西日本鉄道片江自動車営業所
片江自動車営業所(かたえじどうしゃえいぎょうしょ)は、西日本鉄道のバス営業所の一つで、主に福岡市都心部と城南区を結ぶ路線を担当する。営業所表記は○片。1968年(昭和43年)4月8日開設。
所在地[編集]
- 最寄バス停:片江営業所
管轄路線[編集]
- 2020年3月21日現在の路線(太字は終点・始発停留所)
福大線[編集]
- ■■ 12/→1(大名二丁目→吉塚営業所間)/→3(大名二丁目→博多駅間)
- ■ 快速12(快速区間 六本松→千代町)/→快速1
- 片江営業所→(この間全停留所)→六本松→大手門・平和台陸上競技場入口→赤坂門→西鉄グランドホテル前→天神大和証券前→川端町・博多座前→呉服町→千代町→(この間全停留所)→吉塚営業所
- 天神は行先によって停車地が異なる。
- 天神北行き (大名方面)→天神証券ビル前→天神北
- 博多駅行き (大名方面)→天神福銀本店前→(呉服町方面)
- 吉塚営業所行き (大名方面)→天神大和証券前→(呉服町方面)
- 福大病院・片江営・桧原営方面 (呉服町方面)→天神大和証券前→天神協和ビル前→(大名方面)
- 吉塚営・県庁・博多駅・天神と福岡大学地区・片江営・桧原営を結ぶ路線である。上りは赤坂門発車後、博多駅行きは行先番号を3番に、吉塚営業所行きは1番に切り替えて運行する。
- 博多駅行きの終点は新三井ビル前降車場、天神止の終点は天神北である。片江・桧原営業所行きはいずれも博多駅発は博多バスターミナル2番のりば始発、天神発は天神協和ビル前始発である(博多駅終点の場合、博多駅に到着後は博多バスターミナル横のおたふく駐車場に回送されて待機するが、天神止の場合は天神北到着後は那の津口駐車場に回送されて待機する。博多駅発の場合、おたふく駐車場から博多バスターミナル2番のりばまで、天神発は那の津口駐車場から天神協和ビル前までいずれも回送で送り込まれる)。
- 吉塚営業所発着は現在平日ダイヤのみの運行。
- かつては1時間8本程度が運行されていたが福岡市営地下鉄七隈線開業後、天神 - 福大前間が競合になっており減便が実施されている。しかし六本松 - 福大前間七隈線と遠く離れていることもあり日中1時間4~6本が運行されている。快速便もあるがこれも七隈線開業後は減便された。
- 2011年4月1日改正で福大前経由から福大正門前経由にルート変更され、さらに福大病院発着が一旦廃止され、福大病院経由片江営業所発着に変更されたが、同年7月16日改正で福大病院経由・桧原営業所発着の便を12-1に改番した上、その他の便は元の経路に戻された。
- 2013年3月16日改正で12-1は廃止され、福大病院発着が復活(経由地は以前とは異なって福大正門前)した。
- なお、田島 - 六本松は上りと下りで運行経路が異なる。上りは田島→梅光園口→梅光園一丁目→六本松、下りは六本松→別府橋→別府団地前→梅光園→田島となっている。
- 2013年3月16日改正で快速が新たに大手門・平和台陸上競技場入口へと停車するようになった。これに伴い快速は大正通りの赤坂門は通らないため、明治通りの赤坂門に変更される。
- 平日朝1本のみ博多駅前行きがあり、客扱い後はエコルライナー片江営業所行きとなる。桧原営発着は2000年8月1日改正で廃止された60番桧原循環線の代替で運行開始したもので、桧原営業所が運行していた。
- 2018年3月17日改正で桧原が福大線の運用から撤退し、片江営業所単独路線となった(なお、同改正で桧原営発着は大幅に減便された)。
- 福岡タワー・西新・鳥飼地区・城南区役所と城南区東部・南部を結ぶ路線。方向幕は片江営業所行きは橙(■)だが、福岡タワー行きは青(■)である。毎日運行であるが日中のみ毎時1本の運行で、最終便の運行は17時台である。名義上、福大線を名乗るが福大正門前及び福大前は経由しない。そのため、片江所属車車内に掲示されている路線図には鳥飼~西新線と記載されている。2008年3月15日改正で西新パレス前 - 福岡タワー間を延長した。
エコルライナー[編集]
- ■ エコルライナー
- 天神系統
- 下り:天神協和ビル前 → 赤坂門 → 赤坂二丁目 → 六本松 → 中村大学前 → 福大薬学部前 → 福大正門前 → 片江営業所
- 上り:片江営業所 → 福大前 → 東七隈 → 六本松 → 赤坂門 → 天神福銀本店前 → 天神大和証券前 → 川端町・博多座前 → 博多駅新三井ビル前(天神→博多駅間は快速3)
- 博多駅系統
- 下り:博多駅前B → 渡辺通一丁目 → 薬院駅前 → 六本松 → 中村大学前 → 福大薬学部前 → 福大正門前 → 片江営業所
- 上り:片江営業所 → 福大前 → 東七隈 → 六本松 → 薬院駅前 → 渡辺通一丁目 → 博多駅西日本シティ銀行前
- 天神系統
- 「エコルカード」発売開始後の2004年から運行開始している。かつては、下りも東七隈・福大前を経由していた。主に福岡大学への通学目的に特化しており、平日ダイヤの朝に、福岡大学の1限目の開始に合わせて下りを、夕方に、福岡大学の4・5限目の終了後に合わせて上りを(ただし、5限目の終了後は薬院駅前経由の博多駅行きのみ)運行。停車地は駅および大規模高等学校・大学の最寄りバス停に絞り込まれている。2011年からは下りのみ中村大学前に新規停車している。2013年3月16日改正で天神系統の上りのみ博多駅まで延伸された(天神福銀本店前発車後は3番特別快速として案内されるが、2015年3月21日改正から天神大和証券前発車後から先の種別がただの快速となる)。なお通学者以外でも利用可能である。上りの運用は天神発着は福大線・博多駅発着は片江(城南)博多駅線と決まっているが、下りは天神発が福大線に加え油山線・茶山線、博多駅発着が片江(城南)博多駅線に加え油山線・油山(快速)博多駅線が受け持っている。
油山線[編集]
- ■■ 13/→1(大名二丁目→吉塚営業所間)/→3(大名二丁目→博多駅間)
- 片江営業所 - 南片江六丁目 - 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 福岡市美術館東口 - (明治通) - 天神 - (明治通) - 県庁前 - 吉塚営業所
- 桧原営業所 - 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 福岡市美術館東口 - (明治通) - 天神 - (明治通) - 県庁前 - 吉塚営業所
- 片江営業所 - 南片江六丁目 - 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 福岡市美術館東口 - (明治通) - 天神 - (明治通) - 博多駅
- 桧原営業所 - 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - 福岡市美術館東口 - (明治通) - 天神 - (明治通) - 呉服町 - 博多駅
- 堤 → 六本松 → 福岡市美術館東口 → (明治通) → 天神 → (明治通) → 県庁前 → 吉塚営業所
- 堤 → 六本松 → 福岡市美術館東口 → (明治通) → 天神 → (明治通) → 呉服町 → 博多駅
- ■■ 快速13(快速区間 六本松 - 千代町)/→快速1
