鍋島直樹 (経済学者)
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鍋島 直樹(なべしま なおき、1963年 - )は、経済学者。名古屋大学大学院経済学研究科教授。専門は経済理論・経済学史[1]。
鹿児島県生まれ。1987年早稲田大学教育学部社会科学専修卒業。1993年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学[2]。1993年一橋大学経済学部助手、1994年名古屋大学経済学部助手、1995年富山大学経済学部講師、1997年同助教授[3]。2002年「ケインズとカレツキ : ポスト・ケインズ派経済学の源泉」で博士(経済学)(京都大学)[4]。2004年名古屋大学大学院経済学研究科助教授、2005年同教授[3]。
2004年『ケインズとカレツキ――ポスト・ケインズ派経済学の源泉』(名古屋大学出版会、2001年)で第1回経済学史学会研究奨励賞受賞[5]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『ケインズとカレツキ――ポスト・ケインズ派経済学の源泉』(名古屋大学出版会、2001年)
- 『ポスト・ケインズ派経済学――マクロ経済学の革新を求めて』(名古屋大学出版会、2017年)
- 『現代の政治経済学――マルクスとケインズの総合』(ナカニシヤ出版、2020年)
共著[編集]
編著[編集]
- 『現代資本主義への新視角――多様性と構造変化の分析』(山田鋭夫、宇仁宏幸共編、昭和堂、2007年)
訳書[編集]
- ジル・ドスタレール『ケインズの闘い――哲学・政治・経済学・芸術』(山田鋭夫、山崎聡、齋藤隆子、藤田菜々子、池田毅、内藤敦之訳、小峯敦共監訳、藤原書店、2008年)
- J.A.クレーゲル著、横川信治編・監訳『金融危機の理論と現実――ミンスキー・クライシスの解明』(石倉雅男、横川太郎共訳、日本経済評論社[ポスト・ケインジアン叢書]、2013年)
出典[編集]
- ↑ 入門社会経済学―資本主義を理解する (第2版) 紀伊國屋書店
- ↑ ポスト・ケインズ派経済学―マクロ経済学の革新を求めて 紀伊國屋書店
- ↑ a b 鍋島直樹 研究者総覧 - 名古屋大学
- ↑ CiNii 博士論文
- ↑ これまでの受賞者 経済学史学会