宇都宮配給
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宇都宮配給(うつのみやはいきゅう)とは、かつて東日本旅客鉄道(JR東日本)が尾久駅と宇都宮貨物ターミナル駅間で運転していた配給列車である。通称・ウハイ。
概要[編集]
2021年以前は毎週水曜日、同年以降は概ね毎月の第2・4水曜日に設定。
宇都宮貨物ターミナル駅に常駐するホキ800形を交番検査のため所属先の尾久車両センターまで回送し、検査が完了した車両を新たに宇都宮へ送り込むために運転されていた。2021年3月からは多くても3両程度での施行となっていたが、以前は貨車8~10両をつないだ運行も多かった。2024年度からGV-E197系が運用を開始したため、同7月28日を以て廃止された。
列車番号は、宇都宮タから尾久まで(往路)が配8936列車、尾久から宇都宮タまで(復路)が配8937列車となっている。牽引機が往路と復路で変わる場合もある。
使用車両[編集]
機関車[編集]
- 国鉄EF65形電気機関車(JR東日本尾久車両センター所属機)
- 尾久車両センター所属機のEF65形が主に用いられる。昨今の機関車牽引工臨の廃止に伴ってEF65形の工臨の運行機会は滅多になく、宇都宮配給は数少ない同形式の活躍場所となっている。2024年4月以降運用機会が減少し、EF81が代走に入る状態が続いている。
- 国鉄EF81形電気機関車(JR東日本尾久車両センター所属機)
- ごく稀に、尾久車両センター所属のEF81形が牽引する場合もある。貨物ちゃんねる等では代走扱いの表示となっている。
- JR貨物EF510形電気機関車 (JR東日本田端運転所(旧)所属機)
- まだ現役だった時代は偶に運用入りすることもあった。現在は全て富山機関区へ転属しているため運用は存在しない。
貨車[編集]
- 先述の通り、宇都宮貨物ターミナル駅の常駐貨車が使われる。