- 片江営業所/桧原営業所 - (この間全停留所) - 六本松 - 大手門・平和台陸上競技場入口 - 赤坂門 - 西鉄グランドホテル前 - 天神協和ビル前(桧原・片江営方面のみ停車) - 天神大和証券前 - 川端町・博多座前 - 呉服町 - 千代町 - (この間全停留所) - 吉塚営業所
- 天神は行先によって停車地が異なる。
- 天神北行き (大名方面)→天神証券ビル前→天神北
- 博多駅行き (大名方面)→天神福銀本店前→(呉服町方面)
- 吉塚営業所行き (大名方面)→天神大和証券前→(呉服町方面)
- 桧原営業所・片江営業所・博多工業高校方面 (呉服町方面)→天神大和証券前→天神協和ビル前→(大名方面)
- 主に天神・博多駅・県庁と中央区西部・城南区東部を結ぶ路線で城内、明治通り経由。方向幕は橙(■)。平日には吉塚営業所発着が主体、土曜・日祝は博多駅発着が主体となっているが天神発着も一部時間帯に運行される。鉄道の空白地区を通るためか、日中も利用客が多く、10分以内の間隔で運行されている(油山団地口 - 天神間)。博多駅行きの終点は新三井ビル前降車場[1]、天神止まりの終点は天神北である[2]。片江・桧原営業所行きはいずれも博多駅発は博多バスターミナル2番のりば始発[3]、天神発は天神協和ビル前始発である[4]。なお、2006年3月18日改正より、南町 - 片江営業所間の経由地が南片江小学校経由から南片江六丁目・長野町(現在のさくら病院前)経由となった。
- 2014年4月1日改正により平日ダイヤの一部便で都心部にて快速運行が行われている。快速区間は六本松から千代町までの間で、同区間は大手門・赤坂門・西鉄グランドホテル前(因みに同バス停への停車は2015年3月改正以降)・天神・川端町博多座前・呉服町に停車。2014年4月1日改正で平日ダイヤの朝ラッシュ時に上りのみ特別快速として運行開始したもので、梅光園口→吉塚営業所間は快速12番と同一経路であるが、西鉄グランドホテル前を通過していた。2015年3月21日改正より、特別快速は快速に種別変更し、現在の形となった。
- 桧原営業所との共同運行。もともと当路線の桧原営業所系統は桧原の担当路線であったものを、桧原営業所の改修工事に伴い2018年3月17日改正ですべて片江の担当としたが、改修工事終了後に行われた2019年7月20日改正で桧原営業所の運用が復活した。
- また、同改正から堤始発の上り便が新規設定された。営業所 - 堤間を回送で送り込み、堤から営業運転する。
油山(快速)博多駅線[編集]
- ■■ 113/→8(六本松→博多駅間)
- 片江営業所 - 油山団地前 - 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - (国体道路) - 天神警固神社・三越前 - (国体道路) - 博多駅
- 桧原営業所 - 東油山 - 島廻橋 - 笹丘 - 六本松 - (国体道路) - 天神警固神社・三越前 - (国体道路) - 博多駅
- 堤 → 六本松 → (国体道路) → 天神 → (国体道路) → 博多駅
- ■■ 快速113(快速区間 六本松 - 博多駅)/→快速8
- 片江営業所/桧原営業所 - (この間全停留所) - 六本松 - 警固町 - 天神警固神社・三越前 - 天神一丁目 - キャナルシティ博多前 - 祇園町 - 博多駅
- 博多駅 - 六本松間が国体道路経由で、六本松 - 桧原営業所・南町間は13番と同一経路である。方向幕は橙色(■)。2011年4月1日から博多駅行きは梅光園1丁目発車後から行先番号8番で案内される。博多駅行きの終点は新三井ビル前降車場[5]、桧原・片江営業所行きはいずれも博多バスターミナル4番のりば始発である[6]。当初は急行のみだったが1997年に普通便を新設し、2015年3月のダイヤ改正前まで急行は平日・土曜両ダイヤの朝夕のみの運行だった。2007年改正で普通・急行便とともに平日ダイヤ朝のみではあるが博多駅前行きが設定された。博多駅(博多口)にはBのりばに到着し、客扱い終了後にエコルライナーおよび16番片江営業所行きとして運転する。同時間帯の片江営業所行きの一部でも16番博多駅行きと連続運行しているが、こちらは博多駅到着後に駅前一丁目まで回送されてここから客扱いする。六本松については12・13番と同様に博多駅方面は城南線が使用するこんどう美容室前、桧原営・片江営方面はMJR六本松前(2017年7月以降)に停車する。
- 運行形態は博多駅 - 油山団地間で桧原営・片江営系統合わせ10分間隔、このうち毎時2本が快速である。2015年3月21日改正で従来の急行から改称したもので、この際に全日終日運行となっている。
- 桧原営業所との共同運行。13番と同様、2018年3月17日改正で桧原営業所の改修工事により一時はすべて片江担当になったが、社屋完成後の2019年7月20日改正で桧原の担当が復活した。なお、同改正で堤始発が新規設定される。
茶山線[編集]
- ■■■ 114/→8(六本松→博多駅・扇町間)
- 片江営業所 - 福大病院 - ( - 金山団地 - ) - 七隈四角 - 茶山 - 六本松 - (国体道路) - 天神警固神社 - (国体道路) - キャナルシティ博多前 - 博多駅 - 山王公園前 - 山王一丁目 - 扇町
- ■■ 無番
- 福大病院 - 野芥三丁目 - 西油山ハイツ
- 113
- 博多駅 → (国体道路) → 天神 → (国体道路) → 六本松
- 茶山線は、城南区西部の福大病院・茶山地区と天神・博多駅などの市中心部を結ぶ路線である。かつては渡辺通四丁目交差点を西 - 北に進み国体道路に出入りし、那の津四丁目・県庁(吉塚営業所)・福岡タワー・藤崎と茶山方面を結ぶ14番が基本であったが、派生形として、国体道路を直進し博多駅・天神警固神社三越前と茶山地区を結ぶ114番が1999年に新設された。2009年3月23日改正からは18番の廃止に伴い、金山団地を経由する便が設定された。大半は山王一丁目発着であったが、博多駅発着もわずかながらあった。六本松・別府駅前 - 金山団地口間では七隈線の駅から遠いバス停で降りる人がバスを利用するケースが見られる。2011年4月1日のダイヤ改正で山王一丁目発着が扇町まで延伸された。2013年3月16日改正で金山団地は深夜便と早良営業所が担当する西油山ハイツ・早良営業所発着便以外の全ての便が経由するようになり、また西油山ハイツ発博多駅行きの平日ダイヤ1本が片江営業所担当となった(運行は福大線)。その後、2016年6月18日改正より、一部が福大病院を発着するようになった。福大病院発着は終点到着後、折り返しまで福大病院構内駐車場で待機する。2018年3月17日改正で早良営業所発着系統が廃止され、日中の西油山ハイツ - 福大病院間は新設の無番系統に分離、西油山ハイツから都心への直通便は朝の14番と晩の114番のみとなった。同時に早良が茶山線から撤退したため、片江の単独運行となった。また、2018年3月改正以降は金山団地へは扇町発着だけが乗り入れ、博多駅発着は乗り入れなかったが、2020年3月21日改正で金山団地に乗り入れていた平日の朝以外の扇町系統を廃止し、博多駅発着も金山団地に乗り入れる便が復活した。平日ダイヤの朝方に1本設定された博多駅発別府駅前行きは、同改正で六本松行きに短縮の上、行先番号を114番から113番に変更した。
