可部駅
可部駅* | |
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かべ Kabe | |
◄JR-B13 中島 (1.4km) (0.8km) 河戸帆待川 JR-B15► | |
所在地 | 広島市安佐北区可部二丁目27-63 |
駅番号 | JR-B14 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | B 可部線 |
キロ程 | 14.0 km(横川起点) 広島から17.0km |
電報略号 | カヘ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 2,282人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1911年(明治44年)7月13日 |
備考 | 直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 広 広島市内駅 |
* 一時期可部町駅や広浜可部駅を名乗っていた。 | |
可部駅(かべえき)は、広島県広島市安佐北区可部にある西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の鉄道駅。
概要[編集]
可部地区の代表駅。可部線の廃止と復活で終着駅になったり中間駅になったり、ホームも増えたり減ったり駅が綺麗になったりしている。
便所は改札内にあり、広島市内にもかかわらず男女共用の汲み取り式であったが、汚くて悪臭が漂う便所は乗客に不評だった。しかし2006年(平成18年)3月に清潔感のある男女別の水洗式便所に改造されている。かつては改札外に男女別の汲み取り式便所があったが、閉鎖された。
利用者数では大町駅や下祇園駅の後塵を拝する。とはいえ可部線自体広島屈指のドル箱路線であり、両駅とも広島基準で地方交通線基準・単線基準の許容範囲を遥かに超えているだけあり、可部駅の利用客は十分多い。
可部の市街地は駅の北西にあり、三段峡方面のあった時代は駅の無かった河戸帆待川駅の方が近い。国鉄バス広浜線全盛時代も特急バスは可部駅前バス停ではなく市街地の可部上市バス停に停車していた。
駅改良工事以前[編集]
2016年(平成28年)12月17日までは、単式ホーム1面1線(旧1番のりば)と島式ホーム1面2線(旧2・3番のりば)を持つ地上駅であった。可部線延伸のための駅改良に際し、島式ホームの片側であった旧3番のりばが改称され、現在の1番のりばとなった。なお現在の2番のりばは、駅改良前にはホームのない側線であった旧4番線にホームを新設して設けられたものである。
駅改良直前の時期には、大半の列車は旧2番のりばから発車していたが、朝晩の一部の列車は旧1番のりばや旧3番のりばから発車するものもあった。なお三段峡方面廃止前から旧3番のりばにも架線があり、電車の入線も可能であった。
旧3番のりばは当駅において三段峡方面につながる唯一の旅客ホームであったため、主に三段峡方面ゆき、および三段峡方面から当駅を直通する広島方面ゆき列車の発着に使用された。旧1・2番のりばは頭端式であったため、広島方面への折り返し専用であった。旧3番線は構内北端で保線用車両留置線2本を北に向け分岐していた。旧3番線の外側にはホームのない側線(旧4番線)があり、構内両端で旧3番線に合流していた。かつては、さらに外側にも側線があった。
三段峡方面が存続していた当時、上記の配線のため当駅に停車する三段峡方面直通の列車同士が行き違うことはできなかった。1970年代には、臨時快速「三段峡」の下りは当駅で上りの定期列車と交換していたが、その定期列車が旧3番線に停車しているため、快速は側線経由で行き違いをし、当駅を通過扱い(運転停車)にするというダイヤであった。
三段峡方面廃止後、旧3番線は、前述の保線用車両留置線を分岐し、外側の側線を合流して構内から少し北に伸びたところ(国道54号のオーバークロス手前)で車止めが設置され、途切れていた。このため、旧3番のりばに列車が到着する場合は万一の過走事故防止のため構内踏切(列車停車位置より北側にある)が作動したが、実際に構内踏切部分の線路まで営業用列車が進入することはなかった。
当駅の手前には場内信号機が2基設置されていた。三段峡方面が存在した当時の名残で、旧3番線が本線扱いとなっており高い位置に信号機が設置されていた。旧1・2番線用の信号機は低い位置に設置され共通で副本線扱いとなっており、その下に進路表示機が付属していた。副本線用場内信号機が「黄」を現示している場合は付属の進路表示機に数字で「1」または「2」が表示され、到着番線を指示していた。
隣の駅[編集]
B 可部線の駅一覧 |