一酸化炭素

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一酸化炭素(いっさんかたんそ、: carbon monoxide)とは、酸素原子1つと炭素原子1つが結びついた化合物炭素の酸化物のひとつである。無色無臭で可燃性、有毒。化学式はCO。

概要[編集]

不完全燃焼時に多く発生。タバコの煙や排ガスにも含まれ[1]、戦時中は木炭を使って木炭自動車を動かす燃料として用いられた。

酸素と結びついて二酸化炭素となる。製鉄所内では、一酸化炭素を酸化鉄の還元に使用するため、二酸化炭素との平衡状態を操作してできるだけ二酸化炭素にならないようにする。

一酸化炭素中毒[編集]

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赤血球中のヘモグロビンとは酸素より結びつきやすいのでヘモグロビンを持つ動物が一酸化炭素に触れると一酸化炭素中毒で死に至る。石炭石油といった炭化水素などを燃焼させる暖房器や調理器具を使用するときは不完全燃焼を起こさないよう、換気をする必要がある。

狭い空間での火災では一酸化炭素中毒が死因となった事もある[2]。また、練炭自殺は一酸化炭素中毒を悪用したものである。 練炭自殺は、自殺者の顔がきれいなので苦しくないとされたこともあるが、実際には苦しいらしい。死ぬより先に体の自由がなくなり抵抗できないので、苦しくても何もできないのだ。

脚注[編集]

出典[編集]