- ■■ 140/→1(大名二丁目→吉塚営業所間)
- 片江営業所 - 福大病院 - 七隈四角 - 金山団地 - 茶山 - 六本松 - 福岡市美術館東口 - (明治通) - 天神 - 川端町・博多座前 - 呉服町 - 県庁前 - 吉塚営業所
- 13
- 天神協和ビル前 → (明治通) → 福岡市美術館東口 → 六本松
- 七隈線開業を目前にした2005年1月11日に、14番に代わり七隈線と直接競合しない美術館東口・明治通り経由の140番が新設された。それでもやはり七隈線への利用者転移を理由に改正の度にかなり減便され、平日ダイヤでは概ね1時間2本、土曜ダイヤ・日祝ダイヤでは概ね1時間1本程度の運行で、日祝ダイヤでは全て天神止まりとなる。それでも七隈線開業後も一定の利用はあり、特に六本松・別府駅前 - 金山団地口間では駅から遠いバス停で降りる人がバスを利用するケースが見られる。
- 2010年3月27日改正より、日中の金山団地発着便が復活。その後すべての便が金山団地経由片江営業所行きに変更された。2016年6月18日改正より一部が福大病院を発着するようになった。福大病院発着は終点到着後、折り返しまで福大病院構内駐車場で待機する。2018年3月17日改正から天神協和ビル前発別府駅前行きを設定したが、2020年3月21日改正で六本松まで短縮の上、行先番号を140番から13番に変更した。
- 市街地西端部の福岡タワー・西新地区と茶山地区・福大病院を結ぶ路線。かつては藤崎発着であったが、2002年に福岡タワー発着に変更された。本数は2010年3月27日改正で大幅減便となり、以前は概ね毎時1本運行(平日ダイヤでは時間帯によって大きなばらつきがあった)だったのが平日ダイヤは1日6往復、土曜・日祝両ダイヤは1日5往復となった。
- ■■ AIRPORT BUS
- 福岡空港国際線 - (直行) - 博多駅(博多バスターミナル)
- 博多駅と福岡空港国際線ターミナルを結ぶ路線である。2017年6月10日のダイヤ改正で片江も担当に加わった。茶山線の間合いで直行を担当する。吉塚・桧原・早良営業所と共同で運行している(当営業所と早良営業所は直行のみ)。路線の詳細については「西日本鉄道吉塚自動車営業所#福岡空港国際線~博多駅・天神線」を参照。
片江(城南)博多駅線[編集]
- ■■ 16
- 片江営業所 - 福大前 - 東七隈 - 島廻橋 - 笹丘 - (観光道路) - 六本松 - (城南線) - 薬院駅前 - 住吉 - 博多駅
- 梅光園口 → 六本松 → (城南線) → 薬院駅前 → 博多駅
- ■ 快速16
- 片江営業所→(この間全停留所)→六本松→雙葉学園入口→薬院大通り→薬院駅前→渡辺通一丁目十八銀行前→渡辺通一丁目サンセルコ前→住吉→駅前四丁目→博多駅
- 福岡大学・城南区東部と博多駅を東七隈・島廻橋・六本松・城南線・薬院駅経由で結ぶ路線である。この路線は七隈線開業後も快速を含めあまり減便されておらず、平日ダイヤ15分間隔、土曜ダイヤ20分間隔、日祝ダイヤ25分間隔で運行している。博多駅行きの終点は西日本シティ銀行前[7]、片江営業所行きは博多駅前Bのりば始発である[8]。平日朝のみ、113番と連続運行する便があり、博多駅行きの一部の便が客扱い後に駅前一丁目まで回送され、ここから113番片江営業所行きとして運転される。2020年3月21日改正で梅光園口始発便を13番・113番・16番六本松行きからの折り返しとなっている。
- なお、城南線経由の「エコルライナー」は当系統と類似した区間を通るが福大線に含まれる。ただ、運用自体はこの片江(城南)博多駅線が受け持っている[詳しくは#エコルライナーの欄を参考に]。
小笹~天神線[編集]
(柏原営業所との共同運行)
- 福岡タワー・片江営方面から小笹・平尾を経由し、天神・吉塚営方面へ至る路線。2010年までは僅少とはいえ普通便の運行もあったが、以降は全便が快速便で統一されている。2015年までは快速区間平尾 - 天神であり、2015年3月21日より停車バス停はそのままに普通便として扱われることとなったが、2016年3月26日に現在の形となり快速の呼称が復活した。明治通り内の停車停留所は快速13番に準じ、渡辺通り内は渡辺通二丁目と北向けのみ天神南のみ通過する。
- 車両運用は以前は中型基本だったが、2010年3月27日からは完全に大型車のみでの運行となっており(桧原便は中型運行もあったが、2010年6月改正を期に桧原便も全て大型化した)、片江営業所担当便は基本的にスロープ付車両での運行である。桧原営業所と共管だったが、2011年4月1日改正からは柏原営業所との共管に変更されている。
- ■■ 54(快速区間 渡辺通一丁目 - 千代町間)/→快速1(天神・吉塚営・県庁・箱崎三丁目方面)
- 片江営業所 - 油山団地前 - 島廻橋 - 笹丘 - 小笹 - 西鉄平尾駅 - 薬院駅前 - 天神 - 県庁前 - 吉塚営業所
- 片江営業所 → 島廻橋 → 笹丘 → 小笹 → 西鉄平尾駅 → 薬院駅前 → 天神高速バスターミナル前 → 博多座 → 県庁前 → 箱崎三丁目
- 2005年に旧54番廃止の代替として新設された。しかし、客の入りが芳しくなかったのか、今や片江営直通系統は出入庫時のみ運転されている。2010年3月改正前までの59-1番に相当している。
- 箱崎三丁目系統は2011年4月1日改正から一部が吉塚営業所系統に変更され、2020年3月21日現在は平日ダイヤと土曜ダイヤの朝時間帯に運行されるのみである。天神北は天神発着系統のみ停車するが、下り便の発車のみ2018年3月17日改正から1つ先の天神ソラリアステージ前に変更された。
- 笹丘一丁目→天神方面は54-1からの合流があり本数が増える。
- ■■ 54-1(快速区間 渡辺通一丁目 - 千代町間)/→快速54(笹丘一丁目→天神間)/→快速1(天神→県庁方面)
- 福岡タワー(TNC放送会館) - 西新 - 小笹 - 西鉄平尾駅 - 薬院駅前 - 天神 - 県庁前 - 吉塚営業所
- 福岡タワー(TNC放送会館) ← 西新 ← 小笹 ← 西鉄平尾駅 ← 薬院駅前 ← 天神 ← 県庁前 ← 箱崎三丁目
- 2010年3月に新設し、現在はこちらがメインとなっている。福岡タワーと天神を結ぶ系統であるものの天神へはかなり大回りとなり、福岡タワー - 西新・六本松・小笹、小笹 - 天神方面の利用が主である。そのため時刻表・行先表示は終着地ではなく「小笹方面」と表記されることが多い。
- 日中は吉塚営業所・天神発着を運行し、平日ダイヤの朝晩時間帯と土曜ダイヤ・日祝日ダイヤでは朝時間帯にのみ箱崎三丁目発着が運行される(箱崎三丁目行きは柏原営業所が運行)。2019年3月改正で吉塚営業所発着の大部分が天神発着に振り替えられた。
- 福岡タワー発は梅光園口まで普通種別で運行する。
片江(長住)博多駅線[編集]
- ■■ 64
- 福大病院 - 南片江 - 片江営業所 - 東油山 - 堤 - 島廻橋 - 長住三丁目 - 野間四角 - 日赤前 - (百年橋通) - 駅南三丁目 - 博多駅
