是枝裕和

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是枝 裕和(これえだ ひろかず・1962年6月6日 - )は、日本映画監督脚本家ドキュメンタリーディレクター映画プロデューサー

プロフィール[編集]

概要[編集]

東京都立武蔵高等学校を経て、早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。

1987年、テレビマンユニオンに入社し、1995年から『幻の光』で映画監督としても活動するようになる。

主な代表作は『幻の光』、『ワンダフルライフ』、『誰も知らない』、『歩いても 歩いても』、『そして父になる』、『海海街diary』、『三度目の殺人』、『万引き家族』、『ゴーイング マイ ホーム』など。

監督作品[編集]

長編映画[編集]

テレビドラマ[編集]

テレビドキュメンタリー[編集]

CM[編集]

ミュージック・ビデオ[編集]

プロデュース作品[編集]

出演[編集]

ドキュメンタリー映画
  • The Two Directors: A Flame in Silence(2015年、監督:海南友子)[24]

書籍[編集]

  • しかし…-ある福祉高級官僚 死への軌跡(1992年、あけび書房)ISBN 978-4900423664
  • 小説ワンダフルライフ(1999年、ハヤカワ文庫)ISBN 978-4150306113
  • 官僚はなぜ死を選んだのか-現実と理想の間で(2001年、日経ビジネス人文庫)ISBN 978-4532190682
  • DISTANCE 〜映画が作られるまで〜(2001年、スイッチパブリッシング)ISBN 978-4884180003
  • あの頃のこと-Every day as a child(共著、2004年、ソニーマガジンズ)ISBN 978-4789723398
  • 花よりもなほ(2006年、角川書店)ISBN 978-4048737029
  • 歩いても 歩いても(2008年、幻冬舎)ISBN 978-4344015142
  • それでもテレビは終わらない(共著、2010年、岩波ブックレット)ISBN 978-4002707976
  • 奇跡(2011年、文藝春秋)ISBN 978-4163301402
  • クーナ(2012年、イースト・プレス、絵:大塚いちお)ISBN 978-4781608693
  • ゴーイング マイ ホーム シナリオ(2012年、ポプラ社)ISBN 978-4591132173
  • そして父になる(2013年、宝島社文庫)ISBN 978-4800215154
  • 歩くような速さで(2013年、ポプラ社)ISBN 978-4591136720
  • 雲は答えなかった 高級官僚 その生と死(2014年、PHP文庫)ISBN 978-4569761558
  • 是枝裕和 対談集「世界といまを考える 1」(2015年、PHP文庫)ISBN 978-4569763507
  • 是枝裕和 対談集「世界といまを考える 2」(2016年、PHP文庫)[25] ISBN 978-4569764474
  • 海よりもまだ深く(2016年、幻冬舎文庫)ISBN 978-4344424739
  • 公園対談 クリエイティブな仕事はどこにある?(樋口景一と共著、2016年、廣済堂出版)ISBN 978-4331520284
  • 映画を撮りながら考えたこと(2016年、ミシマ社[26] ISBN 978-4903908762
  • 是枝裕和 対談集「世界といまを考える 3」(2016年、PHP文庫)[27] ISBN 978-4569765693
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう(共著、2017年、文春新書)ISBN 978-4166611188
  • 三度目の殺人(2017年、宝島社文庫)ISBN 978-4800273475
  • 是枝裕和(2017年、文藝別冊)ISBN 978-4309979274
  • 映画の言葉を聞く(早稲田大学「マスターズ・オブ・シネマ」講義録)(共編、2018年、フィルムアート社)ISBN 978-4845917105
  • 家族と社会が壊れるとき(ケン・ローチと共著、2020年、NHK出版新書)ISBN 978-4140886427

受賞歴[編集]

ドキュメンタリー作品において、ギャラクシー賞ATP賞などを数多く受賞。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. 第25回東京スポーツ映画大賞発表時には監督賞は北野武(『龍三と七人の子分たち』)とされていた。ところが、授賞式で同賞の審査委員長を務める北野が「是枝監督に監督賞をあげようかな」と自身が受け取ったトロフィーを会場に来ていた是枝に対して手渡し、これにより『海街diary』は1冠増えて、主演女優賞、助演女優賞、新人賞、監督賞と4冠に輝くことになった[33]。主催者である東京スポーツの授賞式記事(受賞者一覧)では「監督賞:北野武(「龍三と七人の子分たち」)→是枝裕和(「海街diary」)」となっている[34]

