ワカメ
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和布(わかめ)とは、海藻の一種。輸送船のバラスト水に交じって生息域を広げ、ワカメを食べない地域では外来雑草とされている。
概要[編集]
日本では広く食用とされている。ただしミネラルと食物繊維くらいしか含有せずカロリー源にはならない。ミネラル分を多く含む反面、有毒な重金属類を蓄積するのではないかという批判(非難)もある。
ほとんどが水分であるため、フリーズドライ加工をするとかなり軽くなる。そのためムクドリなどが大量に摂取して水を飲んだら死んだという事例があるらしい。
人間生活との関わり・利用[編集]
生わかめ、塩和布などとして市場に出回り、湯に放つとパァッと緑色になることが知られている。旬は筍や山椒の新芽の季節と重なるため、「若筍煮」として親しまれる。
沼津のあたりでは、煮魚の煮汁に戻した和布を入れてさっと煮るという楽しみかたが知られているが、たぶん全国的に知られているので地方食ではなかろうと思う。
その他[編集]
三浦半島の若芽は関東圏ではよく知られているが、それぞれの地方に名産地があると思うので、春になったら最寄りの産地をチェックしておくとよいかもしれない。