磯谷明徳

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磯谷 明徳(いそがい あきのり、1956年 - )は、経済学者。下関市立大学経済学部経済学科特命教授[1]。専門は制度経済学、進化経済学、労働・雇用システムの比較制度分析[2]

福島県生まれ[3]。1984年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学[2]茨城大学教養部助教授、九州大学経済学部助教授、京都大学経済学部助教授、九州大学大学院経済学研究院助教授[4]、准教授[5]、教授を経て、2021年下関市立大学経済学部・経済学研究科特命教授[4]。2005年「制度経済学のフロンティア : 理論・応用・政策」で博士(経済学)(京都大学)[6]。2020年進化経済学会会長[7]

マルクス経済学者の高須賀義博の門下生で、高須賀の理論的継承者の1人[8][9]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『制度経済学のフロンティア――理論・応用・政策』(ミネルヴァ書房[MINERVA現代経済学叢書]、2004年)

共著[編集]

  • 『社会経済システムの制度分析――マルクスとケインズを超えて』(植村博恭海老塚明共著、名古屋大学出版会、1998年、新版2007年)
  • 『金融危機のレギュラシオン理論――日本経済の課題』(宇仁宏幸山田鋭夫、植村博恭共著、昭和堂、2011年)
  • Boyer,R., Uemura,H. and Isogai,A.(eds.) Diversity and Transformations of Asian Capitalisms, Routledge, 2012.

編著[編集]

  • 『転換期のアジア資本主義』(植村博恭、宇仁宏幸、山田鋭夫共編、藤原書店、2014年)

訳書[編集]

  • S.ボールズ、D.M.ゴードン、T.E.ワイスコフ『アメリカ衰退の経済学――スタグフレーションの解剖と克服』(都留康共訳、東洋経済新報社、1986年)
  • S.マーグリン、J.ショアー編『資本主義の黄金時代――マルクスとケインズを超えて』(植村博恭、海老塚明共監訳、東洋経済新報社、1993年)
  • サミュエル・ボウルズ『制度と進化のミクロ経済学』(塩沢由典、植村博恭共訳、NTT出版[叢書「制度を考える」]、2013年)
  • サミュエル・ボウルズ『モラル・エコノミー――インセンティブか善き市民か』(植村博恭、遠山弘徳共訳、NTT出版、2017年)

出典[編集]

外部リンク[編集]