岩波文庫に収録されそうな作品の一覧
ナビゲーションに移動
検索に移動
岩波文庫に収録されそうな作品または収録されたら面白い作品の一覧。重複を避けるため『必読書150』(柄谷行人ほか著、太田出版、2002年)、「10代で読んでいないと恥ずかしい必読書」(2chコピペ)に掲載されている作品を除く。
青帯[編集]
日本[編集]
- 野田泉光院『日本九峰修行日記』
- 池田寛親編『船長日記』(1822)
- 井上円了『真理金針』(1886)、『仏教活論序論』(1887)
- 桜田文吾『貧天地饑寒窟探検記』(1890)※『明治東京下層生活誌』に抄録あり。
- 石原修『女工と結核』(1914)
- 賀川豊彦『死線を越えて』(1920)
- 鈴木文治『労働運動二十年』(1931)
- 河合栄治郎『社会政策原理』(1931)、『学生に与う』(1940)
- 渋谷定輔『農民哀史』(1970)
- 大森荘蔵『言語・知覚・世界』(1971)
- 田中美津『いのちの女たちへ』(1972)
- 田中角栄『日本列島改造論』(1972)
- 山内みな『山内みな自伝』(1975)
- 黒田亘『経験と言語』(1975)
- 廣松渉『存在と意味』(1982・1993)
- 網野善彦
『日本中世の非農業民と天皇』(1984)※2024年に全2冊で文庫化。 - 大宅壮一『大宅壮一評論集』
東洋[編集]
- 『書経』
- 『詩経』※清原宣孝の『毛詩抄』が既刊2冊(ただし1940年代)。
- 『礼記』※大学と中庸は独立して刊行。
- 『春秋公羊伝』『春秋穀梁伝』※『春秋左氏伝』(全3冊)の現代語訳はある。
- 『淮南子』
- 玄奘『大唐西域記』
西洋[編集]
- 『タルムード』
- ハインリヒ・クラマー、ヤーコプ・シュプレンガー『魔女に与える鉄槌』(1487)
- メアリ・ウルストンクラフト『女性の権利の擁護』(1792)
- ヘーゲル『大論理学』(1812-1826)、『自然哲学』『精神哲学』(1817)
- フローレンス・ナイチンゲール『看護覚え書』(1860)
- トーマス・ヒル・グリーン『倫理学序説』(1883)
- シドニー・ウェッブ、ベアトリス・ ウェッブ『産業民主制論』(1897)
- ウィリアム・ブース『最暗黒のロンドン』(1890)
- ピョートル・クロポトキン『相互扶助論』(1902)
- G・K・チェスタトン『正統とは何か』(1908)
- L・T・ホブハウス『自由主義』(1911)
- ヒレア・ベロック『奴隷の国家』(1912)
- ヴェーラ・フィグネル『ロシアの夜』(1922)
- カール・コルシュ『マルクス主義と哲学』(1923)
- サミュエル・ゴンパース『サミュエル・ゴンパース自伝』(1925)
- アントニオ・グラムシ『獄中ノート』(1929-37執筆、第二次大戦後刊行)
- ヴィルヘルム・ライヒ『性格分析』(1932)、『ファシズムの大衆心理』(1933)、『性と文化の革命』 (1945)
- アルトゥル・ローゼンベルク『ボルシェビズムの歴史』(1932)
- フランツ・ボルケナウ『封建的世界像から市民的世界像へ』(1934)
- アルフレッド・エイヤー『言語・真理・論理』(1936)
- C・L・R・ジェームズ『世界革命』(1937)、『ブラック・ジャコバン』(1938)
- アドルフ・シュトゥルムタール『ヨーロッパ労働運動の悲劇』(1942)
- フランツ・レオポルド・ノイマン『ビヒモス』(1942)
- ベンジャミン・スポック『スポック博士の育児書』(1946)
- タン・マラカ『牢獄から牢獄へ』(1947-48執筆)
- ハンス・ゼードルマイア『中心の喪失』(1948)
- シモーヌ・ド・ボーヴォワール『第二の性』(1949)
- テオドール・アドルノ『権威主義的パーソナリティ』(1950)