- 大池通りを通る片江営業所唯一の路線である。本数は概ね30~40分に1本である。博多駅行きは博多駅筑紫口が終点となる。半数以上は福大病院発着であるが、土曜・休日ダイヤを中心に片江営業所発着もある(時間帯によってばらつきが激しい)。福大病院発着は終点到着後、片江営業所へ回送されるが、一部は折り返しまで福大病院構内駐車場で待機する便もある[9]。片江営業所終点は交差点を右折した先の片江営業所(降車場・大橋駅行きの外環1番と6番・12番桧原営業所行きが停車する)バス停に到着してそのまま片江営業所に入る[10]。上り便は福大病院始発は片江営業所から福大病院まで回送されて福大病院バス停から発車する[11]が、片江営業所始発は営業所を直進した先にある片江営業所(同バス停始発の54番、94番、113番が使う)バス停から発車する。なお、福大病院発博多駅行きは南片江までは「長住・野間四角方面」と案内される。
- 車両はワンステップ車が多いが、ツーステップ車やノンステップ車も使用されることもある。
- 桧原営業所が担当する67番[12][13]と同様に、博多駅到着後は博多営業所まで回送されて待機する。片江営業所・福大病院行きはいずれも博多駅前Cのりば始発である。博多営業所から博多駅前Cのりばまでは回送で送り込む。
福大病院(外環状)大橋線[編集]
- 福岡大学病院と大橋駅を福岡外環状道路経由で結ぶ路線。沿線には福大病院や九州がんセンターをはじめとして病院が多数立地し、福岡大学、福岡市立福翔高等学校、福岡自動車運転免許試験場も立地する。
- 2011年1月29日、「福岡外環状道路の利用増進に向けた交通体系の方策検討会」(福岡市や西鉄、九州地方整備局、九州運輸局、沿道の病院関係者)を実施主体とし、2011年3月末までの社会実験として急行700番系統の運行を開始した[14]。社会実験としての運行は実施期間を延長し同年4月24日まで運行され[15] 終了したが、2011年10月3日に、西鉄が同年10月31日から2012年10月30日までの期間で、ルート・停車停留所・運行本数を変更し、運賃を値下げした上で、試行運行として再度700番の運行を開始し[16]、10月31日以降は本格運行に移行している[17]。
- 試行運行からは西鉄に沿線医療機関などが連携し、医療機関が車両に広告を掲載する、福岡市が路線の周知にあたるなどして路線維持を支援する形となる。通院の足を確保することを重視した路線の開設は珍しく、九州では初めてとなる。
- 2012年から翌年4月30日まで使用車両には沿線の桧原桜をイメージしたラッピングが施されていた。また、2012年10月9日から翌年3月31日まで、福岡市と合同でヒアリング・ループの実証実験を行い[18]、以後主に当路線に使用される車両へ採用されている。
- 2015年3月改正で行先番号が運行ルートがイメージしやすい「外環1番」[19](側面表示器では「1 外環状道路」と表記)に改められたほか、通勤・通学時間帯に下り便の快速系統「エコルライナー」が1便新設された。
- 全便スロープ付き車両で運行される。社会実験時代よりワンステップバス(2001~2005号車)が使用されていたが、近年はノンステップバスも導入されている。また、時折ツーステップバスが充当されることもある。
- ■■ 外環1
- 福大病院 - 堤 - 自動車免許試験場正門前 - 九州がんセンター - 横手四丁目 - 西鉄大橋駅
- 片江営業所 → 堤 → 自動車免許試験場正門前 → 九州がんセンター → 横手四丁目 → 西鉄大橋駅
- ■ エコルライナー
- 福大病院 - 福大正門前 - 西片江一丁目 - 堤 - 桜町 - 自動車免許試験場正門前 - 屋形原一丁目 - 野多目 - 野多目小学校前 - 西鉄大橋駅
- 地禄神社前から外環状道路(横手南町)までは都市計画道路長浜太宰府線を経由する。また、野多目付近では一旦外環状道路を外れ、48番が停車する停留所にも停車している。平日ダイヤの早朝1本のみ、片江営業所を始発とする西鉄大橋駅行きが運行される。
- エコルライナーは2015年3月23日より平日ダイヤのみ、朝に大橋駅発下り1本を新設し、2019年3月からは上りも1本新設された。福岡大学の長期休暇期間は運休になる。西鉄大橋駅から福大病院までを約40分で結ぶ(外環1番より20分ほど短縮)。
過去の路線[編集]
脇山線[編集]
- ■□ 3
- 片江営業所 - 福大前 - 七隈四角 - 干隈一丁目 - 飯倉 - 荒江四角 - 脇山口 - 西新パレス前
この系統は福大線には含まれず、脇山線の支線扱いだった。一度廃止されたが、2003年6月に早良営業所担当で福大前発着が復活。
福大線[編集]
- ■■ 12
- 吉塚営業所 - 県庁九大病院前(現・県庁前) - 千代町 - 呉服町 - 土居町 - 東中洲 - 天神 - 西鉄グランドホテル前 - 赤坂門 - 警固町 - 赤坂三丁目 - 六本松 - 田島 - 友丘 - 小松ヶ丘 - 東七隈 - 福大前 - 倉瀬戸 - 福大病院 - 東梅林 - 野芥二丁目 - 福岡歯科大学病院前(当時) - 建石 - 四箇田団地
- 博多駅交通センター(現・博多バスターミナル)→祇園町→呉服町→土居町→東中洲→天神→西鉄グランドホテル前→赤坂門→警固町→赤坂三丁目→六本松→田島→友丘→小松ヶ丘→東七隈→福大前→倉瀬戸→福大病院→東梅林→野芥二丁目→福岡歯科大学病院前(当時)→建石→四箇田団地
- 吉塚営業所 - 県庁九大病院前(現・県庁前) - 千代町 - 呉服町 - 土居町 - 東中洲 - 天神 - 西鉄グランドホテル前 - 赤坂門 - 警固町 - 赤坂三丁目 - 六本松 - 田島 - 友丘 - 小松ヶ丘 - 東七隈 - 福大前 - 倉瀬戸 - 福大病院 - 東梅林 - 野芥三丁目 - 早良妙見東口 - 西油山ハイツ
四箇田団地線は、のちに系統分割され福大病院止まりとなる。博多駅発は平日1本のみで上り便はなかった。両系統とも終点は早良区だが、他の12番と同様に橙色幕を使用していた。現在12番は、福大病院以西の路線において通学用の早良高校行きを除き廃止されている。
- ■ 12快速(快速区間 西鉄グランドホテル前→六本松)
- 西鉄吉塚営業所→県庁九大病院前(現・県庁前)→千代町→呉服町→土居町→東中洲→天神→西鉄グランドホテル前→赤坂門→(城内)→六本松→田島→友丘→小松ヶ丘→東七隈→福大前→長野町→片江営業所
城内経由で、平日・土曜の朝に運行されていた。2004年12月1日改正で「エコルライナー」の新設後は土曜日のみの運行となっていたが、後に廃止となった。現在の天神発の「エコルライナー」同様、油山線や茶山線も担当していた。
- ■ 急行福大急行(急行区間 全区間)
- 博多駅→渡辺通一丁目→薬院駅前→六本松→東七隈→福大前→片江営業所
2005年2月3日のダイヤ改正で「エコルライナー」に変更。「エコルライナー」とは違い、平日ダイヤ朝に西鉄片江営業所行きのみの運行で、動物園入口(当時)にも停車していた。
- ■■ 12-1(吉塚営業所行きは東七隈から12番、大名二丁目から1番として運行)
- 吉塚営業所 - 県庁九大病院前(現・県庁前) - 千代町 - 呉服町 - 東中洲 - 天神 - 赤坂門 - 警固町 - 赤坂三丁目 - 六本松 - 田島 - 友丘 - 小松ヶ丘 - 東七隈 - 七隈四角 - 福大病院 - 福大正門前 - 西片江一丁目 - 片江営業所
