志田昇
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志田 昇(しだ のぼる、1950年[1] - )は、社会学者。大学非常勤講師[2]。首都圏大学非常勤講師組合書記長[3]。
福島県生まれ。1974年北海道大学文学部哲学科卒業。1982年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了[1]。博士課程単位修得論文は「ヘーゲル『美学講義』序論と唯物論」、指導教官は岩崎允胤[4]。1999年時点で首都圏大学非常勤講師組合委員長[5]。2004年時点で首都圏教育ユニオンメンバー[6]。2009年時点で首都圏大学非常勤講師組合副委員長[7]。2013年時点で同組合書記長[8]。2014年時点で自治労連本部専門委員も兼務[9]。
1991年に創設され2018年に閉鎖したトロツキー研究所の幹事・事務局メンバー[10]。小学館から出版された『日本大百科全書:ニッポニカ』の「トロツキズム」の項目の執筆者[11]。日本共産党員[12]。
著書[編集]
共著[編集]
- 『美学理論の展望』 上利博規、吉田正岳共著、梓出版社、1987年
訳書[編集]
- ウラヂミル・カルブスィツキー『反映論と構造主義――「プラハの春」の美学』吉田正岳共訳、梓出版社、1991年
- トロツキー『社会主義と市場経済――ネップ論』藤井一行共訳、大村書店、1992年
- P・デュークス、T・ブラザーストーン編『トロツキー再評価』西島栄共監訳、新評論、1994年
- キャサリン・A・マッキノン『セクシャル・ハラスメント オブ ワーキング・ウィメン』村山淳彦監訳、志田昇ほか訳、こうち書房、発売:桐書房、1999年
- ジルベール・アシュカル編『エルネスト・マンデル――世界資本主義と二十世紀社会主義』岡田光正、西島栄、湯川順夫共訳、柘植書房新社、2000年
- トロツキー『わが生涯 下』岩波書店(岩波文庫)、2001年
- トロツキー『ニーチェからスターリンへ――トロツキー人物論集【1900-1939】』森田成也共訳、光文社(光文社古典新訳文庫)、2010年
- エルネスト・マンデル『第二次世界大戦とは何だったのか』湯川順夫、山本ひろし、西島栄共訳、柘植書房新社、2014年
分担執筆[編集]
- 岩崎允胤編『実践的唯物論の方法と視角 下 価値と人間的自由』汐文社、1979年
- 後藤道夫編『ラディカルに哲学する 4 日常世界を支配するもの』大月書店、1995年
- 片桐薫、湯川順夫編『トロツキーとグラムシ――歴史と知の交差点』社会評論社、1999年
脚注[編集]
- ↑ a b 日外アソシエーツ編『新訂 現代日本人名録2002 2.かな~せ』日外アソシエーツ、2002年、1495頁
- ↑ ニーチェからスターリンへ 紀伊國屋書店
- ↑ 東大 5年で無期転換/組合会見 非常勤講師2800人 しんぶん赤旗、2019年1月26日
- ↑ 「昭和56年度 学位授与・単位修得論文(PDF)」『一橋研究』第7巻第2号、1982年
- ↑ 『控室』第25号 首都圏大学非常勤講師組合、1999年4月18日
- ↑ 月刊全労連 2004年5月号(通巻88号)目次 全国労働組合総連合
- ↑ 『控室』第71号(PDF)首都圏大学非常勤講師組合、2009年6月14日
- ↑ 非常勤講師を5年で雇い止め 京都府職員労働組合
- ↑ たたかいの現場から『労働情報』895号、2014年9月15日
- ↑ トロスキーとは何者? トロツキー翻訳研究室(藤井一行主宰)
- ↑ トロツキズム コトバンク
- ↑ 田上孝一のツイート。https://twitter.com/tagamimp/status/1623228627998621697