10代で読んでいないと恥ずかしい必読書
ナビゲーションに移動
検索に移動
10代で読んでいないと恥ずかしい必読書は、ネット上で発表された世界の名著のリストである。しかしこれらすべてを読んだ10代が実際にいるはずがなく、むしろ成人後に使える読書指針である。
起源[編集]
この題名で、現在も読むことができる最古のネット上のリストは 2007/12/23 のものである。
プラトン | 饗宴 |
アリストテレス | 詩学 |
アウグスティヌス | 告白 |
レオナルド・ダ・ヴィンチ | 手記 |
マキァベッリ | 君主論 |
モア | ユートピア |
デカルト | 方法序説 |
ホッブス | リヴァイアサン |
パスカル | パンセ |
スピノザ | エチカ |
ルソー | 社会契約論 |
カント | 純粋理性批判 |
ヘーゲル | 精神現象学 |
キルケゴール | 死に至る病 |
マルクス | 資本論 |
ニーチェ | 道徳の系譜 |
ウェーバー | プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 |
ソシュール | 一般言語学講義 |
ヴァレリー | 精神の危機 |
フロイト | 快感原則の彼岸 |
シュミット | 政治神学 |
ブルトン | シュルレアリスム宣言 |
ハイデッガー | 存在と時間 |
ガンジー | ガンジー自伝 |
ベンヤミン | 複製技術時代における芸術作品 |
これらは実は、柄谷行人・浅田彰・岡崎乾二郎・奥泉光・島田雅彦・絓秀実・渡部直己の共著『必読書150』(太田出版、2002年)の冒頭の25作である。
このリストの内容はさておき、題名が秀逸なため、2008年以後、記事の引用の形で広まった。
作成経過[編集]
リストは追加・編集ができるため、主に2ちゃんねる(現5ちゃんねる)を舞台として、多くのバージョンが誕生した。(ギャグを狙った版もある)
2008年2月10日に「大学生なら読書するよな?11冊め」スレッドに発表された版は54作で、最初の40作は『必読書150』と同じだが、14作をオリジナルで追加している。
2008年2月17日には「笑えたものを貼るスレ84」で、より充実した112作のリストが発表された。
以後収録作品数は増加していき、2008年12月には141作となった。 以後この形で言及される事が多い。
2011年12月7日には163作があげられた。 以後は目立った増加はないようである。
標準と思われる版[編集]
標準版を決めることはできないが、2009年以後もっとも多く言及されたのは、2008年12月に成立した版で、下記の141作からなる。
他の版での採用作品[編集]
下記の作品もしばしば推薦されている。
分野を限定した版[編集]
「理系必読書ver0.2」が2011年9月に発表された。以下のリストであるが、これは版による違いがほとんどない。
他に、「東洋編」「フランス文学」のリストも2011年9月に発表された。
外部リンク[編集]
- 本を読むことで得られた知識は人生にとってプラスになる:【2ch】ニュース速報アワーズ 2007/12/23の最初の24作があげられた掲示板
- 笑えたものを貼るスレ84 2008/2/17 の112作をあげた掲示板
- test03345 本4- FC2 2008/12/8 の141作をあげた掲示板
- 読書しろ、読書しないやつはバカ、100冊は読め 2011/12/7 の163作をあげた掲示板
- お前らいつも本読めって言ってるけど、具体的にどれをよんだら 2011/9/15 の理系必読書ver0.2
- 読書をしようと思う。これだけはぜったい読んどけってやつを教えろ。 2011/9/24 の「東洋編」「フランス文学」の掲示板