西日本鉄道早良自動車営業所
早良自動車営業所(さわらじどうしゃえいぎょうしょ)は、西日本鉄道のバス営業所の一つで、主に福岡市都心部と早良区南東部を結ぶ路線を担当する。営業所を示す表記は○早。
所在地[編集]
福岡県福岡市早良区東入部2丁目1番5号
- 最寄バス停:早良営業所
沿革[編集]
- 1981年(昭和56年)4月4日 - 開設。
- 2010年(平成22年)7月1日 - 西日本鉄道脇山自動車営業所を統合。
管轄路線[編集]
- 2020年3月21日現在の路線(太字は終点・始発停留所)
脇山線[編集]
(星の原団地 - 博多駅系統は博多営業所と共同運行)
- ■□■ 3
- さわら台団地 - 早良営業所 - 早良妙見西口 - 荒江四角 - 西新 - (明治通) - 天神 - 博多駅
- 脇山小学校前 - 早良高校 - 早良営業所 - 早良妙見西口 - 荒江四角 - 西新 - (明治通) - 天神 - 博多駅
- 陽光台 - 早良営業所 - 早良妙見西口 - 荒江四角 - 西新 - (明治通) - 天神 - 博多駅
- 西油山ハイツ - 早良妙見東口 - 荒江四角 - 西新 - (明治通) - 天神 - 博多駅
- 星の原団地 - 荒江四角 - 西新 - (明治通) - 天神 - 博多駅
- さわら台団地 - 早良営業所 - 早良妙見西口 - 荒江四角 - 福岡タワー(TNC放送会館)
- 星の原団地 - 荒江四角 - 福岡タワー(TNC放送会館)
- 福大前 - 七隈四角 - 荒江四角 - 西新 → (明治通) → 天神
- 主に博多駅・天神と早良街道沿線を明治通経由で結ぶ路線であるが、都心部の発着地は博多駅・天神・西新・福岡タワー、郊外部は陽光台・脇山小学校前・早良高校・さわら台団地・早良営業所・西油山ハイツ・星の原団地・福大前と、その運行系統は多岐にわたる。また、これに早良営業所 - 陽光台・脇山小学校前・早良高校の区間便も加わる。博多駅の出発は博多バスターミナル2番乗り場、降車は新三井ビル前降車場で行う。天神北へは天神行きのみ停車し、天神始発は天神新天町入口から出発する。平日7時30分~9時までは混雑緩和の為、上り博多駅・天神行に関しては脇山口を通過し交差点を右折した先にある西新商店街前へと停車する。この時間帯、脇山口へは交差点を右折しない福岡タワー行と93番藤崎行の2系統のみが停車する。
- 福岡地区で最多の運行本数を誇り、最も本数の多い脇山口-唐木で快速(後述)含め毎時10本以上が運行されるが、これでも2007年3月26日、2009年3月23日のダイヤ改正と近年では大きく減便されている。大名二丁目からは大正通りからの系統も合流し、さらに本数が増える。2016年3月26日ダイヤ改正でさわら台団地・早良営業所発着が博多営業所との共同運行になったが、2017年3月25日ダイヤ改正で再び早良の単独に戻っている。陽光台・早良高校発着は2007年3月26日から日中時間帯は快速となっている。福大前発着は平日のみ(朝に西新発を2本、昼に西新パレス前行きを1本、夕方に天神北行きを1本運行)である。西油山ハイツ発着は郊外の末端部分で上下の経路が異なる。早良高校前発着は一部時間帯に運転。早良高校前発着の一部は星の原系統の間合いとして百道浜営業所時代から平日のみ中型車を使用しているが、2012年3月17日のダイヤ改正からはこれと同様に各系統(博多駅・福岡タワー - 早良営業所)にも使用されるほか、極めて稀であるが代走で早良(城南)博多駅線や荒江線など他の系統に入ることもある。平日朝の早良高校行きの一部の便は早良高校前からさらに早良高校校内に乗り入れ、高校昇降口前(時刻表では「早良高校」)が終点となる。西油山ハイツ系統は天神発着であったが、2014年4月1日の改正で平日の西油山ハイツ系統の一部が早良営業所へ延伸の上、博多駅への乗り入れが開始された(早良妙見東口 - 西油山ハイツ間を複乗)。その後、2015年3月21日改正で西油山ハイツ発着も一部を除き博多駅発着に変更、2017年3月25日改正で早良営業所への乗り入れはなくなった。星の原団地発着は大坪の直前 - 星の原団地は道路が狭いため、原則中型スロープ付車両のみ運行。運行当初は西新 - 星の原団地を運行しており、系統番号が存在しなかった。そのため、路線図などでは「星」と表記されていた。のちに西新より先は天神、さらに博多駅まで区間が延長され、百道浜営業所開設時には出入便として福岡タワー南口発着(西南中高前経由)が新設された。2012年3月17日ダイヤ改正で百道浜営業所から早良営業所へ移管の上、脇山線へ統合し早良営業所への乗り入れが開始された(大坪 - 星の原団地間は複乗)が、2017年3月25日ダイヤ改正で星の原団地発着へ逆戻りした。百道浜営業所が撤退したことで福岡タワー発着はダイヤ改正の度に減便され、今や免許維持に近い形となっている。
