岩手県営運動公園陸上競技場
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名称 | 岩手県営運動公園陸上競技場 |
所在地 | 岩手県盛岡市 |
開場 | 1966年 |
芝 | 天然芝 |
使用チーム | グルージャ盛岡 FCガンジュ岩手 |
収容人数 | 30,000人 |
岩手県営運動公園陸上競技場(いわてけんえいそうごううんどうこうえんりくじょうきょうぎじょう)は、岩手県盛岡市の岩手県営運動公園にある陸上競技場である。球技場としても使用される。施設は岩手県が所有し、岩手県スポーツ振興事業団が指定管理者として運営管理を行っている。
概要[編集]
岩手県営運動公園には、野球場や補助競技場、サッカー場、ラグビー場といった施設が配置され、岩手県のスポーツにおいて中心を担う施設として機能している。
同陸上競技場は、1970年(昭和45年)開催の第25回国民体育大会の会場とするために、1966年(昭和41年)6月に完成した。その後、1999年(平成11年)に、インターハイのサッカー会場となるために改修され、現在の姿になっている。
東北地方の陸上競技場としては、宮城スタジアムに次ぎ仙台市陸上競技場と並ぶ収容人員を誇る。サッカーやラグビーなどの公式戦も行われ、1993年(平成5年)にはJリーグの公式戦(ヴェルディ川崎対清水エスパルス)も行われたが、それ以降は同陸上競技場がJリーグのスタジアム規格を満たしていないために公式戦は行われていない。
2011年(平成23年)4月東日本大震災の復興支援のフレンドリーマッチとしてグルージャ盛岡対横浜FCの試合が行われ13,500人の観客を集めた。
2012年(平成24年)4月女子サッカーなでしこリーグ日テレ・ベレーザ対ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの試合が行われ、なでしこリーグ地方開催としては異例となる7,082人の観客を集めた。なおグルージャは2014年のJ3リーグ加盟以後は当競技場での公式戦を1試合も主催していない。
近年は老朽化が著しく進み、新設や改修を検討すべきではないかとの声も上がっている。
施設概要[編集]
- 所在地:盛岡市みたけ1丁目10の1[1]
メインスタジアム[編集]
- 日本陸上競技連盟第2種公認
- トラック:400m×8レーン
- 天然芝
- サッカー・ラグビーでの使用については芝生保護のため、県内大会の場合は決勝戦のみ、それ以外の東北ブロック大会・全国大会(日本プロサッカーリーグ、ジャパンラグビートップリーグも含む)レベルでのみの開放に限定する。ただしスパイクによるレーン破損を防ぐため、一部人工芝を敷くことを義務付ける。スパイクを使用しない少年サッカー大会や、競技会ではない広域的な人々の参加が見込めるスポーツ教室で利用する場合は内容を審査・検討したうえで許可を出す場合もある。
- 収容人数:30,000人(座席数約20,000・メインスタンド、バックおよびサイドスタンド後部のみ固定座席、他は芝生席)
- 照明設備:メインスタンド、バックスタンド・鉄塔型4基(平均照度:406ルクス(全灯) JリーグのうちJ1・J2に使用する場合は1500ルクス以上を求めており、現状ではナイター開催は不可)
補助競技場[編集]
- トラック 1周300m・直線130m 6レーン(うち3レーンは全天候型)
- 照明塔なし