2011年4月1日~7月15日の間、12番が現在のルートから東七隈・福大正門前経由に変更して運行していたのを同年7月16日から12-1番として分離して運行された系統。2013年3月16日改正で廃止、12番に福大前・福大正門前経由福大病院行きが平日に新設された。
油山線[編集]
- ■□ 13
- 片江営業所 - 南片江小学校前 - 南町-油山団地前 - 東油山 - 堤 - 片江一丁目 - 島廻橋 - 神松寺二丁目 - 長尾一丁目 - 笹丘 - 梅光園一丁目 - 六本松 - 城内美術館東口(現・福岡市美術館東口) - 大手門 - 赤坂門 - 西鉄グランドホテル前 - 天神 - 東中洲 - 土居町 - 呉服町 - 千代町 - 県庁九大病院前(現・県庁前) - 箱崎 - 九大前
- 博多駅←呉服町←東中洲←天神←赤坂門←大手門←福岡市美術館東口←六本松←梅光園一丁目←笹丘←長尾一丁目←神松寺二丁目←島廻橋←片江一丁目←堤←東油山←油山←駄ヶ原←井手
- 吉塚営業所←県庁前←千代町←呉服町←東中洲←天神←赤坂門←大手門←福岡市美術館東口←六本松←梅光園一丁目←笹丘←長尾一丁目←神松寺二丁目←島廻橋←片江一丁目←堤←東油山←油山←駄ヶ原←井手
井手発は2013年3月23日改正で廃止された。
- ■ 13
- 博多駅→祇園町→呉服町→土居町→東中洲→天神→西鉄グランドホテル前→赤坂門→大手門→城内美術館東口(現・福岡市美術館東口)→六本松→梅光園一丁目→笹丘→長尾一丁目→神松寺二丁目→島廻橋→片江一丁目→堤→東油山→油山→駄ヶ原→井手
- 西鉄吉塚営業所→県庁九大病院前(現・県庁前)→千代町→呉服町→土居町→東中洲→天神→西鉄グランドホテル前→赤坂門→大手門→城内美術館東口(現・福岡市美術館東口)→六本松→梅光園一丁目→笹丘→長尾一丁目→神松寺二丁目→島廻橋→片江一丁目→堤→東油山→油山→駄ヶ原→井手
井手行きは終点到着後、横内経由で片江営業所へ回送されていた。また沿線バス停では「井出」行きと誤植されていることが多い。
- □ 無番(時刻表上では13番として記載されている場合もあった)
- 片江営業所→堤→片江一丁目→島廻橋→神松寺二丁目→長尾一丁目→笹丘→梅光園一丁目→六本松
平土朝2本の運行。油山団地前・東油山は経由ない。六本松到着後は六本松交差点を右折(現在右折禁止)し、福大前経由早良高校行き及び14番西油山ハイツ行きとなっていた。
茶山線[編集]
- ■■ 14
- 片江営業所 - 長野町 - 倉瀬戸 - 福大病院 - 七隈四角 - 金山団地口 - 茶山 - 城南体育館入口 - 別府六丁目 - 別府二丁目 - 六本松 - 赤坂三丁目 - 警固町 - 天神 - 東中洲 - 土居町 - 呉服町 - 千代町 - 県庁九大病院前(当時) - 吉塚営業所
- 金山団地 - 金山団地口 - 茶山 - 城南体育館入口 - 別府六丁目 - 別府二丁目 - 六本松 - 赤坂三丁目 - 警固町 - 天神 - 東中洲 - 土居町 - 呉服町 - 千代町 - 県庁九大病院前 - 吉塚営業所
- 西鉄片江営業所 - 長野町 - 福大病院 - 七隈四角 - 金山団地口 - 茶山 - 城南体育館入口 - 別府六丁目 - 別府二丁目 - 六本松 - 赤坂三丁目 - 警固町 - 天神 - (天神北)都市高速(西公園) - 中央市民プール - 福岡ドーム前(当時) - 国立医療センター - 医師会館・ソフトリサーチパーク前 - 福岡タワー(南口TNC放送会館)
- 西鉄片江営業所 - 長野町 - 福大病院 - 七隈四角 - 金山団地口 - 茶山 - 城南体育館入口 - 別府六丁目 - 別府二丁目 - 六本松 - 赤坂三丁目 - 警固町 - 天神 - (天神北)都市高速(西公園) - 中央市民プール - 福岡ドーム前(当時) - 国立医療センター - 医師会館・ソフトリサーチパーク前 - 福岡タワー南口 - ももち浜クリニックゾーン - 藤崎
- 片江営業所 - 長野町 - 倉瀬戸 - 福大病院 - 七隈四角 - 金山団地 - 茶山 - 城南体育館入口 - 別府六丁目 - 別府二丁目 - 城南区役所前 - 六本松 - 赤坂三丁目 - 警固町 - 天神 - 那の津四丁目
- 片江営業所→福大前→七隈四角→金山団地口→茶山→城南体育館入口→別府六丁目→別府二丁目→六本松→赤坂三丁目→警固町→天神→天神北
- 西油山ハイツ→野芥→福大病院→七隈四角→金山団地口→茶山→城南体育館入口→別府六丁目→別府二丁目→六本松→赤坂三丁目→警固町→天神→那の津四丁目
- 六本松→別府二丁目→別府六丁目→城南体育館入口→茶山→金山団地口→七隈四角→福大病院→野芥→西油山ハイツ
長らく茶山線の主力系統であったが、福岡市地下鉄七隈線の開業を目前にした2005年2月3日改正で七隈線と競合する14番は大規模な路線整理を受け、西鉄吉塚営業所・福岡タワー・藤崎行きの各路線は廃止。現在は福岡タワー・藤崎線を除き、同改正より140番が代替している。また2008年3月15日改正で平日朝2本運行だった那の津四丁目行きは1本に減便、2013年3月16日改正で西鉄片江営業所発着および深夜バスは廃止となった。また、同改正以降は西油山ハイツ発那の津四丁目行きを片江が担当している。かつて天神行きは、旧天神バスセンター内に乗り入れて降車扱いをしていた。また、天神から東中洲・呉服町を経て博多駅までや、七隈四角から干隈を経て飯倉を発着する便もあった。2020年3月21日のダイヤ改正をもって廃止となった。
- ■ 14快速(快速区間 別府二丁目→天神警固神社・三越前)
- 片江営業所→長野町→倉瀬戸→福大病院→七隈四角→金山団地口→茶山→城南体育館入口→別府六丁目→別府二丁目→六本松→警固町→天神→東中洲→土居町→呉服町→千代町→県庁九大病院前(当時)→吉塚営業所
平日・土曜朝に運行。城南学園通りを走る快速で最も本数が多かった。2005年2月3日改正で廃止。
- ■ 14 深夜バス
- 天神北→警固町→六本松→別府二丁目→別府六丁目→茶山→金山団地口→七隈四角→福大正門前→西片江一丁目→西鉄片江営業所
平日の深夜に運行。2013年3月16日改正で廃止、代わりに114番に深夜バスが新設された。
- ■■■ 114急行(急行区間 別府二丁目 - 博多駅)
- 片江営業所 - 長野町 - 福大病院 - 七隈四角 - 金山団地口 - 茶山 - 城南体育館入口 - 別府六丁目 - 別府二丁目 - 六本松 - 赤坂三丁目 - 警固町 - 天神 - キャナルシティ博多前 - 祇園町 - 博多駅交通センター(当時) - 博多駅筑紫口 - 駅東三丁目 - 山王一丁目
片江営発着の114番急行は、2005年2月3日改正に一度廃止されたが、同年11月1日に復活。しかし2007年3月26日改正で再び廃止された。その後、2017年6月10日改正で快速114番が設定され、10年ぶりに片江担当の速達系統が復活したが、翌2018年3月17日改正で廃止される。
- ■■ 快速114(六本松→博多駅方面:8)
- 博多駅 - 祇園町 - キャナルシティ博多前 - 天神一丁目 - 天神警固神社・三越前 - 警固町 - 六本松 - 別府駅前 - 茶山 - 金山団地口 - 七隈四角 - 福大病院 - 西片江一丁目 - 片江営業所
- ★ 深夜114