- アイザック・ドイッチャー『武装せる予言者』『武力なき予言者』『追放された予言者』(1954年)
- ヘルベルト・マルクーゼ『エロス的文明』(1955)
- カール・ポパー『歴史主義の貧困』(1957)
- カール・ウィットフォーゲル『東洋的専制主義』(1957)
- エリック・ホブズボーム『素朴な反逆者たち』(1959)、『市民革命と産業革命』(1962)、『イギリス労働史研究』(1964)他
- ベティ・フリーダン『女らしさの神話』(1963。邦題『新しい女性の創造』)
- ケイト・ミレット『性の政治学』(1970)
- シュラミス・ファイアストーン『性の弁証法』(1970)
黄帯[編集]
- 『多武峯少将物語』(平安中期)
- 『平中物語』(平安中期)
- 『狭衣物語』(平安後期)
- 『とりかへばや物語』(平安後期)
- 『夜の寝覚』(平安後期)
- 『篁物語』(平安~鎌倉)
- 『住吉物語』(鎌倉初期)
- 藤原頼長『台記』
- 九条兼実『玉葉』
- 井原西鶴『男色大鑑』(1687)
緑帯[編集]
白帯[編集]
- シャルル・フーリエ『四運動の理論』(1808)
- ルイ=ブラン『労働の組織』(1840)
- ピエール・ジョゼフ・プルードン『所有とは何か』(1840)
- J・J・バハオーフェン『母権制』(1861)
- セルゲイ・ネチャーエフ『革命家の教理問答』(1869)
- ウィリアム・スタンレー・ジェヴォンズ『経済学の理論』(1871)
- カール・メンガー『国民経済学原理』(1871)
- ミハイル・バクーニン『神と国家』(1871)、『国家制度とアナーキー』(1873)
- カール・カウツキー『エルフルト綱領解説』(1892)
- エドゥアルト・ベルンシュタイン『社会主義の諸前提と社会民主主義の任務』(1899)
- アルフレッド・マーシャル『経済学原理』(1890)
- シーボーム・ラウントリー『貧困研究』(1901)
- チャールス・ブース『ロンドンの民衆の生活と労働』(1902-03)
- ヨシフ・スターリン『無政府主義か社会主義か』(1906/07)、『弁証法的唯物論と史的唯物論』(1938)他
- フレデリック・W・テイラー『科学的管理法』(1911)
- ポール・M・スウィージー『資本主義発展の理論』(1942)
- 川島武宜『日本社会の家族的構成』(1948)
- マーガレット・ミード『サモアの思春期』『男性と女性』(1949)
- ミハウ・カレツキ『経済変動の理論』(1954)
- 大塚久雄
『共同体の基礎理論』(1955) - 久留間鮫造『価値形態論と交換過程論』(1957)
- ピエロ・スラッファ『商品による商品の生産』(1960)
- ハリー・ブレイヴァマン『労働と独占資本』(1974)
赤帯[編集]
東洋[編集]
西洋[編集]
- ホーレス・ウォルポール『オトラント城奇譚』(1764)
- クレアラ・ リーヴ『イギリスの老男爵』(1777)
- ウィリアム・ベックフォード『ヴァテック』(1786)
- アン・ラドクリフ『ユードルフォの秘密』(1794)
- ウィリアム・ゴドウィン『ケイレブ・ウィリアムズ』(1794)
- マシュー・グレゴリー・ルイス『マンク』(1795)
- メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』(1818)
- チャールズ・ロバート・マチューリン『放浪者メルモス』(1820)
- ジェイムズ・ホッグ『悪の誘惑』(1824)
- ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』(1897)
- エルンスト・ユンガー『鋼鉄の嵐の中で』(1920)、『大理石の断崖の上で』(1939)
- フーゴ・バル『時代からの闘争』(1927)