ふ頭始発の便のみ、天神北に停車していた)。

車両[編集]

6月5日現在の車両配置    この数は路線車、貸切車を合わせた数となっている。参考はこちら

いすゞ車は1996年式が1台、1997年式が1台、1999年式が1台、2000年式が2台、2010年式が3台、2013年式が3台、2014年式が1台、2015年式が1台、2017年式が1台、合計15台配置されている。

三菱ふそう車は2012年式が6台、2015年式が6台、2016年式が7台、2017年式が3台、2018年式が7台、2020年式が3台、合計32台配置されている。

日産ディーゼル(UDトラックス)車は2004年式が3台、2005年式が1台、2006年式が1台、2007年式が4台、2008年式が5台、2009年式が1台、2010年式が3台、合計18台配置されている。

日野車が1998年式が2台、2000年式が2台、2009年式が2台、2010年式が2台、2011年式が1台、2013年式が3台、2014年式が13台、2015年式が5台、2016年式が2台、2017年式が2台、2018年式が8台、2019年式が2台、合計44台配置されている。

小型車が3台配置されている。         桧原営業所には112台配置されている。

路線車[編集]

大型車は日産ディーゼルいすゞ日野および三菱ふそうの配置。西工B型と純正車体の両方が配置されている。2009年2月20日より日野ブルーリボンシティ・ハイブリッド(純正J-BUSボディ)を2台運行している。2010年に同型車2台を追加投入した。2012年の初めには三菱ふそう・エアロスターが2台導入された。2013年には福岡空港国際線ターミナル~博多駅・天神線の運行に合わせていすゞエルガのノンステップ車が配置された。2014年には日野のブルーリボンⅡのノンステップ車が配置された。2015年にはいすゞエルガ、エルガハイブリッド(2018年3月改正で一旦全て転出したものの、2019年7月改正で2917号車のみ桧原に再転出した)が配置された(いずれもノンステップ車)その後は日野ブルーリボン、三菱ふそうエアロスターが増備されている。

中型車は純正車体の日野レインボーIIが配置されている。通常は長住〜天神線(55番)のみで使用するが、臨時便で他路線に使用することもある。

小型車は日野・ポンチョ1台と三菱ふそう・ローザが配置されている。油山牧場線と長丘〜高宮循環バスで使用される。

福岡市動植物園のラッピングを施された車両が複数台存在しており、主に56番や58番等に使用されている。

貸切車[編集]

スクールバス及び営業所近隣の送迎用として大型の日産ディーゼル(西工C型)といすゞガーラHDが配置されている。

使用機器[編集]

  • 運賃箱、運賃表示器はレシップ製を使用。運賃表示器は液晶ディスプレイ(LCD)式となっている。

備考[編集]

  • 2004年ごろに桧原営業所の車両15台にLED行先表示機が試験装着され、運用された。よって西鉄で最初にLED行先表示機を導入した営業所である。

脚注[編集]

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  1. 博多駅発の場合、おたふく駐車場から回送で博多駅前Bのりばに送り込まれるが、中央ふ頭発の場合は、中央ふ頭専用駐車場から回送で博多港国際ターミナルに送り込まれ、駅前一丁目通過後は交差点を右折した先にある博多駅前Bのりばに停車する。
  2. 柏原営業所担当の区1も、大橋駅行は折り返しまでの時間が2分しかないため、終点到着後にそのまま2番のりばへ移動し、すぐに折り返し便を運行する。
  3. 那珂川営業所が担当する6番の場合、大橋駅行は折り返しまでの時間が5分ほどあるため、終点到着後は一時的にロータリー内で待機する。大橋駅出発時はロータリーを出発すると2番のりばへ移動して折り返し便を運行する(折り返しが62番那珂川営業所行きについても同様、こちらは1番のりばへ移動)。
  4. 博多駅 - 長住三丁目間は片江営業所担当の64番と同一である。
  5. a b 『長丘〜高宮循環バス』本格運行決定!PDF 西日本鉄道、2014年5月19日(2014年5月20日閲覧)。
  6. 福岡市南区エリアと福岡市西区エリアの商業施設を結ぶバス路線開設! - 西日本鉄道 2017年3月6日