尾崎神社 (金沢市)
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もしかして: 尾山神社
尾崎神社(おざきじんじゃ)とは、石川県金沢市丸の内5-5に存在する神社である。祭神は天照大神・徳川家康・前田利常。例祭は4月17日と9月17日に行なわれる。本殿・中門・透塀・拝殿および幣殿は重要文化財である。
概要[編集]
江戸時代前期の寛永20年(1643年)に、加賀藩の第3代藩主である前田光高が東照宮勧請を江戸幕府から許されて、金沢城北の丸に奉祀したのが起源と言われており、東照権現堂と当時は呼ばれていた。光高は母方を通じて家康の曾孫に当たるためである。明治7年(1874年)に現在の尾崎神社と改名し、明治9年(1876年)に金沢城内が陸軍用地になる際、現在の社地に移された。
社殿中、本殿や拝殿、幣殿、中門および透塀は朱を基調とした漆塗りであり、各種の彫刻、飾金具などで装飾された豪華絢爛たる建築物であり、共に国の重要文化財に指定されている。本殿は三間社流造銅板葺きで、内陣と外陣に分かれ、その構造は精巧を極めており、北陸における唯一の江戸時代初期の日光廟式社殿であり、日光東照宮の縮図とも言われている。
アクセス[編集]
- 金沢駅からバスで5分。