原子
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原子(げんし)とは、物質をどんどん細かく分解していくと辿り着く、物質の最小単位である。
概要[編集]
物質には最小単位があるという考え方は古代ギリシア時代にはすでに存在していたが、一般大衆も含めて原子の存在が広く受け入れられるようになったのは19世紀にジョン・ドルトンが提唱した原子説が受け入れられてからのことである。
原子は負の電荷をもつ電子と正の電荷を持つ陽子と電気的に中性の中性子から成る原子核から構成され、原子全体としては電気的に中性である。ただし、原子から一部の電子が脱落したり、逆に電子が原子に捕らえられたりすると、電荷を持つイオンとなる。原子の種類のことを元素といい、単一の元素から構成される物質を単体と呼ぶ。また、原子がいくつか結合すると分子を構成する。金属や希ガスを除けば、原子は単独で存在することは殆どなく、概ね、分子の形で存在している。
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