- 2017年3月25日のダイヤ改正で、早良高校系統の運行経路が整理された。従来の野田経由・脇山小学校前経由の区分が無くなり、全便が野田を経由するようになった。後者については野田・早良高校経由で脇山小学校前を発着とする経路へと変更された。この経路変更は、17番でも実施される。
- 2018年3月17日のダイヤ改正で3-1・3-2・3-3Nを廃止したため、代替として朝時間帯にも快速を設定したほか、福岡タワー発着を増発することで早良街道沿線 - 西新駅(西新商店街前ならびに脇山口)の輸送力を確保している。
- ■ 特快3(特別快速区間 早良営業所→博多駅)
- 脇山小学校前 → (この間全停留所) → 早良営業所前 → 早良妙見西口 → 野芥三丁目 → 干隈 → 飯倉二丁目 → 荒江四角 → 西新商店街前 → 西新パレス前 → 赤坂門 → 天神福銀本店前 → 天神大和証券前 → 川端町・博多座前 → 呉服町 → 博多駅(博多駅新三井ビル前)
- 陽光台 → (この間全停留所) → 早良営業所前 → 早良妙見西口 → 野芥三丁目 → 干隈 → 飯倉二丁目 → 荒江四角 → 西新商店街前 → 西新パレス前 → 赤坂門 → 天神福銀本店前 → 天神大和証券前 → 川端町・博多座前 → 呉服町 → 博多駅(博多駅新三井ビル前)
- 平日朝ラッシュ時の上り陽光台→博多駅行2本、脇山小学校前→博多駅行2本のみ運行。行先表示器の色幕は方向幕時代の名残からか、博多駅行だが西部方面に使われる青(■)を掲示する。天神大和証券前→博多駅間は「快速」として運行する。
- 2000年初頭に新設。運行開始当初は早良営業所 - 博多駅系統の運行で、停車停留所は現在の停留所から赤坂門・川端町博多座前・呉服町を省いたものであった。その後、土休日ダイヤへの運行拡大、停車停留所に赤坂門・呉服町が加わり、2005年11月1日のダイヤ改正で朝晩時間帯に陽光台・早良高校発着の特別快速が開設された。そして2007年3月26日のダイヤ改正で現在の運行体系となる。早良高校発の1本は星の原線の間合いで百道浜営業所が運行していたが、現在は早良営業所運行となり使用車両も大型化した。2017年3月25日のダイヤ改正から早良高校発は前述の通り脇山小学校前発となる。川端町・博多座前は2010年6月26日ダイヤ改正から新規停車。
- ■ 快速3(快速区間 西新 - 博多駅)
- 行先表示器の色幕は行先に関わらず青(■)。便宜上「快速」として扱われているが、博多駅行きの西新パレス前→天神福銀本店前と郊外向け西新パレス前までは「特別快速」で案内される。
- 上記特別快速の停車停留所に加え、早良街道内の全停留所に停車する。博多駅行では車内放送で「このバスは、3番快速博多駅行です。西新パレス前までは各バス停に停車します。」と繰り返し案内される(一部の停留所では「西新パレス前までは各バス停に停車します。」の部分が省略される)。
- 日中は概ね15分間隔で、陽光台発着・脇山小学校前発着を交互に運行する。このほか、平日の朝と帰宅時間帯・土休日夜に早良高校前発博多駅行き、平日のみ博多駅発早良営業所行きの設定がある。早朝・夜間の運行はなく、代わりに陽光台発着・脇山小学校前発着の普通便が運行される。
- 現在の快速は2007年3月26日のダイヤ改正で従来の特別快速に代わって新設されたものである。2014年11月1日のダイヤ改正で博多駅発早良営業所行きの区間便が新設された。2015年3月21日改正で博多駅行きは天神大和証券前 - 博多駅三井ビル間において快速に変更された。また、530番の廃止代替として博多駅発早良営業所行きが夕方にも新設された。
- ■ 500/快速3(快速区間 天神大和証券前→博多駅)
- 陽光台→早良営業所→野芥駅前→(野芥ランプ → 都市高速 → 天神北RP)→天神→(明治通)→博多駅新三井ビル前
- 都市高速・野芥ランプ経由。平日朝に博多駅行きを4本運行。2015年3月21日の改正で従来の500番天神発着および530番の代替として明治通経由博多駅行きに変更し、荒江線から脇山線に移管した。明治通り内は快速運行(停留所は快速3番と同様)。
- ■ 93
- 四箇田団地 - 早寿園前 - 早良妙見西口 - 荒江四角 - 藤崎
- 四箇田団地・野芥・飯倉地区から早良区役所への足として運転されている。平日日中のみの運転だったが、今川転回場の廃止に伴う3番西新パレス - 四箇田団地系統のルート変更で2011年4月1日のダイヤ改正からは土曜・休日にも運転するようになっている。四箇田団地到着後は基本早良営業所へ回送される。
- 路線の詳細については「西日本鉄道百道浜自動車営業所#賀茂〜藤崎線」を参照。
- 藤崎と賀茂を結ぶ系統で、2011年7月16日のダイヤ改正から担当。早良営業所は平日朝の賀茂駅北発藤崎行き1本と折り返し藤崎発賀茂駅経由九州医療センター場内行きの1本、加え、2018年3月17日のダイヤ改正からは平日夜間の藤崎発賀茂駅北行きを百道浜から移管し担当している。賀茂駅と早良営業所の間は回送となっている。
- ■ 直行
- 博多駅→(ノンストップ・都市高速経由)→医師会館・ソフトリサーチパーク前→福岡タワー南口→藤崎