- 博多駅→祇園町→キャナルシティ博多前→天神一丁目→天神警固神社・三越前→警固町→六本松→茶山→金山団地口→七隈四角→福大正門前→西片江一丁目→片江営業所
- ■ 140
深夜バス。福大病院構内には入らない。現在の深夜バスは14番に準じた経路で運行。
- ■ 急行(急行区間 全区間)
- 博多駅→渡辺通一丁目→薬院駅前→六本松→七隈四角→福大病院→片江営業所
平日朝2本の福大病院急行。愛称はなかった。2007年3月26日より運行休止。
片江(城南)博多駅線[編集]
- ■ 16快速(快速区間 博多駅→六本松)
- 博多駅→住吉→渡辺通一丁目→薬院駅前→動物園入口(当時)→六本松→梅光園一丁目→笹丘→長尾一丁目→神松寺二丁目→島廻橋→片江小学校前→小松ヶ丘→東七隈→福大前→長野町→片江営業所
12番快速と同様、下り快速便は「エコルライナー」へ代替。 他に急行16や、特別快速16も存在した。
茶山(城南)博多駅線[編集]
- ■■ 18
- 片江営業所 - 長野町 - 倉瀬戸 - 福大病院 - 七隈四角 - (金山団地) - 金山団地口 - 茶山 - 城南体育館入口 - 別府六丁目 - 別府二丁目 - 六本松 - 桜坂 - 雙葉学園入口 - 薬院大通 - 薬院駅前 - 渡辺通一丁目 - 住吉 - 博多駅前 - 呉服町 - 千代町 - 県庁九大病院前(現・県庁前) - 西鉄吉塚営業所
14番と並び茶山線の主幹系統であり、かつては日中4本、平日朝には快速系統も運行されていた。福岡市地下鉄七隈線の開業前後は西鉄吉塚営業所までの延伸や金山団地経由の新設、減便などが実施されるも、路線の大半が七隈線と競合するため利用客減が続き2009年3月22日を以て廃止された。吉塚営業所及び博多駅前から福大病院折り返しの系統もあった。
- ■ 18快速(快速区間 別府二丁目→住吉)
- 片江営業所→長野町→倉瀬戸→福大病院→七隈四角→金山団地口→茶山→城南体育館入口→別府六丁目→別府二丁目→六本松→動物園入口(当時)→薬院大通→薬院駅前→渡辺通一丁目→住吉→博多駅
平日朝に7本の運行があったが、地下鉄開業後に減便され2008年3月15日改正で廃止された。末期は平日2本の運行だった。
- □ 58-1
- 博多駅前→住吉→渡辺通一丁目→薬院駅前→薬院大通→動物園入口(当時)→桜坂→泰星高校前(当時)→動物園前→薬院大通→薬院駅前→渡辺通一丁目→住吉→博多駅前
- 58-1番は桜坂経由で、平日・土曜の朝と平日のみ夕方にも1本運行。全便が博多駅 - 上智福岡中高前 - 博多駅の循環で、時刻表では動物園前から58として案内される(行先表示には58-1を表示する。かつては行先番号の部分に新幹線のピクトグラムを表示していた)。
- 元々58-1は博多営業所の都心循環線(外回り)、片江営業所・金武営業所・吉塚営業所の間合い運用で構成されていたが、2018年3月17日のダイヤ改正で博多営業所の持ち分が縮小したため、桧原営業所も運行に加わった。
2020年の3月のダイア改正で、夕方6:00代に、1本増発された。ただし、上智福岡中学・高等学校の、下校時間が18:00となっているため、通学需要があまり拾えていないのが難点である。
- 沿線には、雙葉学園入口バス停付近に福岡雙葉中学・高等学校桜坂バス停付近に、筑紫女学園中学・高等学校上智福岡中高前バス停付近には、上智福岡中学・高等学校があるため、朝の通学需要がとても多い。
小笹 - 天神線[編集]
- ■■ 54
- 片江営業所 - 南片江小学校前 -南町- 油山団地前 - 東油山 - 堤 - 片江一丁目 - 島廻橋 - 神松寺二丁目 - 長尾一丁目 - 笹丘 - 小笹 - 平和五丁目 - 山荘通 - 平尾 - 一本木 - 薬院二丁目 - 赤坂門 - 西鉄グランドホテル前 - 天神
2005年のダイヤ改正で59-1の新設に伴い廃止。もともと桧原担当で、1990年ごろ65番を統合した際に片江担当となった。 2000年代初頭までは、警固町 - 法務局前 - 天神 - 昭和通り - 蔵本 - 博多駅のルートで運行されていた。
桧原循環線[編集]
- ■□ 60
- 福大病院 - 片江営業所 - 堤 - 横内 - 桧原営業所 - 屋形原 - 中尾二丁目 - 若久 - 緑園前 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 那の川 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 西鉄グランドホテル前 - 赤坂門 - 警固町 - 赤坂三丁目 - 六本松 - 田島 - 友丘 - 小松ヶ丘 - 東七隈 - 福大前 - 片江営業所
- 片江営業所 - 福大前 - 東七隈 - 小松ヶ丘 - 友丘 - 田島 - 六本松 - 赤坂三丁目 - 警固町 - 赤坂門 - 西鉄グランドホテル前 - 天神 - 渡辺通一丁目 - 那の川 - 日赤前 - 清水町 - 野間四角 - 緑園前 - 若久 - 中尾二丁目 - 屋形原 - 桧原営業所 - 横内 - 片江営業所
- 九州がんセンター - 野多目 - 福商高校前(当時) - 若久 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 西鉄グランドホテル前 - 赤坂門 - 警固町 - 赤坂三丁目 - 六本松 - 田島 - 友丘 - 小松ヶ丘 - 東七隈 - 福大前 - 長野町 - 片江営業所
長きに渡って運行されていた桧原循環線の片江担当分。ガンセンター発の系統は以前、福商高校発であったがガンセンターまで延伸された。2000年8月1日の改正で廃止。
屋形原線[編集]
- ■■ 61
- 福大病院 - 倉瀬戸 - 長野町 - 片江営業所 - 堤 - 横内 - 桧原三角 - 桧原営業所 - 柏原 - 屋形原 - 福岡病院下 - 中尾二丁目 - 若久 - 緑園前 - 神田町一丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 那の川 - 高砂 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 西鉄グランドホテル前 - 赤坂門 - 西公園
- 福大病院 - 倉瀬戸 - 長野町 - 片江営業所 - 堤 - 横内 - 桧原三角 - 桧原営業所 - 柏原 - 屋形原 - 福岡病院下 - 中尾二丁目 - 若久 - 緑園前 - 神田町一丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 那の川 - 高砂 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 市民会館前 - 国際会議場・サンパレス前 - 中央ふ頭(博多港国際ターミナル)
- 福大病院 - 倉瀬戸 - 長野町 - 片江営業所 - 堤 - 横内 - 桧原三角 - 桧原営業所 - 柏原 - 屋形原 - 福岡病院下 - 中尾二丁目 - 若久 - 緑園前 - 神田町一丁目 - 野間四角 - 清水町 - 日赤前 - 那の川 - 高砂 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 那の津四丁目
