ウィキペディアの生真面目ユーザーたちが紀伊半島大水害の項目をおカタく解説しています。 |
紀伊半島大水害(きいはんとうだいすいがい)とは、平成23年(2011年)9月に発生した、台風12号による豪雨災害のことである。この台風は典型的な「雨台風」であり、紀伊半島などに記録的な大雨を降らせ、土砂災害などにより和歌山県で56人、奈良県で15人、三重県で2人が死亡した。さらにこの3県で15人が行方不明となった。他にも埼玉県・兵庫県・広島県・徳島県・香川県・愛媛県の各県で死者が出た上、山の斜面が岩ごと崩れる深層崩壊が多発したため、道路や橋が寸断されて川が土砂でせき止められる土砂ダムが発生して集落の孤立が相次いだ。