島田正次
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島田 正次(しまだ まさじ、昭和22年(1947年)4月3日 - 平成30年(2018年)1月21日)は、静岡県出身の短距離選手。コーチ。湖西市議員。
経歴[編集]
静岡県生まれ[1]。短距離選手だったが、コーチとして出会った棒高跳びの指導で日本を代表する選手を育ててきた[1]。ナイキ、ミキハウス、高校、大学など様々なコーチを歴任して実績を伸ばし、世界大会を担う選手が師事するようになった[1]。教え子には日本記録達成者が3名おり、五輪大会に出場した選手もいる[1]。平成22年(2010年)4月の湖西市議選挙に出馬して初当選し、以後3期まで務めている[1]。また初当選と同じ時期に中京大学陸上競技部の棒高跳びの外部コーチに就任したが、平成29年(2017年)11月を最後に指導は行なっておらず、逮捕後に島田の写真が部のホームページから削除されたという[1]。
平成30年(2018年)1月10日、無料通信アプリLINEで少年に下半身の写真を送らせ、別の少年に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで神奈川県警により逮捕された[1][2]。
1月17日に釈放されて在宅での捜査に切り替えられ、同日付で湖西市議を辞職した。1月21日午前、静岡県浜松市の駐車場に停めていた車の中でぐったりしているのを通行人に発見されたが、既に死亡していた。状況から一酸化炭素中毒による練炭自殺と見られている。70歳没。
人物[編集]
男子棒高跳びで世界陸上6連覇を達成したウクライナの「鳥人」と称されたセルゲイ・ブブカの元コーチに指導を受けたことがあり、日本の有力選手が島田に師事するために湖西市に拠点を移すこともあったという[1]。