出典[編集]

  1. 是枝裕和×Cocco「大丈夫であるように」、米軍基地問題を受け全国で再上映”. 映画.com (2015年8月6日). 2015年10月15日確認。
  2. 渡邊玲子 (2013年10月10日). “是枝裕和監督インタビュー 福山雅治主演『そして父になる』 父とは何かを考える。”. dacapo the web-magazine. 2014年5月18日確認。
  3. 是枝裕和の新作で阿部寛&樹木希林が親子に、「海よりもまだ深く」公開決定”. 映画ナタリー (2015年12月25日). 2015年12月25日確認。
  4. 是枝裕和の新作に池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴ら タイトルは『万引き家族』”. CINRA.NET. 2018年2月14日確認。
  5. 是枝裕和監督、初の韓国映画は邦題「ベイビー・ブローカー」! “国民の妹”の出演も発表”. カカクコム(2022-03-01)、2022-03-01確認。
  6. 是枝裕和 (2013年3月4日). 「ゴーイング マイ ホーム」は是枝監督、人生の総括 両親の死が作品に与えた影響明かす. インタビュアー:中山治美. シネマトゥデイ.. http://www.cinematoday.jp/page/N0050768 2015年7月10日閲覧。 
  7. “WOWOWドラマ「有村架純の撮休」に柳楽優弥、満島真之介、伊藤沙莉ら豪華キャスト集結”. 映画.com. (2020年1月28日. https://eiga.com/news/20200128/5/ 2020年1月30日閲覧。 
  8. Netflix Announces new series "The Makanai: Cooking for the Maiko House" directed by Hirokazu Kore-eda”. Netflix Media Center. 2021年1月6日確認。
  9. 是枝裕和が初めて震災をテーマに…『未来への手紙2014〜あれから3年たちました〜』”. テレビドガッチ (2014年2月28日). 2016年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月4日確認。
  10. 「きょうの、あきない」”. TBS. 2015年4月12日確認。
  11. 広島出身・綾瀬はるか、戦後特番で遺族手記を朗読 是枝監督と再タッグ”. ORICON STYLE (2015年7月10日). 2015年7月10日確認。
  12. 戦後70年特別番組「いしぶみ〜忘れない。あなたたちのことを〜」”. 広島テレビ (2015年). 2016年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月4日確認。
  13. “サッポロビール2012年企業広告特別篇について 〜 村上春樹さんが初めてCMナレーションを執筆、監督は是枝裕和さん 〜” (プレスリリース), サッポロビール株式会社, (2011年12月26日, http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000004472.html 2019年9月4日閲覧。 
  14. 福山雅治、是枝監督と再びタッグ 映画『そして父になる』以来”. ORICON (2015年5月21日). 2015年5月21日確認。
  15. 長澤まさみ「海街diary」是枝裕和監督と再タッグ 関西弁&コミカルな演技で魅せる”. モデルプレス (2016年3月31日). 2016年4月1日確認。
  16. 広瀬すず×是枝裕和監督による初CMが完成、等身大の葛藤を描く”. ORICON NEWS. オリコン (2017年5月19日). 2017年5月20日確認。
  17. 長澤まさみと加瀬亮が夫婦に 是枝裕和監督の新CMが話題”. DWANGO.JP NEWS. ドワンゴ (2017年11月3日). 2017年11月21日確認。
  18. 是枝裕和と広瀬すず、earth music&ecologyのCMでタッグ”. 映画ナタリー (2019年2月21日). 2019年2月21日確認。
  19. “AKB48:ぱるる、珠理奈が“本気の涙” 新曲MVは4年ぶり是枝作品”. MANTANWEB. (2015年2月13日. http://mantan-web.jp/2015/02/13/20150213dog00m200044000c.html 2015年2月14日閲覧。 
  20. 門脇麦がバレエ披露、是枝裕和監修の高橋優MV「さくらのうた」完成”. 映画ナタリー (2016年2月6日). 2016年2月8日確認。
  21. 米津玄師、是枝裕和監督と初タッグ! 「カナリヤ」MVが公開”. 映画.com (2020年11月19日). 2020年11月23日確認。
  22. NONFIX : 扉の向こう 〜エレファントカシマシ・宮本浩次という生き方〜 - フジテレビ
  23. “是枝裕和総合監修「十年」に杉咲花、太賀、川口覚、池脇千鶴、國村隼!”. 映画.comカカクコム). (2018年5月4日. http://eiga.com/news/20180504/1/ 2018年5月4日閲覧。 
  24. 山田洋次監督&是枝裕和監督に追るドキュメンタリー、釜山で上映”. 映画.com (2015年10月10日). 2015年10月15日確認。
