祖先の勲功

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祖先の勲功(そせんのくんこう)とは、江戸時代改易の危機に立たされた大名家が、江戸幕府創設の過程で祖先が功績を挙げたのを理由として、改易を免れる名分として使われた言葉である。

概要[編集]

江戸時代江戸幕府の大名統制の下で、親藩譜代大名外様大名を問わずに様々な理由で改易されたりすることが多かった。これに対して、幕府はある時は恩情を見せる必要性から、またその改易対象の祖先が幕府創設において大きな勲功を挙げた由緒ある血統であることから、改易するのを避けるために「祖先の勲功が大きいことを考慮して」というのを名分に、御家存続を許可する場合が多かった。また、大名としての資格は失っても、旗本として御家を存続させたりすることもあった。これらの勲功は江戸時代初期に徳川家康に仕えて数々の功績を挙げた功臣の末裔、あるいは安土桃山時代などで活躍した戦国武将などに適用されることが多かった。

ちなみに、大御所時代には機構存続のトップと子沢山の将軍・大名の子女を片付けるニーズが合致して、血統の変わった養子で家康以来の大名家が改易を逃れるケースが多くなった。

実例[編集]

関連項目[編集]