化学式
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化学式(かがくしき)とは、物質を構成する元素を元素記号を用いて表した、世界共通の式である。
概要[編集]
化学反応式には必ず使用されるほか、言葉で表すと煩雑になる場合など、化学系の文献を中心に地の文で使われることも多い。
化学式は大きく、分子を作る物質を1つの分子に含まれる各原子の数で表した分子式と、イオン結晶など分子を作らない物質を、各原子の個数の比率で表した組成式とに分かれる。どちらの場合でも、構成する元素は金属→非金属の順に書く、同じ種類の原子が複数含まれる場合は、元素記号の右下にその数を書く、非金属元素はケイ素→炭素→リン→窒素→水素→硫黄→ヨウ素→臭素→塩素→酸素の順に並べるなど、基本的なルールがある。