藤田菜々子
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もしかして: 藤田菜七子
藤田 菜々子(ふじた ななこ、1977年 - )は、経済学者。名古屋市立大学大学院経済学研究科教授。
経歴[編集]
三重県桑名市生まれ。1999年名古屋大学経済学部卒業。2005年名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了[1]。「ミュルダールにおける経済学と福祉国家 : 累積的因果関係論の視角から」で博士(経済学)(名古屋大学)[2]。2006年名古屋市立大学大学院経済学研究科講師、2009年准教授、2016年教授[3]。専門は経済学史、制度経済学。特にグンナー・ミュルダールを研究している。
2011年『ミュルダールの経済学――福祉福祉国家から福祉世界へ』(NTT出版、2010年)で第8回経済学史学会研究奨励賞受賞[4]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『ミュルダールの経済学――福祉国家から福祉世界へ』(NTT出版、2010年)
- 『福祉世界――福祉国家は越えられるか』(中央公論新社[中公選書]、2017年)
共著[編集]
訳書[編集]
- ブルーノ・アマーブル『五つの資本主義――グローバリズム時代における社会経済システムの多様性』(山田鋭夫、原田裕治、木村大成、江口友朗、横田宏樹、水野有香共訳、藤原書店、2005年)
- ピーター・A・ホール、デヴィッド・ソスキス編『資本主義の多様性――比較優位の制度的基礎』(遠山弘徳、安孫子誠男、山田鋭夫、宇仁宏幸共訳、ナカニシヤ出版、2007年)
- ジル・ドスタレール『ケインズの闘い――哲学・政治・経済学・芸術』(山田鋭夫、山崎聡、齋藤隆子、池田毅、内藤敦之共訳、鍋島直樹、小峯敦監訳、藤原書店、2008年)
- ロベール・ボワイエ『金融資本主義の崩壊――市場絶対主義を超えて』(宇仁宏幸、中野佳裕、西洋、山田鋭夫、坂口明義、原田裕治共訳、山田鋭夫、坂口明義、原田裕治監訳、藤原書店、2011年)
- ウィリアム・J・バーバー『グンナー・ミュルダール――ある知識人の生涯』(勁草書房[経済学の偉大な思想家たち]、2011年)
- グンナー・ミュルダール『ミュルダール 福祉・発展・制度』(ミネルヴァ書房、2015年)
出典[編集]
- ↑ ミュルダールの経済学―福祉国家から福祉世界へ 紀伊國屋書店
- ↑ CiNii 博士論文
- ↑ researchmap
- ↑ これまでの受賞者 経済学史学会