2000年8月1日までは60番とされていた。開設当初は西公園行きだったが2004年11月1日に中央埠頭行き、2007年3月26日に那の津四丁目行きに変更された。当初は横内 - 鬼の木団地間が60番の廃止で空白地帯となるため救済路線として新設されたが、利用客減少で二度の路線規模縮小を重ね2009年3月23日廃止。
片江(長住)博多駅線[編集]
■ 64
- 片江営業所→南片江小学校前→南町→油山団地前→東油山→堤→片江一丁目→島廻橋→長尾変電所前→長住三丁目→長住一丁目→野間大池→野間三丁目→野間四角→西鉄高宮駅
西鉄高宮駅行きは、新設当初は混雑緩和のフィーダー便の役割を担っていたが、現在は土曜1本となる。 2013年4月27日運行便を以て廃止になった。
田島線[編集]
- ■□ 65
片江営業所 - (福大前) - 笹丘 - 田島 - 小笹 - 平尾 - 渡辺通一丁目 - 天神
概ね1時間に1本程度の運行。平日朝夕の数本のみ福大前を経由するものがあった。1990年代初頭に平尾以西を54番と統合するかたちで廃止された。
茶山(明治通)線[編集]
- ■■ 140(大名二丁目から博多駅行きは3番として運行)
- 博多駅交通センター - 祇園町 - 呉服町 - 土居町 - 東中洲 - 天神 - 西鉄グランドホテル前 - 赤坂門 - 大手門 - 城内美術館東口(当時) - 六本松 - 別府二丁目 - 別府六丁目 - 城南体育館入口 - 茶山 - 金山団地口 - 七隈四角 - 七隈七丁目 - 福大病院 - 倉瀬戸 - 長野町 - 片江営業所
2005年2月3日に地下鉄七隈線に対抗する形で新設。2010年3月27日改正で廃止。
福大病院 - 四箇田団地線[編集]
- ■ 無番
- 福大病院 - 東梅林 - 野芥二丁目 - 福岡歯科大学前 - 建石 - 四箇田団地
以前は12番の一部だった。2008年3月15日をもって土曜夜1便を残し早良営業所へ移管されるが、後に廃止されている。
福大病院(外環状)大橋線(社会実験)[編集]
- 2011年1月29日 - 2011年4月24日
- ■■ 急行 700 ※全停留所記載
- 福大病院 - 西片江一丁目 - 南片江 - 片江営業所 - 堤 - 長尾病院前 - 桜町 - 西花畑小学校・桧原桜前 - 自動車免許試験場前 - 屋形原一丁目 - 野多目 - (九州がんセンター) - 向新町 - 西鉄大橋駅
- 福大病院を朝の8時20分までに発車する大橋駅行きは九州がんセンターを経由しなかった。全便が急行として運行されていた(向新町 - 西鉄大橋駅間の既設停留所を通過)。
- 西鉄大橋駅始発便では、向新町まで国道385号ではなく福岡市道長浜太宰府線を経由していた(西鉄大橋駅出発後、日赤通りを北上し南区役所前の交差点から長浜太宰府線へ走行)。福大病院始発便は62番などと同様に国道385号を経由。なお、国道385号区間では急行162番と停車パターンが合致しなかった。
- 平日は毎時2 - 3本、土曜日・日祝日は2本程度の運行。
早良高校線[編集]
- ■ 無番
- 天神→赤坂門→警固町→六本松→梅光園一丁目→笹丘→長尾一丁目→神松寺二丁目→島廻橋→片江一丁目→堤→西鉄片江営業所→西片江一丁目→東梅林→野芥→野芥三丁目→早良妙見西口→早良営業所→早良平尾→仙道→城の原→野田→早良高校
- ■ 12
- 六本松→梅光園一丁目→田島→友丘→小松ヶ丘→東七隈→七隈四角→福大正門前→東梅林→野芥→野芥三丁目→早良妙見西口→早良営業所→早良平尾→仙道→城の原→野田→早良高校
- 無番
- 天神→赤坂門→警固町→六本松→笹丘→島廻橋→堤→西鉄片江営業所→東梅林→野芥→野芥三丁目
- 元々は早良高校まで運行されていたが、2013年3月16日改正で油山観光道路経由は野芥三丁目まで短縮、田島経由は廃止された。早良高校へは終点の野芥三丁目で3番・17番へ乗り継ぐ形をとっていた。平日1本のみの運行。
- 早良高校線は城南区東部から早良高校への通学路線で、1日1本ずつの運行。土曜は六本松発のみの運行であった。経路は13番(東油山は経由しない)及び12番に準じており、後者はかつて12番として運行していた。この2路線のみ、終点が「早良高校前」ではなく高校昇降口前の「早良高校」となっている。
- 2013年3月15日限りで田島経由は廃止、油山観光道路経由は3月18日より野芥三丁目までの運行に短縮されたがこれも2018年3月17日改正で廃止された。
博多駅~中央ふ頭線[編集]
- ■ 80
- 博多駅地区 - 祇園町 - キャナルシティ博多前 - (←■68)天神地区 - 市民会館前 - 国際会議場サンパレス前 - マリンメッセ前 - 博多港国際ターミナル
- 吉塚、桧原営業所と共同で運行しており、片江の送り込み・戻し運用は113番で行っていた。2009年3月のダイヤ改正からは平日にも運転されていたが、2016年10月1日改正で平日の運行が廃止、2017年6月10日改正でBRTに代替する形で廃止した。
茶山線[編集]
現在は博多駅発着のみ運行している。
- ■■ 14/→W3(天神→那の津四丁目間)
- 西油山ハイツ → 野芥 → 福大病院 → 七隈四角 → 茶山 → 別府駅前 → 六本松 → 警固町 → 天神警固神社・三越前 → 天神北 → 浜の町病院入口 → 那の津四丁目(上りのみ)
- ■■ 114/→8(六本松→博多駅・扇町間)
- 片江営業所 - 福大病院 - 七隈四角 - 金山団地 - 茶山 - 別府駅前 - 六本松 - 警固町 - 天神警固神社・三越前 - キャナルシティ博多前 - 博多駅 - 山王公園前 - 扇町
- 博多駅 → キャナルシティ博多前 → 天神警固神社・三越前 → 警固町 → 六本松 → 別府駅前 → 茶山 → 七隈四角 → 福大病院 → 野芥 → 西油山ハイツ(下りのみ)
- 博多駅 → キャナルシティ博多前 → 天神警固神社・三越前 → 警固町 → 六本松 → 別府駅前 → (梅光園口まで回送し16番博多駅行き)
- 本数は片江営業所 - 扇町間、福大病院 - 扇町間はいずれも日中概ね1時間に1本であった。金山団地へは扇町発着だけが乗り入れることとなっており、博多駅発着は乗り入れないものであった。なお、早良営業所が担当する17番とは異なり、扇町行きは博多バスターミナル構内へ乗り入れ、博多駅止まりは新三井ビル前に到着。下り便は扇町発、博多駅発ともにバスターミナルへと入るものであった。さらに、別府駅行きは客扱い後、梅光園口まで回送しそこから16番博多駅行きとなっていた。
- 14番の那の津四丁目行き、114番の西油山ハイツ行き、別府駅行き、扇町発着は2020年3月21日改正で廃止され、全便が114番博多駅発着となった。ただし、平日の朝に限り扇町系統が引き続き設定されている。
- ■ 140
- 天神 → 赤坂門 → 大手門 → 福岡市美術館東口 → 六本松 → 別府駅前 → (梅光園口まで回送し16番博多駅行き)
- 別府駅行きは客扱い後、梅光園口まで回送しそこから16番博多駅行きとなっていたが、2020年3月21日改正で廃止され、すべて天神または吉塚営業所発着となった。
屋形原(現人橋)線[編集]
現在は那珂川営業所が担当している。
- ■■ 6
- 西鉄大橋駅 - 南区役所 - 清水町 - 野間四角 - 屋形原 - 桧原営業所 - 堤 - 片江営業所 - 西片江一丁目 - 福大病院