- シーサイド地区の通勤需要に特化した系統で、博多駅~医師会館・ソフトリサーチパーク前をノンストップで結ぶ。運行は平日朝の藤崎行きのみで、博多駅~医師会館・ソフトリサーチパーク前は特に著しく混雑する。博多駅の出発は306番と異なり5番乗り場。吉塚・百道浜・金武・壱岐営業所と共同運行で、早良は2013年11月2日改正で担当するようになった。
- ■ AIRPORT BUS直行
- 福岡空港国際線 - 博多駅(博多バスターミナル)
- 路線の詳細については「西日本鉄道吉塚自動車営業所#福岡空港国際線~博多駅・天神線」を参照。
- 2017年6月10日のダイヤ改正で早良も担当に加わった。脇山線の間合いで直行を担当する。吉塚・桧原・片江営業所との共同運行である。(当営業所と片江は直行のみ)
脇山支線[編集]
早良区南西部の山間部の集落である椎原・曲渕を通る路線。陽光台、脇山小学校前などで天神・博多駅方面の路線と乗り換えが可能である。2009年3月23日より椎原、曲渕発着便は全便脇山営業所担当となったが、2010年3月27日より早良営業所担当便が復活した。そのときから曲渕 - 椎原便が設定され、早良営業所発着は平日のみとなったが、2018年3月17日のダイヤ改正で全便が早良営業所発着となった。 かつては博多駅・天神・西新パレス前 - 椎原/曲渕間、博多駅・天神・西新パレス前 - 西神の原 - 脇山小学校前間の直通便があった(その後一時期、福大病院発着に短縮された)。西神の原経由は早良営業所 - 脇山小学校の運行であったが、2008年3月のダイヤ改正で椎原発着になり、2010年3月改正以降は曲渕 - 椎原の路線が運行していたが、2018年3月17日のダイヤ改正で早良ニュータウン入口経由早良営業所発着になり廃止された。脇山小学校 - 椎原はフリー乗降が可能となっている。
- ■ 3
- 早良営業所 - 早良平尾 - 内野 - 陽光台 - 上石釜 - 曲渕
- 早良営業所 - 早良平尾 - 内野 - 早良ニュータウン入口 - 城の原 - 脇山小学校前 - 一ッ田 - 椎原
- 2010年4月より、福岡市生活交通条例に基づき福岡市からの支援対象となっている[2]。
- 基本的に中型車が使用されるが、ピンチヒッターで大型車が入ることもある。
- 椎原発着のうち、一部は乗務員休憩のため折り返しまで早良営業所もしくは早良高校前(転回場)へ回送される。
- ■□ ほたる鑑賞臨時バス(臨時)
- 往路:西新一丁目 → 西新パレス前 → 脇山口 → 荒江四角 → 飯倉 → 干隈 → 野芥駅前 → 野芥三丁目 → 早良妙見西口 - 早良営業所 → (この間全停留所) → 上石釜
- 復路:上石釜 → 陽光台 → (この間3番と同一停留所) → 西新パレス前
- 室見川上流部のホタルの見頃に合わせて毎年6月上旬から中旬の土・日曜日の夜に運行される。2007年から2010年は早良営業所発着で運行されたが、2011年からは西新発着となった。3番の臨時便として運行していたが、2015年からは無番となりホタルの絵入りの行先表示に変更されるとともに、上石釜行きは一部停留所を通過するようになった。2019年は乗客数の減少や乗務員不足が原因となり[3]、休止している。
早良(城南)博多駅線[編集]
早良街道沿線と六本松・薬院・博多駅とを結ぶ路線。城南線・別府橋通り経由。以前は一部の便は博多駅を越え、高速バスの車庫がある扇町まで乗り入れる便があったが、2020年3月21日のダイヤ改正以降は扇町発着は平日の朝のみに限定され、そのほかは全便博多駅発着となった。かつては経年車が充てられていたが、近年は車両代替が進んだことで2010年代後半からはスロープ付き大型車の運用が殆どを占めるようになる。かつては脇山営業所と共同運行を行っており、ほとんどの便を脇山営業所が担当していた。扇町発着は以前にも沖学園前ループとして運行し、後に朝・夕方の一部を除き山王一丁目までへと短縮したが、2011年4月1日のダイヤ改正で山王一丁目発着が扇町まで延伸されたため再度終日運行されている。このときから沖学園前ループを廃止した。2010年のダイヤ改正からは早良高校発着の一部が脇山小学校前経由となった。これが後に脇山小学校前発着早良高校経由となる。
- ■■■ 17
- 脇山小学校前 - 早良高校 - 早良営業所 - 野芥 - 荒江四角 - 六本松 - 桜坂 - 薬院駅前 - 住吉 - 博多駅
- 陽光台 - 内野 - 早良平尾 - 早良営業所 - 野芥 - 荒江四角 - 六本松 - 桜坂 - 薬院駅前 - 住吉 - 博多駅
- 早良営業所 - 野芥 - 荒江四角 - 六本松 - 桜坂 - 薬院駅前 - 住吉 - 博多駅
- ■■■ 17(平日朝のみの運行)
- 早良営業所 - 野芥 - 荒江四角 - 六本松 - 桜坂 - 薬院駅前 - 住吉 - 博多駅 - 山王一丁目 - 扇町
- ■■ 快速17(平日朝上りのみ)
