宇仁宏幸

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宇仁 宏幸(うに ひろゆき、1954年 - )は、経済学者。追手門学院大学経済学部教授。専門は経済理論。

兵庫県生まれ[1]。1977年京都大学工学部電気工学第二学科卒業。1995年大阪市立大学大阪市立大学経済学研究科理論経済学・経済史専攻単位取得満期退学[2]。1999年「構造変化と資本蓄積」で博士(経済学)(大阪市立大学)[3]

1977-1987年日本国有鉄道、1987-1988年日本テレコムに勤務。1994年大阪産業大学経済学部助手、1995年講師。1997年京都大学大学院経済学研究科助教授、2000年教授。2020年追手門学院大学大学院経営・経済研究科教授、同大学経済学部経済学科教授[2]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『構造変化と資本蓄積』(有斐閣、1998年)
  • 『制度と調整の経済学』(ナカニシヤ出版、2009年)

共著[編集]

  • 『21世紀入門――現代世界の転換にむかって』(捧堅二、高橋準二、田畑稔共著、青木書店、1999年)
  • 『叢書現代の経済・社会とジェンダー 第2巻 労働とジェンダー』(竹中恵美子編、山田和代、井上信宏、北明美、三山雅子、柚木理子、吉田義明、服部良子共著、明石書店、2001年)
  • 『資本主義のしくみ』(八木紀一郎共著、ナツメ社[図解雑学 絵と文章でわかりやすい!]、2003年)
  • 『入門社会経済学――資本主義を理解する』(坂口明義遠山弘徳鍋島直樹共著、ナカニシヤ出版、2004年、第2版2010年)
  • 『金融危機のレギュラシオン理論――日本経済の課題』(山田鋭夫磯谷明徳植村博恭共著、昭和堂、2011年)
  • 『縮小社会への道――原発も経済成長もいらない幸福な社会を目指して』(松久寛編著、中西香、石田靖彦、佐藤国仁共著、日刊工業新聞社[B&Tブックス]、2012年)

編著[編集]

  • 『現代資本主義への新視角――多様性と構造変化の分析』(山田鋭夫、鍋島直樹共編、昭和堂、2007年)
  • 『転換期のアジア資本主義』(植村博恭、磯谷明徳、山田鋭夫共編、藤原書店、2014年)
  • 『制度でわかる世界の経済――制度的調整の政治経済学』(厳成男、藤田真哉共編、ナカニシヤ出版、2020年)

訳書[編集]

  • ブルーノ・テレ『租税国家のレギュラシオン――政治的秩序における経済体制』(神田修悦、中原隆幸、須田文明共訳、世界書院、2001年)
  • イマニュエル・ウォーラーステイン責任編集『叢書世界システム 2 長期波動』(山田鋭夫、遠山弘徳、岡久啓一共訳、藤原書店、1992年)
  • ジャン=クロード・バルビエ、ブルーノ・テレ『フランスの社会保障システム――社会保護の生成と発展』(中原隆幸、神田修悦、須田文明共訳、ナカニシヤ出版、2006年)
  • ベルナール・シャバンス『入門制度経済学』(中原隆幸、斉藤日出治共訳、ナカニシヤ出版、2007年)
  • ピーター・A・ホール、デヴィッド・ソスキス編『資本主義の多様性――比較優位の制度的基礎』(遠山弘徳、安孫子誠男、山田鋭夫、藤田菜々子共訳、ナカニシヤ出版、2007年)
  • マルク・ラヴォア『ポストケインズ派経済学入門』(大野隆共訳、ナカニシヤ出版、2008年)
  • ロベール・ボワイエ『金融資本主義の崩壊――市場絶対主義を超えて』(藤田菜々子、中野佳裕、西洋、山田鋭夫、坂口明義、原田裕治共訳、山田鋭夫、坂口明義、原田裕治監訳、藤原書店、2011年)
  • ジョン・ロジャーズ・コモンズ『制度経済学――政治経済学におけるその位置 中』(坂口明義、高橋真悟、北川亘太共訳、ナカニシヤ出版、2019年)
  • ジョン・ロジャーズ・コモンズ『制度経済学――政治経済学におけるその位置 下』(北川亘太共訳、ナカニシヤ出版、2019年)

出典[編集]

外部リンク[編集]