大島町 (長崎県)
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大島町(おおしまちょう)は、かつて長崎県西彼杵郡にあった町である。現在は西海市となって消滅している。
概要[編集]
呼子の瀬戸を間に、西海町に面する大島・寺島そして6つの無人島から成る町で、町の面積12.7平方キロの大島が町の主要部分を成しており、大島の南西は中戸橋によって崎戸町の蛎浦島と結ばれている。
この町は江戸時代に大村氏が支配する大村藩の放牧場が置かれた半農半漁の貧しい島であった。ところが昭和10年(1935年)に炭鉱が開発されると一気に状況が変わり、昭和45年(1970年)に閉山されるまでその炭鉱により大いに栄えた。昭和24年(1949年)4月に町制を施行して黒瀬町となるが、3ヵ月後の7月に大島町と名を改めた。
石炭閉山後の4年後の昭和49年(1974年)に大島造船所が誘致されて造船の町へ転換を成した。造船所のほかに中小の機械・食品・縫製工場などがあり、零細ながら農業や漁業も行なわれている。
平成17年(2005年)4月1日、大瀬戸町、西彼町、西海町、崎戸町の5町と新設合併し、西海市となったことで大島町は消滅した。
大島町の特産品[編集]
大島町の年中行事[編集]
- 長崎大島トライアスロン(7月。町内全域)。
- ペーロン大会(8月。徳万海岸)。