- 脇山小学校前 → (この間全停留所) → 荒江四角 → 別府四丁目 → 中村大学前 → 別府駅前 → 六本松 → 雙葉学園入口 → 薬院大通り → 薬院駅前 → 渡辺通一丁目十八銀行前 → 渡辺通一丁目サンセルコ前 → 住吉 → 駅前四丁目 → 博多駅
- 陽光台 → (この間全停留所) → 荒江四角 → 別府四丁目 → 中村大学前 → 別府駅前 → 六本松 → 雙葉学園入口 → 薬院大通り → 薬院駅前 → 渡辺通一丁目十八銀行前 → 渡辺通一丁目サンセルコ前 → 住吉 → 駅前四丁目 → 博多駅
- 早良営業所 → (この間全停留所) → 荒江四角 → 別府四丁目 → 中村大学前 → 別府駅前 → 六本松 → 雙葉学園入口 → 薬院大通り → 薬院駅前 → 渡辺通一丁目十八銀行前 → 渡辺通一丁目サンセルコ前 → 住吉 → 駅前四丁目 → 博多バスターミナル → (この間全停留所) → 扇町
- 博多駅止まりは西日本シティ銀行前に到着し、扇町行きのみ博多バスターミナル構内へ乗り入れる。郊外向けは扇町発・博多駅発ともにバスターミナルへは入らず、博多駅前B乗り場に停車する。博多駅止まりの場合、博多駅に到着後は博多バスターミナル横のおたふく駐車場に回送されて待機するが、扇町行きの場合は終点に到着するとその中にある高速バスの車庫で待機する。郊外向けは博多駅発の場合、おたふく駐車場から博多駅前Bのりばまでは回送で送り込まれ、博多駅前Bのりばから発車するが、扇町発の場合は中にある高速バスの車庫から発車する(博多駅筑紫口に到着後は博多バスターミナルには入らずにそのまま遠回りで博多駅前Bのりばに停車する)。平日朝の早良高校行きの一部の便は早良高校前からさらに早良高校校内に乗り入れ、高校昇降口前(時刻表では「早良高校」)が終点となる。
- 博多駅 - 早良営業所間は概ね日中10 - 15分間隔運行し、このうち毎時2-3本が陽光台・脇山小学校前(朝・夕方時間帯を中心に早良高校前)発着の運行となっている。快速便は平日ダイヤの朝ラッシュ時に上り脇山小学校前→博多駅間・陽光台→博多駅間で1本、早良営業所→扇町間で2本が運行される。扇町まで直通する便は平日ダイヤかつ朝時間帯に7往復(うち上り2本は快速)のみに限定された(それまでは毎日どの時間帯にも運行されていた)。かつては陽光台・早良高校側から扇町まで乗り入れる便もあったが、2020年3月21日時点のダイヤで姿を消した。
- ■ 307/W2(渡辺通り→福岡タワー間)
- 博多駅→住吉→天神→(天神北RP → 都市高速 →百道RP)→医師会館・ソフトリサーチパーク前→福岡タワー(TNC放送会館)
- 路線の詳細については「西日本鉄道吉塚自動車営業所#金武線」を参照。
- 早良営業所は平日朝に1本のみ担当。2008年3月のダイヤ改正以降脇山営業所が担当していたが、2009年9月のダイヤ改正からは早良営業所の担当に変更された。福岡タワー到着後は折り返し3番早良営業所行きとなる。
荒江線[編集]
200番は、博多駅・天神と東入部を国体道路経由で結ぶ路線で、一部は都市高速経由で福岡タワーへ至る。基本的にスロープ付き大型車で運用され、都市高速を使用する運用には原則スロープ付き大型車のみ充てられる。
- ■■ 200/8(六本松→博多駅間)
- さわら台団地 - 早良営業所 - 野芥 - 荒江四角 - 六本松 - (国体道路) - 天神 - (国体道路) - 博多駅
- ■■ 快速200/快速8(六本松→博多駅間)(快速区間 荒江四角 - 博多駅)
- さわら台団地 - 早良営業所 - (この間全停留所) - 荒江四角 - 別府四丁目 - 中村大学前 - 別府駅前 - 六本松 - 警固町 - 天神警固神社・三越前 - 天神一丁目 - キャナルシティ博多前 - 祇園町 - 博多駅(上り:博多駅新三井ビル前/下り:博多バスターミナル)
- ■■ 快速200/■W1(渡辺通り→福岡タワー間)(快速区間 荒江四角 - 天神警固神社・三越前)
- 早良営業所 - (この間全停留所) - 荒江四角 - 別府四丁目 - 中村大学前 - 別府駅前 - 六本松 - 警固町 - 天神警固神社・三越前 - 天神(上り:高速バスターミナル前/下り:ソラリアステージ前) - 天神北 - 那の津口 - (天神北RP - 都市高速 - 西公園RP) - 中央市民プール - (この間全停留所) - 福岡タワー(TNC放送会館)
- ■ 302(福岡タワー→百道ランプ口間)/■快速200(那の津口→早良営業所間)(快速区間 天神警固神社・三越前→早良営業所)
- 福岡タワー(TNC放送会館)→ 博物館北口 → 医師会館・ソフトリサーチパーク前 → 百道ランプ口 →(百道RP → 都市高速 → 天神北RP) → 那の津口 → 天神北 → 天神ソラリアステージ前 → 天神警固神社・三越前 → 警固町 → 六本松 → 別府駅前 → 中村大学前 → 別府四丁目 → 荒江四角 → (この間全停留所) → 早良営業所