  25. 是枝裕和の対談集「世界といまを考える」第2弾、岸田繁やスガシカオら多彩な顔ぶれ”. 映画ナタリー (2016年2月2日). 2016年2月2日確認。
  26. “是枝裕和が“映画を撮りながら考えたこと”とは?構想8年、400P超の著書が発売”. 映画ナタリー. (2016年6月6日. http://natalie.mu/eiga/news/188158 2016年6月6日閲覧。 
  27. “是枝裕和の対談集第3弾が発売、ゲストは細田守、三谷幸喜、蜷川幸雄、森達也ら”. 映画ナタリー. (2016年10月4日. http://natalie.mu/eiga/news/204162 2016年10月5日閲覧。 
  28. 是枝裕和が伊丹十三賞受賞、映像作家としての姿勢を評価され喜びのコメント”. 映画ナタリー. ナターシャ (2016年3月14日). 2016年3月14日確認。
  29. “是枝監督、「ドノスティア賞」をアジア人で初めて受賞”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年9月25日. https://www.sanspo.com/geino/news/20180925/geo18092505010005-n1.html 2019年9月4日閲覧。 
  30. “是枝監督にアジア映画人賞 韓国・釜山国際映画祭”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年9月4日. https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/09/04/kiji/20190904s00041000148000c.html 2019年9月4日閲覧。 
  31. “是枝裕和監督、国際交流基金賞受賞「さらに豊かな文化交流を次世代に」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2021年10月20日). オリジナル2021年10月20日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211020125819/https://hochi.news/articles/20211020-OHT1T51146.html?page=1 2021年10月26日閲覧。 
  32. 是枝裕和、塚本晋也、綾瀬はるか、綾野剛らがTAMA映画賞授賞式で喜び噛みしめる”. 映画ナタリー (2015年11月21日). 2016年7月6日確認。
  33. 海街diary:たけしの思い付きで「東スポ映画大賞」1冠増え4冠に 綾瀬、長澤、すずがコマネチ”. まんたんウェブ (2016年2月29日). 2016年3月1日確認。
  34. 【東スポ映画大賞】授賞式、受賞者一覧”. 東京スポーツ (2016年2月29日). 2016年3月1日確認。
  35. 【第39回日本アカデミー賞】是枝裕和が最優秀監督賞!”. 映画.com (2016年3月4日). 2016年4月2日確認。
  36. “是枝監督の「海よりもまだ深く」がノルウェー映画祭で最高賞を獲得「とてもうれしい」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2016年10月17日). オリジナル2016年10月26日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/g2hRJ 2017年11月21日閲覧。 
  37. “「万引き家族」是枝裕和監督またまた快挙!ミュンヘン映画祭でARRI/OSRAM賞”. スポニチアネックス. (2018年7月8日. https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/07/08/kiji/20180708s00041000258000c.html 2018年7月8日閲覧。 
  38. “「万引き家族」是枝裕和がトルコの映画祭で監督賞、日本映画初&アジア人初の快挙”. 映画ナタリー. (2018年10月6日. https://natalie.mu/eiga/news/302735 2018年10月6日閲覧。 
  39. “バンクーバー国際映画祭で「万引き家族」が外国作品観客賞 「カメ止め」は再上映作に”. バンクーバー経済新聞. (2018年10月16日. https://vancouver.keizai.biz/headline/2521/ 2018年11月8日閲覧。 
  40. “TAMA映画賞:最優秀作品に「万引き家族」と「寝ても覚めても」 安藤サクラ、松岡茉優も受賞”. まんたんウェブ. (2018年10月4日. https://mantan-web.jp/article/20181003dog00m200045000c.html 2018年10月4日閲覧。 
  41. 2018年の「GQ MEN OF THE YEAR」が決定! 田中圭、美輪明宏、DA PUMPをはじめ10組が受賞!”. GQ JAPAN (2018年11月21日). 2019年6月15日確認。
  42. 第42回日本アカデミー賞授賞式”. 日本アカデミー賞公式サイト. 日本アカデミー賞協会. 2020年1月30日確認。

外部リンク[編集]