藤井一行
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藤井 一行(ふじい いっこう、1933年3月30日 - 2015年12月25日)は、社会思想史家[1]。富山大学名誉教授。
経歴[編集]
著書[編集]
単著[編集]
- 『社会主義と自由』(青木書店[青木現代叢書]、1976年)
- 『民主集中制と党内民主主義――レーニン時代の歴史的考察』(青木書店[青木現代叢書]、1978年)
- 改題新版『民主集中制のペレストロイカ――レーニン時代の組織原理』(大村書店、1990年)
- 『反逆と真実の魂――ベリンスキイの生涯と思想』(青木書店、1980年)
- 『共産党組織のペレストロイカ』(窓社[CS選書]、1989年)
- 『レーニン「遺書」物語――背信者はトロツキイかスターリンか』(教育史料出版会、1990年)
- 『新ロシア革命――エリツイン政権の基本的性格』(窓社、1992年)
- 『翻訳の品格――"新訳"にだまされるな』(著者自家出版会、2012年)
共編著[編集]
- 『スターリン問題研究序説』(中野徹三、高岡健次郎共編著、大月書店、1977年)
- 『トロツキーとゴルバチョフ』(上島武、中野徹三共著、窓社、1987年)
- 『知られざるエリツィン――ロシア史上初の大統領』(編、窓社[窓ブックレット]、1991年)
- 『新ロシアの基本問題――エリツィンは訴える』(編著、窓社[窓ブックレット]、1992年)
- 『勝野金政著作集』(稲田明子共編、日露電脳センター、2001年)※CD-ROM。
- 『拉致・国家・人権――北朝鮮独裁体制を国際法廷の場へ』(中野徹三共編著、大村書店、2003年)
訳書[編集]
- ルナチャルスキー「レキサンドル・セルゲーエヴィチ・プーシキン」『世界文學大系26 プーシキン レールモントフ』(金子幸彦、北垣信行他訳、筑摩書房、1962年)
- センベーヌ・ウスマン『セネガルの息子』(新日本出版社[世界革命文学選]、1963年/新日本出版社[新日本文庫]、1975年)
- センベーヌ・ウスマン『神の森の木々』(新日本出版社[世界革命文学選]、1965年)
- ウスマン『神の森の木々・セネガルの息子』(新日本出版社[世界の革命文学]、1972年)上記の合本
- 以上2作は原文フランス語だが、ロシア語訳からの重訳。
- ベリンスキイ「文学ということばの一般的意義」『世界文學大系96 文学論集』(福井芳男他訳、筑摩書房、1965年)
- プーシキン「スペードの女王」『世界文学全集20 プーシキン ツルゲーネフ』(金子幸彦他ほ訳、筑摩書房、1967年)
- ルナチャールスキー『芸術表現の自由と革命』(編訳、大月書店、1975年)
- トロツキイ『ソ連はどこへ――裏切られた革命』(窓社[歴史の審判]、1988年)
- トロツキー『新路線』(柘植書房、1989年)
- トロツキー『われわれの政治的課題――戦術上および組織上の諸問題』(左近毅共訳、大村書店、1990年)
- トロツキー『社会主義と市場経済――ネップ論』(志田昇共訳、大村書店、1992年)
- トロツキー『ロシア革命史(全5巻)』(岩波書店[岩波文庫]、2000-2001年)
分担執筆[編集]
- 「ベリンスキイにおける芸術の存在理由をめぐる諸問題」 金子幸彦編『ロシアの思想と文学――その伝統と変革の道』(恒文社、1977年)
- 「文芸批評」 金子幸彦、細谷新治、石川郁男、今井義夫編『ロシア解放思想の先駆者――チェルヌイシェフスキイの生涯と思想』(社会思想社、1981年)
- 「日本共産党にもペレストロイカとルネサンスを!」 松岡英夫、有田芳生編『日本共産党への手紙』(教育史料出版会、1990年)
出典[編集]
- ↑ 加藤哲郎「米国共産党日本人部研究序説――藤井一行教授遺稿の公開によせて(PDF)」『アリーナ』第20号、2017年
外部リンク[編集]
- 藤井一行研究室(Wayback Machine)
- 藤井一行研究室(予備)(Wayback Machine)
- トロツキー翻訳研究室(Wayback Machine)
- 翻訳出版の責任を問う(Wayback Machine)