- 現行ダイヤでは普通便は早朝深夜と日祝日ダイヤ下りの日中1本の早良営業所 - 博多駅と、平日ダイヤ朝の上り2本と夕方ラッシュ時以降、土休日の12時台までの上りと14時台(日祝日ダイヤは15時台)以降の下りのさわら台団地 - 博多駅のみで、その他は快速便を運行。福岡タワー系統は定期便は全て快速で運行だが、2018年度までの年末年始ダイヤでは早良営業所発福岡タワー行きの普通便が設定されていた。平日の福岡タワー発早良営業所行は2013年11月2日のダイヤ改正で百道ランプ経由に経路変更し、行先番号を302番に変更した。かつては急行便が存在し、早良営業所 - 天神 - 藤崎を運行していた。
- 福岡タワー発百道ランプ経由早良営業所行は百道ランプ口までは「快速302番」と案内する。快速となっているが、302番区間内は全ての停留所に停車する。天神 - PayPayドーム前の区間では2017年8月26日のダイヤ改正から151番・152番が特別快速→快速への種別変更および前述区間における快速運転の実施を行った事で、同じ種別を持つが停車停留所が異なるといった状況が起きている。
- 2015年3月21日改正で現在の形となるまでは平日朝ラッシュ時に上り博多駅行のみの運行で、天神警固神社・三越前 - 博多駅は各停留所に停車し従来の急行と差別化されていた。同改正で国体道路系統の速達種別が「急行」(天神 - 博多駅間速達)・「快速」(天神 - 博多駅間普通)から「快速」(天神 - 博多駅間速達)に統一されたため、従来から快速を名乗っていた200番は種別名はそのままに天神 - 博多駅間が速達化された。ダイヤ改正直後の車内放送は行先・停車停留所の案内は殆ど行われなかったが、暫くして行先・停車停留所の案内が追加された。一部の停留所では「荒江四角(まで/から先)は各バス停に停車します」の案内が入る。
- ■ 無番
- 早良営業所 - さわら台団地
- さわら台団地発の便に使用するための送り込みとして運転しているが、さわら台団地付近は登り坂があるためこの区間のみ利用する乗客も少なくない。早良営業所行きは平日のみ運転であったが、後に土曜・休日にも設定された。荒江線の他に脇山線もこの路線に含まれる。
過去の路線[編集]
荒江循環線[編集]
- ■□ 8
- 早良高校/脇山小/さわら台団地 - 早良営業所 - 飯倉 - 荒江四角→西新→赤坂門→天神→六本松→荒江四角 - 飯倉 - 早良営業所 - 早良高校/脇山小/さわら台団地
- ■□ 8−1
- 早良高校/脇山小/さわら台団地 - 早良営業所 - 飯倉 - 荒江四角→六本松→天神→赤坂門→西新→荒江四角 - 飯倉 - 早良営業所 - 早良高校/脇山小/さわら台団地
- 1980年代中頃に登場。当初は内回り、外回りともに8番で運行されていたが、後に内回りは8−1番となった。90年代初頭に廃止。
脇山線[編集]
- ○ 9
- 陽光台/脇山小 - 早良営業所 - 飯倉 - 荒江四角 - 西新 - 赤坂門 - 天神 - 渡辺通一丁目 - 住吉 - 博多駅交通センター
- 3番とは異なり、天神から渡辺通一丁目を経由して博多駅に向かっていた。日中は概ね1時間に1本程度の運行だった。80年代の中頃には廃止されていた。
- ■■ 3
- 西新一丁目→西新パレス前 - 脇山口 - 荒江四角 - 飯倉二丁目 - 干隈 - 野芥一丁目 - 早良妙見西口 - 早寿園前 - 四箇田団地
- 2011年3月31日まで土日祝日に運行
- 都市高速・野芥ランプ経由。2012年9月23日のダイヤ改正にて新設。博多駅行きは平日朝4本運行。2013年3月16日のダイヤ改正からは陽光台行きも平日夕方4本運行されていたが、運行経路の見直しとして530番が新設された2014年4月1日に廃止とされた。
- ■ 530
- 都市高速・野芥ランプ経由。510番を廃止して、2014年4月1日のダイヤ改正にて新設。510番とは違い博多バスターミナルは12番乗り場から発進する。その後は半道橋ランプから堤ランプまで都市高速を通り、一旦降りて堤バス停に停車する。その後堤ランプから野芥ランプまで都市高速を通る。博多駅行きは平日朝4本で陽光台行き平日夕方4本運行されている。利用の低迷により、2015年3月21日改正で廃止。
- ■■ 3
- 博多駅地区 - 祇園町 - 呉服町 - 川端町・博多座前 - 天神地区 - 赤坂門 - 大濠公園 - 地行 - 西新パレス前 - 脇山口 - 荒江四角 - 飯倉二丁目 - 干隈 - 野芥駅前 - 野芥三丁目 - (←早良妙見西口←) - 早良妙見東口 - 西油山ハイツ - (→早良妙見東口→) - 早良営業所
- 2014年4月1日の改正で天神 - 西油山ハイツ便が一部の便において西油山ハイツ経由で早良営業所まで延伸されたが、2017年3月25日のダイヤ改正で全便が西油山ハイツ発着に戻された。
- ■■ 3
- 博多駅地区 - 祇園町 - 呉服町 - 川端町・博多座前 - 天神地区 - 赤坂門 - 大濠公園 - 地行 - 西新パレス前 - 脇山口 - 荒江四角 - 飯倉二丁目 - 星の原団地 - 干隈 - 野芥駅前 - 野芥三丁目 - 早良妙見西口 - 早良営業所