- 2007年3月26日に区3番の廃止に伴い6番が新設された当初、片江便の61番は1時間間隔となったが、野間四角 - 福大病院間は30分間隔に増えた(その後、片江担当61番の廃止に伴い1時間間隔に減少)。系統番号に区3番が引き継がれなかった理由として、同時期に廃止された3番福大病院線との誤乗を避けるためと思われた。基本的に中型車が使用されていたが、大型車が使用されることもあった。福大病院到着後は折り返しまで片江営業所まで回送されて待機していたが、2010年3月27日のダイヤ改正で那珂川営業所に移管された。移管後は日中のみ1時間間隔での運行となっている。
車両[編集]
5月23日現在の車両配置の数 この数は路線車、貸切車を合わせた数となっている。 参考はこちらを見てください
いすゞ車は1998年式が2台、1999年式が1台、2000年式が7台、2005年式が5台、2006年式が1台、2010年式が4台、2013年式が5台、2014年式が2台、2015年式が5台、2016年式が8台、2017年式が1台、2018年式が2台、合計43台配置されている。
三菱ふそう車は1997年式が1台、2012年式が4台、2014年式が4台、2015年式が5台、2017年式が3台、2018年式が7台、合計24台配置されている。
日産ディーゼル(UD)トラックス車は1995年式が1台、2003年式が3台、2004年式が4台、2005年式が11台、2006年式が2台、2010年式が2台、合計13台配置されている。
日野車は1998年式が2台、1999年式が1台、2000年式が1台、2012年式が2台、2015年式が2台、2016年式が1台、2017年式が3台、2018年式が3台、2019年式が3台、2020年式が4台、合計22台配置されている。
片江営業所には102台配置されている。
- 元々はいすゞ車・日野車が指定されていたが、2000年代はUDトラックス(旧・日産ディーゼル工業)車が指定されていた。西日本車体工業が解散した2010年以降はいすゞ・日野に加え三菱ふそうも配置されている。都市高速経由の定期路線を有しないため、ETC搭載車は少数である。
- 大型車
- ツーステップ車:いすゞ車と日野車の配置。近年は廃車が発生し数を減らしつつあるものの在籍台数は多い方にある。
- ワンステップ車:2003年~2005年は日産ディーゼルUA型、2006年~2008年までと2010年にはスペースランナーRAを導入。2009年には宇美・雑餉隈から5台、2011年には那珂川から1台のエルガ(西工架装)が転入した。2010年代に入るとメーカー純正車体で導入され、まず2010年にエルガが導入された。2012年には三菱ふそう・エアロスターを導入し、2013年にはブルーリボンⅡを配置、久々の日野配置となった。ブルーリボンⅡについては現在全車が福岡空港・那珂川へ転出している。三菱ふそう車は本格導入前の2011年、700番新設に伴う車両不足を補うため金武営業所から3605号車(KL-MP35JM型)・雑餉隈営業所から3101号車(KC-MP217型)が転入したが、2012年初頭に3101号車は西鉄バス二日市本社へ転出、3605号車は4月に金武営業所へ再転出となった。
- ノンステップ車:2013年末から配置。現在はエルガ、エアロスター、ブルーリボンⅡ(2017年からブルーリボン)を順次導入している。
- ハイブリッド車
- 2012年に日野のブルーリボンシティハイブリッドが2台(8604・8605号車)配置された。2013年4月には九州初となるいすゞエルガハイブリッド(2722・2723号車)が那珂川営業所から転属し、2014年にも2830・2831号車が配置された。さらに2018年3月には福大・油山・油山(快速)博多駅線の移管に伴い桧原営業所より2916・2917号車が転入した。これによりいすゞエルガハイブリッドは全車当営業所配置となったが、2019年7月に2917号車のみ桧原営業所に再転出となった。
- 中型車
- 2010年に屋形原線の担当を移管したとともに他の営業所へ転出したため、配置されていない。
- 貸切車
- スクールバス及び営業所近隣の送迎用として日野大型(西工C型)、日野純正レインボー小型などが複数台配置されている。また、スクールバス用に三菱ふそう製のS型高速車が配置されている。
使用機器[編集]
備考[編集]
- 脇山営業所が担当していた3番福大病院線は営業運転前、および営業後に一部車両が片江営業所へ回送されていた(現在は那珂川営業所が担当する6番がこれに該当)。
- 都市高速経由の定期路線を有しない福岡地区で唯一の営業所である。
脚注[編集]
- ↑ 博多駅に到着後はおたふく駐車場に回送される。
- ↑ 終点到着後は那の津口駐車場に回送される。
- ↑ おたふく駐車場から博多バスターミナル2番のりばまでは回送で送り込まれる。
- ↑ 那の津口駐車場から天神協和ビル前までは回送で送り込まれる。
- ↑ 博多駅到着後は博多バスターミナル横のおたふく駐車場に回送されて待機する。
- ↑ おたふく駐車場から博多バスターミナル4番のりばまでは回送で送り込む。
- ↑ 博多駅到着後はおたふく駐車場に回送されて待機する。
- ↑ おたふく駐車場から博多駅前Bのりばまでは回送で送り込む。
- ↑ 那珂川営業所が担当する6番も福大病院発着便があるが、そちらは西片江一丁目・桧原・屋形原・中尾・若久と西鉄大橋駅を結ぶ便となっており、福大病院到着後は折り返しまで片江営業所まで回送されて待機するものである。
- ↑ 福大病院行きの場合、片江営業所は交差点を左折した先の片江営業所(同バス停始発の12番、13番、16番、95番、114番、140番、福大病院行きの6番と外環1番が使う)バス停に停車する。
- ↑ 福大病院構内駐車場で待機する場合、福大病院構内駐車場から回送され、構内駐車場を移動した先にある福大病院バス停から発車する。
- ↑ 博多駅 - 長住三丁目間は67番と同一経路である。
- ↑ 67番と同じく桧原営業所が担当する65番は渡辺通一丁目・住吉経由で終点は博多駅西日本シティ銀行前であるが、こちらも博多駅到着後は博多営業所に回送される。
- ↑ “『国道202号 福岡外環状道路』を走る新たなバス路線の社会実験をはじめます(PDF)”. 西日本鉄道 (2011年1月21日). 2012年10月30日確認。
- ↑ “『国道202号 福岡外環状道路』を走る新たなバス路線の社会実験延長について(PDF)”. 西日本鉄道 (2011年3月15日). 2012年10月30日確認。
- ↑ “『福岡外環状道路を走る新たなバス路線』復活!10月31日(月)より試行運行開始!(PDF)”. 西日本鉄道 (2011年10月3日). 2012年10月30日確認。
- ↑ “福岡外環状道路を走るバス路線 700番』本格運行へ!(PDF)”. 西日本鉄道 (2012年10月3日). 2012年10月30日確認。
- ↑ “バス車内に『ヒアリング・ループ』を設置し実証実験を行います!(PDF)”. 西日本鉄道 (2012年10月4日). 2012年10月30日確認。
- ↑ “西鉄大橋駅~福岡大学(病院)を結ぶ「エコルライナー」登場!-あわせて「福大病院(外環状)大橋線」の行先番号を〔外環 1 番〕に変更します-”. 2019年3月22日確認。