水戸工臨
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水戸工臨(みとこうりん)とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が不定期に運行する工事列車である。
概要[編集]
常磐線の水戸駅と総武本線の新小岩信号場間を結ぶ工事列車で、1ヶ月に1回~2回程度の頻度で運転されている。千葉支社管内のバラスト輸送を担っており、水戸駅で西金工臨と接続し、新小岩から勝浦工臨・銚子工臨などへ継走する。
かつては水戸機関区常駐の電気機関車が貨車を牽引するという運行形態が採られていたものの、2022年頃を最後にこの形での設定は終了。2024年3月ダイヤ改正よりGV-E197系を使用した気動車列車として再スタートを切った。また、レール運搬列車(チキ工臨)としても走っていたが[注 1]、キヤE195系気動車の導入により、比較的早く消滅した。
現在の列車番号は、水戸→新小岩信(積車)が工8882D列車・新小岩信→水戸(空車)が工8883D列車で、機関車時代は、新小岩信→水戸(空車)が工6333列車、水戸→新小岩信(積車)が工6332列車だった。
使用車両[編集]
現在の使用車両[編集]
過去の使用車両[編集]
- EF81形(尾久車両センター所属機)
- 相当連結器を装備するEF81 139を除く。
- EF510形(田端運転所所属機)
- 2016年までに全車が富山機関区へ転属し、充当も消滅。
- ホキ800形(越中島貨物駅常駐貨車)
ダイヤ[編集]
ダイヤについては原則として非公開となっている。但し、一部時刻表公開サイトなどで閲覧可能な場合がある。
注釈[編集]
- ↑ 当時の列車番号は今とは異なる。