- 福岡タワー(TNC放送会館)←医師会館・ソフトリサーチパーク前←西南中高前←西南学院大学前←脇山口←荒江四角←飯倉二丁目←星の原団地←干隈←野芥駅前←野芥三丁目←早良妙見西口←早良営業所
- 2012年3月17日のダイヤ改正で百道浜営業所の持ち分が早良営業所へ移管したことにより星の原団地から早良営業所への系統が開設されたが、2017年3月25日のダイヤ改正で全便が星の原団地発着に戻された。
- ■ 快速3-1
- 陽光台→内野→早良平尾→早良営業所前→早良妙見西口→飯倉→荒江四角→六本松→警固町→法務局前→天神→蔵本→博多駅
- 脇山小学校前→早良高校前→野田→早良平尾→早良営業所前→早良妙見西口→飯倉→荒江四角→六本松→警固町→法務局前→天神→蔵本→博多駅
- 内野・脇山・東入部から天神・博多駅へ別府橋通り・国体道路・昭和通経由で運行される、法務局へのアクセスに特化した路線で、平日朝のみ運転された。ルートは現存の2-1同様、西新・明治通を経由せず六本松・昭和通経由で運転し、警固町発車後は大正通りを経由して昭和通に合流する(大正通り上の停留所には止まらない)。天神日銀前より2番として運行されていたが、2番の博多駅乗り入れ終了に伴い、2014年11月1日のダイヤ改正以降は終点博多駅まで3-1番として運行された。
- 2017年3月25日のダイヤ改正で、早良高校系統の運行経路が整理され、脇山小学校前発、早良高校前・野田経由となった。また同改正で博多駅の到着が博多バスターミナルから三井ビル前降車場へと変更される。
- 2018年3月17日のダイヤ改正で廃止された。
- ■ 3-2
- 星の原団地→飯倉→荒江四角→西新→法務局前→天神→蔵本→博多駅
- 西新・昭和通経由。大濠公園までは3番と同経路を辿る。平日朝の3番の一部を置き換える形で末期は2本、博多営業所と共同で運行していた。元々3-2番は百道浜と博多が担当していたが、2012年3月17日ダイヤ改正で百道浜が外れ、2017年3月25日ダイヤ改正から当営業所も担当になった(星の原団地発の1本目に該当、早良営業所から回送)。
- 2018年3月17日のダイヤ改正で廃止された。
- ■ 3-3N
- 早良営業所→早良妙見西口→飯倉→荒江四角→脇山口→西南中高前→ヤフオクドーム前→都市高速→呉服町→祇園町→博多駅
- 西南学院大学前・ヤフオクドーム・都市高速経由で、ヤフオクドーム前 - 博多駅は306番と重複していた。よかトピア開催に合わせ設定された路線で、かつては陽光台・脇山小学校前発着もあった。都心方面は朝のみ、郊外方面は平日の夕方のみ運行だったが、2011年4月1日のダイヤ改正で早良営業所行きが廃止され、末期は平日・土曜に博多駅行き1本のみの運転であった。
- 2018年3月17日のダイヤ改正で廃止された。
- ■ 306
- 博多駅→呉服町→(呉服町RP → 都市高速 → 西公園RP)→ヤフオクドーム前→九州医療センター→ヒルトン福岡シーホーク前→福岡タワー南口→藤崎
- 早良担当分は2013年11月2日のダイヤ改正より脇山線の間合いで1本担当していたが、現在この便は壱岐営業所が運行。藤崎到着後は早良営業所へ回送するため、降車はバスターミナル側の停留所で行う。
脇山支線[編集]
西神の原経由は早良営業所 - 脇山小学校の運行であったが、2008年3月のダイヤ改正で椎原発着になり、2010年3月改正以降は曲渕 - 椎原の路線が運行していたが、2018年3月17日のダイヤ改正で廃止された。西神の原経由は谷口 - 脇山小学校 - 椎原はフリー乗降が可能となっていた。
- ■ 3
- 早良営業所 - 早良平尾 - 仙道 - 城の原 - 脇山小学校前 - 谷口 - 一ッ田 - 椎原
- 曲渕 - 水源地前 - 上石釜 - 陽光台 - 西神の原 - 谷口 - 脇山小学校前 - 谷口 - 一ッ田 - 椎原
- 椎原発着は仙道経由であった。
荒江線[編集]
- ■□ 93
- 早良営業所/早良妙見口 - 飯倉 - 荒江四角 - 六本松 - 天神 - 中央営業所/福岡競艇場/呉服町 - 博多駅/サンパレス前 - 吉塚駅
- 早良営業所/早良妙見口 - 飯倉 - 荒江四角 - 西新 - 藤崎 - 南庄 - 室見団地 - 原北中学校前
- 西新 - 藤崎 - 南庄 - 室見団地 - 原北中学校前
- 1980年代前半まで国道263号 - 国体道路 - 天神の基幹路線だったが、200番が登場して吸収されるかたちで消滅した。現在残る四箇田団地 - 早良街道 - 西新 - 藤崎の93番は、数多かった区間便の名残りである。なお、天神行きの93番は旧天神バスセンター7番降車場にて降車扱いを行っていた。
- ■■ 200
- 早良営業所→早良妙見西口→野芥一丁目→干隈→飯倉二丁目→荒江四角→別府二丁目→六本松→警固町→天神→(天神北)都市高速(百道)→医師会館・ソフトリサーチパーク前→福岡タワー南口→ももち浜クリニックゾーン→藤崎
- 平日の朝のみ運行。2012年7月23日ダイヤ改正で百道ランプ経由便が廃止された。警固一丁目から307番として運行。
- 藤崎 - 福岡タワー南口 - (200番:現行路線 医師会館・ソフトリサーチパーク前 - 早良営業所)
- (500番と直通) - (200番:現行路線 那の津口(ボートレース福岡入口) - 早良営業所)
- 藤崎発着は土休日の朝のみ運行していたが、2015年3月21日改正で廃止された。藤崎行きは天神バスセンター三越前(現:天神高速バスターミナル三越前)からW1として運行。500番との直通運行は2015年3月21日改正で廃止。
- ■ 500
- (200番と直通運転) - 天神地区(天神警固神社・三越前 - (→天神ソラリアステージ前→/←天神コア前←) - 天神北)→那の津口(ボートレース福岡入口)→(天神北)都市高速(野芥)→野芥駅前→野芥三丁目→早良妙見西口→早良営業所→早良平尾→内野→陽光台
- 陽光台、早良方面 - 天神を都市高速経由で結ぶ路線。2012年7月23日に運行を開始した。平日のみの運行で、朝に天神方面行き、夕方に陽光台行きを運行。全便が200番との直通運行となっている。2015年3月21日改正で天神行きを明治通経由博多駅行きに変更し、陽光台行きは廃止された。
さわら - マリノアシティ線[編集]
- ■■ 93(早良営業所行きは藤崎から3番として運行)
- 2009年2月28日から同年8月30日までの試行運行。土曜・日祝日のみ概ね1時間に2本程度の運行だった(平日は運行されなかった)。三菱ふそうU-MP218Mが充当されることがほとんどだった。
早良(急行)博多駅線[編集]
- ■□ 100急行
- 早良営業所 - 野芥 - 飯倉 - 荒江四角 - 別府二丁目 - 六本松 - 警固町 - 天神 - 都市高速 - 福岡空港
- 100円循環バスとは無関係。
- 東入部と博多駅を六本松・国体道路経由で結ぶ速達路線として誕生。西部地区と博多駅を結ぶ急行便(急行101、急行103、急行105)よりやや遅れて1987年頃に誕生。当初は早良営業所 - 博多駅の運行だった。のちに天神バスセンター経由で福岡空港まで延長されるが、1993年に福岡市営地下鉄が福岡空港に延長されたことにより乗客が激減し、翌年5月に天神止となって1996年3月に廃止された。
都心循環線[編集]
- □ 88
- 博多駅 - 住吉 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 東中州 - 呉服町 - 博多駅
現在の都心循環線(100円循環バス)と88番とは無関係。
天神ライナー[編集]
路線の概要、経路、車両など詳細についてはについては「西日本鉄道桧原自動車営業所#都心循環バス「100円ライナー」」を参照
- 当初金武営業所が運行していたが、しばらくして早良営業所に移管。出入庫は回送であったが、後に17番で行われるようになっていた。2013年3月15日を以て、運行を終了、当営業所所属の専用車(1614号車)は宇美営業所へ転属した。
茶山線[編集]
現在は片江営業所が担当している。
- ■■ 14
- 那の津四丁目 - 天神 - 警固町 - 赤坂三丁目 - 六本松 - 別府二丁目 - 別府六丁目 - 城南体育館入口 - 茶山 - 金山団地口 - 七隈四角 - 福大病院 - 東梅林 - 野芥 - 早良妙見東口 - 野芥六丁目 - 西油山ハイツ
- 多数の系統が運行されていて、茶山地区では最多の本数が運行されていたが、2005年の七隈線開業による路線整理で、基本的にこの系統のみの運行となり、本数が1時間1本程度となる。さらに2007年3月の改正で西油山ハイツ発着の大半を114番に吸収、新設することになり、現在は平日2本のみの運行となっている。その後、2011年3月のダイヤ改正により1日1本となり片江営業所が担当することとなった。
- ■■■ 114(→■■8)
- 早良営業所 - 早良妙見西口 - 野芥 - 福大病院 - 七隈四角 - 茶山 - 別府駅前 - 六本松 - 警固町 - 天神警固神社 - キャナルシティ博多前 - 博多駅 - 山王公園前 - 山王一丁目 - 扇町
- 早良営業所 - (←早良妙見東口←) - 西油山ハイツ - 早良妙見東口 - (→早良妙見西口→) - 野芥 - 福大病院 - 七隈四角 - 茶山 - 別府駅前 - 六本松 - 警固町 - 天神警固神社 - キャナルシティ博多前 - 博多駅 - 山王公園前 - 山王一丁目 - 扇町
- ■ 快速114
- 早良営業所→早良妙見西口→野芥三丁目→東梅林→福大病院→七隈四角→金山団地口→茶山→別府駅前→六本松→警固町→天神警固神社→キャナルシティ博多前→博多駅→山王公園前→山王一丁目→扇町
- 17番とは異なり、扇町行きは博多バスターミナル構内に乗り入れ、博多駅止まりは新三井ビル前に到着し、下り便は扇町発・博多駅発のいずれも博多バスターミナルに入るものであった(17番と同じく当路線の一部は博多駅を越え、高速バスの車庫がある扇町まで至るものだった)。
- 早良営業所発着は2018年3月17日のダイヤ改正で廃止し、茶山線から撤退した。
早良(城南)博多駅線[編集]
現在は博多駅発着のみ運行している。
- ■■■ 17
- 早良営業所 - 早良妙見西口 - 飯倉 - 荒江四角 - 六本松 - 薬院駅前 - 渡辺通一丁目 - 住吉 - 博多駅 - 山王一丁目 - 扇町
- 本数は早良営業所 - 扇町間は毎時1本となっていた。114番とは違い、扇町行きのみ博多バスターミナル構内へ乗り入れ、博多駅止まりは西日本シティ銀行前に到着し、郊外向けは扇町発・博多駅発ともにバスターミナルへは入らず、博多駅前B乗り場に停車するものであった。当路線の一部は博多駅を越え、高速バスの車庫がある扇町まで至るものだった。
- 扇町発着は2020年3月21日のダイヤ改正で平日の朝のみの運行となった。
- ■■ 特別快速17(早良営業所前→荒江四角間)/ 快速17(荒江四角→博多駅間)
- 脇山小学校前→早良高校前→野田→早良平尾→早良営業所前→早良妙見西口→荒江四角→六本松→薬院駅前→住吉→博多駅
- 陽光台→内野→早良平尾→早良営業所前→早良妙見西口→荒江四角→六本松→薬院駅前→住吉→博多駅→山王公園→山王一丁目→扇町
- 特別快速は平日朝のラッシュ時に脇山小学校前発が1本、陽光台発が2本(うち1本は扇町行き)運行されていた。荒江四角から先は快速17番として運行し、扇町行きは博多駅から普通として運行されていた。荒江四角までの停車停留所は特別快速3番に準ずるものであり、陽光台発扇町行きの特別快速は、2019年現在のダイヤで早良営業所以南から扇町に直通する唯一の便であった。
- 扇町系統と同様、2020年3月21日のダイヤ改正で特別快速便は廃止となり、荒江四角-博多駅間のみ快速運行し、1日2便の扇町行きに縮小となった。
車両[編集]
2020年5月21日現在の車両 ※この数は路線車(大型車、中型車)、貸切車を合わせた数となっている。
いすゞ車は1998年式が1台、2013年式が6台、2014年式が1台、2016年式が4台、2017年式が1台、2018年式が3台2020年式が3台、合計18台配置されている。
三菱ふそう車は、2012年式が6台、2015年式が6台、2016年式が2台、合計14台配置されている。
日産ディーゼル(UDトラックス)車が2004年式が5台、2005年式が11台、2006年式が6台、2007年式が3台、2008年式が5台、2009年式が2台、2010年式が3台、合計35台配置されている。
日野車が2013年式が2台、2014年式が6台、2017年式が3台、合計11台配置されている。
早良営業所には60台配置されている。
- 路線車
- 大型車はノンステップ車がいすゞエルガ・三菱ふそうエアロスター・日野ブルーリボン・日野ブルーリボンシティハイブリッド、ワンステップ車がエルガ・エアロスター・日野ブルーリボンⅡの純正ワンステップ車と西工B型架装のUDトラックス(日産ディーゼル)UA・スペースランナーRA。ノンステップ車・ワンステップ車の大半がETCを搭載している。なおツーステップ車はいすゞキュービック・エアロスターが配置されていたが2020年3月改正時までに全車引退した。
- 中型車はノンステップ車のみ在籍で、いすゞエルガミオと日野レインボーⅡ。ワンステップ車も在籍していたが2016年までに他営業所へ転出した。脇山線(星の原団地系統が中心)、脇山支線で使用する。
- 貸切車
- スクールバス及び営業所近隣の送迎用として大型の日野(西工C型)が配置されている。また、またスクールバス用にリフト改造を受けた日産ディーゼルのスペースランナーRM1台、路線車より転用のスペースランナーUA2台が配置されている。
備考[編集]
- 福岡地区での若い運転士を育てる営業所の一つとして指定されている。
- 以前は早良区飯倉5丁目に飯倉営業所が存在したが、現在は早良営業所に統合されている(跡地は西鉄ストアと、なっている)。なおこの当時は3/14/17/49/93各系統に飯倉営業所(現飯倉)行きのバスが存在した。
使用機器[編集]
- 運賃表示機、運賃箱はレシップ製を使用。2015年度の新車より液晶ディスプレイ(LCD)式の運賃表が導入されており、2015年12月からは既存車両についてもLCDへの交換が進み、2016年1月までに完了した。
出典[編集]
- 西鉄バス路線図【西区・早良区版】(2020年3月21日版)
脚注[編集]
- ↑ a b 陽光台7:17、7:39、8:07、8:25発の4本、脇山小学校前7:34、7:44発の2本、早良高校前8:12の1本は脇山口を通過し西新商店街前に停車。
- ↑ バス路線の休廃止に伴う対策 - 福岡市
- ↑ “西鉄、ホタル観賞バス休止 西新-室見川上流 利用低迷、乗務員不足”. 西日本新聞. 2020年4月11日確認。